OS X Server 5 で SMB 接続の上限数を変更する
OS X Server 5 では、デフォルトで SMB ファイル共有の同時接続数が 500 まで許可されています。ターミナルを使って、この上限数を増減できます。
OS X Server 5 で SMB ファイル共有を設定すると、最大 500 の同時接続が可能になります。この設定は、ターミナルで MaxClients
コマンドを使って変更できます。
たとえば、以下の 2 つのコマンドは、サービスを中断しないように、SMB の最大同時接続数を 600 に設定します。
sudo defaults write /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.smb.server.plist MaxClients -int 600
sudo /usr/libexec/smb-sync-preferences
SMB MaxClients の値を調整する場合、アクティビティモニタを使って、需要の高いほかのサービスがその変更による影響を受けていないか確認してください。SMB の上限数を増やすと、共有のシステムリソースの消費量 (サーバのメモリ、ネットワーク、プロセッサの消費量) が上がる場合があります。サーバ上のこうしたリソースの量で、同時接続数を増やした分の需要をまかなえるかどうか確認してください。リソースが不足する場合は、MaxClients
の値を下げて、接続上限数を逆に減らすことを検討してください。