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OS X Server 4.1 について

OS X Server v4.1 アップデートによる変更点について説明します。

インストールの方法

このソフトウェアは、OS X Server v4.0 〜 v4.0.3 をアップデートします。インストールするには、OS X Yosemite v10.10.3 が必要です。

OS X Server v4.1 は、Mac App Store から入手していただけます。OS X Server (Yosemite) がインストールされている場合は、このアップデートが「アップデート」パネルに表示されます。インストールするには、「アップデート」ボタンをクリックします。サービスが中断されないように、Mac App Store からほかのアップデートを自動的にインストールするように設定している場合でも、Server のアップデートは自動的にはインストールされません。

インストール中に「Server アプリケーションの置き換えが検出されました」というメッセージが表示されますが、これは、アップデートの過程で通常表示されるメッセージです。アップデートしても、サーバの設定とデータはすべてそのまま維持されます。

インストールが終わったら、Server App を開いて、以前から構成してあるサービスの設定を終わらせてください。

アップデートによる変更点

Server v4.1 では、OS X Server の全体的な安定性が向上しているほか、以下の点が改善されています。

  • OS X Yosemite v10.10.3 に合わせたアップデート

  • iOS 8.3 で導入された新機能、モバイルデバイス管理のコマンド、およびペイロードにプロファイルマネージャが対応

  • キャッシュサーバの構成に、DNS TXT レコードを Windows フォーマットで出力するオプションを追加

  • グループアクセス用にメッセージサービスを改善

  • プロファイルマネージャのデバイス検索機能を強化

  • ユーザアカウントおよびグループアカウントをファイルに書き出し可能

  • Time Machine のバックアップと復元の信頼性が向上

  • プロファイルマネージャおよび Wiki サービスのアップデート中に Server の反応が遅くなる場合がある問題を解決

旧バージョンの Server からアップグレードする場合は、まず、OS X Yosemite にアップグレードした後、Server 4 を購入してインストールしてください。Apple サポート Web サイトで、アップグレードと移行に関する詳しい情報をご確認いただけます。

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