OS X Server:ファイアウォールサービスについて
OS X Server によるファイアウォールサービスのコントロールについて説明します。
OS X Yosemite
OS X Server (Yosemite) では、「アクセス」パネルを使って、サーバにアクセス可能なネットワークを制御できます。このアクセス制御方式は、ファイアウォールサービスとも呼ばれます。
個々のサービスに対して、デフォルトのアクセスルールとカスタムルールを作成できます。アクセスの設定の詳細については、Server ヘルプの「サーバを管理する」を参照してください。注意:IPv6 アドレスからのアクセスにはデフォルトのアクセスルールのみが適用され、カスタムアクセスルールは適用されません。
Adaptive Firewall を有効にすることもできます。この機能は、ユーザまたは IP アドレスがログインの試行に 10 回連続で失敗すると、ファイアウォールのルールを動的に生成します。詳しくは、次の記事を参照してください。
Apple のサポート記事「OS X Server:Adaptive Firewall を有効にする方法」
OS X Server: Advanced Administration の「About the adaptive firewall」セクション
OS X Server の旧バージョン
OS X Mavericks および Mountain Lion では、ファイアウォールサービスは OS X Server によって制御されません。ファイアウォールのルールを手動で設定する場合は、pfctl
バイナリを使用します。手順については、man pfctl
を参照してください。
Lion Server および Snow Leopard Server では、ファイアウォールサービスは「サーバ管理」で管理されます。