OS X Server:opendirectoryd のログ記録レベルを変更する
opendirectoryd のログ記録レベルを変更する方法について説明します。
Open Directory (別名ディレクトリサービス) のトラブルシューティングを行っている場合や、Open Directory (opendirectoryd) のリクエストに関する詳細な情報が必要な場合に、opendirectoryd のログ記録レベルを変更することがあります。
次のターミナルコマンドを使用して、opendirectoryd のデバッグログ記録を有効にします。
odutil set log debug
標準のログ記録に戻すには、次のコマンドを実行します。
odutil set log default
注
ログは「/var/log/opendirectoryd.log」に保存されます。
ログ記録レベルは再起動するまで有効です。
ほかには、「alert」「critical」「error」「warning」「notice」「info」のログ記録レベルを利用できます。
詳しくは、odutil ユーティリティのマニュアルページ (「man odutil」など) を参照してください。
一般的に、デバッグログ記録は、Open Directory サービス関連の問題のトラブルシューティングを行う場合にのみ使用してください。これは、デバッグログ記録は、大量のログメッセージを生成することがあるためです。Open Directory イベントについての詳細情報が必要だが、「debug」を使用しない場合は、代わりに「info」の使用を検討してください。