AirPods、EarPods、Beatsデバイスを装着する

AirPods、EarPods、Beatsデバイスを快適にお使いいただくため、正しい装着のしかたや皮膚が敏感な方のための情報をご案内します。

ぴったりと装着すれば音質が上がり、着け心地も快適に

パッシブノイズアイソレーション、アクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモードなどの機能も含め、最上のサウンドを追求するなら、AirPods、EarPods、Beatsヘッドフォン/イヤフォンを肌に着ける必要があります。正しく着ければ、AirPods、EarPods、Beatsヘッドフォン/イヤフォンはあるべきところに心地よく収まります。

AppleやBeatsのデバイス(さらには自分の皮膚)を清潔で乾燥した状態に保つことで、いつまでも快適にお使いいただけるだけでなく、本体への長期的なダメージを防ぐこともできます。AirPods Pro、Powerbeats製品、Beats Studio Buds、Beats Studio Buds +、Beats Fit Proを着けて運動した後や、皮膚のかぶれの原因となりうる液体(汗、石鹸、日焼け止めクリーム、ローションなど)が付着した場合は特に、この点が重要になります。

特定の物質に対して皮膚が敏感な場合

Appleのデバイスに使われている素材は、徹底した配慮と綿密な調査・研究をもとに選び抜かれています。検査や評価の過程で、Appleでも独立した研究所でもAppleの製品で使われている素材を調べています。厳密な審査に通った素材だけが、Apple製品での使用を認められます。Appleでは、お客様の安全を守るため、慎重に規制を設け、配慮を要する化学物質を検査し、毒性試験を実施しています。皮膚に触れる素材はすべて厳密に検査・評価されています1。これには以下が含まれます。

ごく少数とはいえ、特定の物質に対して敏感な皮膚反応を示す方がおられます。原因としては、アレルギー、環境的要因、刺激性物質(石鹸や、汗、日焼け止め、ローションなど)に長時間さらされることなどがあげられます。アレルギーその他の過敏症をお持ちの方は、製品によっては以下の物質が含まれていることにご留意ください。

ニッケルの元素記号。

ニッケル。AirPods、AirPods Pro、EarPodsのステンレススチール製の音響メッシュ部には、ニッケルが含まれています。ただし、これらはすべて欧州のREACH規則(化学物質の登録、評価、認可、制限に関する規則)をクリアしています。そのため、ニッケルに触れることが問題になる可能性はほとんどありませんが、ニッケルに敏感に反応しやすい方は、その可能性について認識しておいてください。

アクリル酸メチルの化学構造。

アクリル樹脂。AirPods、AirPods Pro、AirPods Max、EarPods、Beatsヘッドフォン/イヤフォン製品には、接着剤に由来する微量のアクリル樹脂とメタクリル樹脂が含まれています。アクリル樹脂やメタクリル樹脂は、救急絆創膏など、皮膚に接触する多くの消費財に使われている物質ですが、人によっては、この物質に敏感であったり、長期間接触を繰り返すうちに過敏になったりすることがあります。

皮膚が赤みを帯びたり、腫れ、かゆみ、かぶれ、湿疹などが見られる場合は、AirPods、EarPods、Beatsデバイスを外して医師にご相談ください。

AirPods、EarPods、Beatsヘッドフォン/イヤフォンの素材

AirPods、AirPods Pro、EarPods、Beatsイヤフォン:プラスチック製の本体および(該当する場合は)シリコーン製のイヤーチップ、シリコーン製のウィングチップ、ステンレススチール製の音響メッシュ、熱可塑性のエラストマーケーブル、熱可塑性のエラストマーイヤーフック

Beatsヘッドフォン:シリコーン製のヘッドバンドクッション、ポリウレタンレザー(合成皮革)のイヤークッションカバー、ポリエステル繊維のスピーカーカバー、(該当する場合は)熱可塑性のエラストマーケーブル

AirPods Maxヘッドフォン:熱可塑性のポリウレタンとポリエステルのヘッドバンド、PET繊維で覆われたポリウレタン製形状記憶フォームのヘッドフォンクッション2、酸化皮膜処理したアルミニウム製のイヤーカップ、ステンレススチール製のスライド式アーム

  1. ウェアラブルデバイスに対するAppleの規制物質仕様についてはこちらをご覧ください。

  2. 天然ゴムラテックス製ではありません。