Apple School Manager およびプロファイルマネージャを使って Volume Store のコンテンツを割り当てる
Apple Deployment Program からアップグレードした Apple School Manager では、管理対象 Apple ID を使って、macOS Server のプロファイルマネージャでコンテンツを割り当てます。Apple Deployment Program で Apple Deployment Program ファシリテータ (管理者) がコンテンツを割り当てる方法との違いについて説明します。
管理対象 Apple ID を使って App やブックを割り当てた方が、Volume Store のコンテンツを所属機関で管理、割り当て、維持しやすくなります。
アップグレードしたら、所属機関で Apple School Manager のさまざまな役割を使えます。これらの新しい役割を活用し、Volume Store のコンテンツを Volume Purchase Program (VPP) サービストークンを使って割り当てることができます。新しい役割には、管理者、サイトマネージャ、コンテンツマネージャなどがあります。
Volume Purchase のアカウントは持っているのに Apple School Manager の組織に参加していない人が学校にいる場合は、招待できます。
App やブックを割り当てる
Apple School Manager では、App やブックをデバイス、デバイスグループ、ユーザ、ユーザグループに割り当てることができます。ユーザやユーザグループに割り当てる場合、プロファイルマネージャで、そのユーザやグループが Apple School Manager の教育機関に所属している必要があります。
以下のガイドラインを参考にして、教育機関で App やブックを割り当てる方法を決めてください。
割り当て方 | エンドユーザ | Apple Deployment Program VPP 管理者 | 管理対象 Apple ID |
---|---|---|---|
ユーザに割り当てる | 管理対象 Apple ID1 | √ | |
ユーザに割り当てる | 個人用の Apple ID | √ | |
デバイスに割り当てる2 | iOS 9 以降または OS X El Capitan 以降を搭載したデバイス | √ | √ |
1 両方の管理対象 Apple ID が、Apple School Manager で同じ教育機関に関連付けられている必要があります。
2 デバイスに割り当てることができるのは App だけです。
システム条件
管理配布を利用する場合は、iOS 7 以降または OS X Mavericks v10.9 以降が必要です。デバイスごとに App を割り当てる場合は、iOS 9 以降または OS X El Capitan 以降が必要です。
ほかの Mobile Device Management ソリューションを使って Apple School Manager で Volume Store コンテンツを割り当てる場合は、プロバイダにご相談ください。