Xsan 2.1.1 のアップデートについて
Xsan 2.1.1 アップデートについて説明します。
このアップデートは、Apple サポートのダウンロード ページから手動でダウンロードすることも、Apple メニューの「ソフトウェア・アップデート」から自動アップデートすることもできます。
重要:インストール前にお読みください。
Xsan 2.1.1 をインストールするには、Xsan 2.0 または Xsan 2.1、および Mac OS X 10.5 または Mac OS X Server 10.5 以降が必要です。このアップデートには、Mac OS X 10.5.5 または Mac OS X Server 10.5.5 以降をお勧めします。
システム構成を変更する前に、メタデータコントローラ (MDC) がすべてアップデートされていることを確かめてください。
インストールに先立ち、「Xsan 2 移行ガイド」をよくお読みください。
インストールの際は、Xsan Admin またはコマンドラインツールのどちらを使っていても、Xsan の設定は変更しないでください。
メタデータコントローラ (MDC) のソフトウェアバージョン
MDC のソフトウェアバージョン (Xsan と Mac OS の両方) は常にクライアントの最新バージョンと同じか、またはそれよりも新しい必要があります。たとえば、Xsan ネットワークのいずれかのクライアントが Mac OS X 10.5.5 以降で Xsan 2.1.1 を使用している場合、メタデータコントローラ (MDC) についても Mac OS X の同じバージョンで Xsan 2.1.1 にアップデートする必要があります。
ハードウェア条件
Xserve または Xserve G5
Mac Pro
Power Mac G5 (すべて)
2GB RAM
ストレージネットワーク条件
Apple Fibre Channel PCI、PCI-X、または PCI-E カード
ソフトウェア・アップデートでのインストール
ソフトウェア・アップデートに、この記事へのリンクが参照先として掲載されている場合があります。アップデートの中には、別のアップデートがインストールされていることが前提条件になっているものがあるため、目的のアップデートをすべて入手するまでに、ソフトウェア・アップデート を何度か実行しなければならない場合もあります。
単体インストーラ
単体インストーラは、Apple サポートのダウンロード ページからダウンロードできます。
リモートインストール
リモートコンピュータにアップデートをインストールする必要がある場合は、softwareupdate コマンドラインツールを使ってインストールします。
Xsan 2.1.1 の新機能
Xsan 2.1.1 アップデート
Xsan 2.1.1 アップデートにより信頼性が向上します。このアップデートは、Mac OS X 10.5、Mac OS X Server バージョン 10.5 以降を実行中のすべてのシステムにインストールすることをお勧めします。このアップデートには下記が含まれます。
Xsan 2.1 アップデートによるすべての改善点 (こちらの記事 を参照してください)。
ファイルシステムの信頼性が向上します。
多数のファイルにアクセスする際の、ファイルシステムのパフォーマンスが向上します。
複雑な入れ子状態になっているディレクトリ内のファイルの検索効率が向上します。
Xsan Admin 2.1.1 アップデート
Xsan Admin 2.1.1 アップデートにより、Xsan 運用のリモート管理、設定、およびメンテナンスに関する信頼性が全般的に向上します。このアップデートには下記が含まれます。
Xsan Admin 2.1 アップデートによるすべての改善点 (こちらの記事 を参照してください)。
Xsan 2.1.1 ファイルシステムとの互換性
Xsan 2.1 Uninstaller
Xsan 2.1 Uninstaller を実行すると、Xsan、Xsan Admin アプリケーション、および Xsan 製品マニュアルがコンピュータから削除されます。Xsan 2.1 Uninstaller は、Xsan 2.1.1 をアンインストールする際に適したバージョンです。Apple サポートのダウンロード ページからダウンロードできます。
注意:Xsan を削除する前に、データとボリュームをすべてバックアップしてください。
Xsan 2.1.1 のドキュメント
Xsan 2.1.1 管理者向けの Xsan 2 ドキュメントは、こちら から入手できます。