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macOS Sierra 10.12.2 にアップグレードした後で Xsan サービスが機能しなくなった場合

以下に紹介するコマンドを使って、Xsan サービスを復旧してください。

Xsan 5 MDC を macOS Sierra 10.12 または 10.12.1 から macOS Sierra 10.12.2 にアップグレードした後で、MDC の Xsan サービスが開始しなくなる場合があります。Server App で、Xsan サービスのスイッチを「切」から「入」に切り替えることができても、Xsan ボリュームが起動しません。Server App の表示を更新した後で、Xsan サービスは「切」の状態に戻ります。

この問題は、macOS Sierra で作成された SAN の Xsan 5 MDC にのみ影響します。OS X El Capitan 以前からアップグレードした Xsan MDC には影響がありません。

SAN の各 MDC で Xsan サービスを復旧する

  1. Server App を終了します。

  2. ターミナルを開いて、管理ユーザとして以下のコマンドを実行します。

    sudo /usr/libexec/PlistBuddy -c 'delete :migratedVersion' -c 'add :migratedVersion integer 3' /Library/Preferences/Xsan/config.plist

  3. Server App を起動します。

  4. Xsan の電源を入れます。

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