新しい Mac に移行した後でプライマリ MDC で Xsan を有効にできない場合
Xsan とハードウェアの UUID (Universally Unique Identifier) が一致しているか確認してください。一致しない場合は、Xsan UUID を訂正してください。
新しい Mac への移行後にプライマリメタデータコントローラ (MDC) で Xsan を有効にするには、以下の手順を実行してください。
Server App を起動して、Xsan を有効にします。
「以前の SAN 構成を復元」を選択して「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックしても復元プロセスが始まらない場合は、以下の手順を試してください。
UUID の値を調べる
1. 次のターミナルコマンドを入力します。
/usr/libexec/PlistBuddy -c "print primaryController" /Library/Preferences/Xsan/config.plist
UUID が表示される場合は、手順 2 に進んでください。
次のような出力が表示されるか、何も表示されない場合、この記事の内容は、お使いの Xsan には適用外となります。
Print: Entry, "primaryController", Does Not Exist
2. 次のターミナルコマンドを入力します。
system_profiler SPHardwareDataType
3. 両方のコマンドから返された UUID の値が一致しているか確認します。
UUID の値が同じ場合、この記事の内容は、お使いの Xsan には適用外となります。
UUID が一致しない場合は、新しい UUID ファイルを作成して、Xsan UUID を訂正できるはずです。
UUID ファイルを作成する
1. 次のターミナルコマンドを入力します。
sudo sh -c "printf `/usr/libexec/PlistBuddy -c "print primaryController" /Library/Preferences/Xsan/config.plist` > /Library/Preferences/Xsan/uuid"
2. Xsan を有効にします。
別の手順で UUID ファイルを作成した場合は、末尾に改行文字が入っていないか確認してください。テキスト編集ツールによっては、ファイルの末尾に改行文字を追加するものがあります。