macOSのバックグラウンドアップデートについて

Macでは、緊急セキュリティ対応、セキュリティ構成のアップデート、システムデータファイルがバックグラウンドで自動的にインストールされます。

ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことは、Macのセキュリティを守る上で、とても大切です。たとえば、セキュリティアップデートやその他のmacOSのソフトウェアアップデートをすべてインストールすることも、以下のようなバックグラウンドアップデートをMacが即時受信できるよう設定しておくことも、その一環です。

デフォルトでは、これらのアップデートは自動でインストールまたは適用されます。その過程でMacが再起動することはありませんが、Macを再起動した後でなければ有効にならないものもあります。

バックグラウンドアップデートを適時に取得する

以下の手順にそって、バックグラウンドアップデートを常に速やかに取得できるようにしておきましょう。

インストール済みのバックグラウンドアップデートを表示する

システム情報には、手動または自動でインストールされたApple製や他社製のほとんどのソフトウェアが表示されます。

  1. 「option」キーを押しながらAppleメニュー >「システム情報」の順に選択します。

  2. サイドバーの「ソフトウェア」セクションで、「インストール」を選択します。

  3. 右側の「インストール日」列をクリックし、リストを日付別に並べ替えます。

バックグラウンドアップデートの種類

バックグラウンドアップデートには、緊急セキュリティ対応、セキュリティ構成のアップデート、システムデータファイルが該当します。

緊急セキュリティ対応

緊急セキュリティ対応は、ソフトウェアアップデートの合間に、セキュリティに関わる重要な改善点を配信するものです。

緊急セキュリティ対応について

セキュリティ構成のアップデート

セキュリティ構成のアップデートは、悪意のあるソフトウェアを見極め、そのインストールを防いで、Macのセキュリティ強化に貢献します。また、悪意のあるソフトウェアがすでにインストールされていることが検知された場合は、Macの再起動後に削除してくれます。以下のセキュリティ構成アップデートは、バックグラウンドでインストールされます。

システムデータファイル

システムデータファイルは、新しい単語のリスト、音声認識のアセット、音声のアセットなどを提供し、連絡先やイベントの提案機能を強化してくれます。一部のシステムデータファイルは、それらを必要とする機能を有効にした場合、または使った場合にのみインストールされます。以下のシステムデータファイルは、バックグラウンドでインストールされます。