Xsan ネットワークデバイスのシステム終了と起動の順序
データが消失しないように、Xsan ネットワークデバイスを正しい順序でシステム終了して起動する方法を説明します。
Xsan ネットワークデバイスを正しくシステム終了し、起動しないと、一部の論理ドライブが使えなくなる場合があります。以下の手順にそって、Xsan ネットワークを安全に終了し、起動してください。
Xsan デバイスをシステム終了する
以下の手順を、順序通りに実行してください。1 つ手順が終わったら、そのつどシステムまたはデバイスが完全に終了しているか確認してから、次に進んでください。
Xsan クライアントをシステム終了します。
Xsan メタデータコントローラ (MDC) で Server App を使い、Xsan ボリュームをすべて停止します。
Xsan MDC システムを終了します。
すべてのストレージデバイスをシステム終了します。
Promise VTrak RAID に JBOD 拡張ユニットを足して使っている場合は、必ず RAID サブシステムの電源のほうを先に切ってください。その後で、JBOD 拡張ユニットの電源を切ります。
すべてのファイバー・チャネル・スイッチとギガビット Ethernet スイッチをシステム終了します。
Xsan デバイスを起動する
以下の手順を、順序通りに実行してください。1 つ手順が終わったら、そのつどシステムまたはデバイスが完全に起動したか確認してから、次に進んでください。RAID デバイスと関連するスイッチは、MDC システムよりも起動に時間がかかります。
すべてのファイバー・チャネル・スイッチとギガビット Ethernet スイッチを起動します。
ストレージデバイスをすべて起動します。
Promise VTrak RAID に JBOD 拡張ユニットを足して使っている場合は、必ず JBOD 拡張ユニットのほうの電源を先に入れてください。その後で、RAID サブシステムの電源を入れます。この順序通りに進めないと、論理ドライブが使えなくなる場合があります。また、JBOD 拡張ユニットの物理ドライブが「故障」または「オフライン」と報告される場合があります。いずれかの問題が起きる場合は、Promise サポートにお問い合わせください。
Xsan MDC システムを起動します。
必要に応じて、Server App を使ってすべての Xsan ボリュームを起動します。
Xsan クライアントをすべて起動します。
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