Mac OS X Server v10.6, Xsan 2.2:メールクラスタで SSL を有効にする方法
Xsan を使ってメールクラスタで SSL を有効にする方法について説明します。
Xsan を使ってメールクラスタで SSL を有効にするには、以下の手順を実行します。
注意:以下に紹介する手順は、「Mail Service Administration」ガイド (英語) の「Securing Mail Service with SSL」セクションの補足に過ぎず、それに代わる方法ではありません。
Xsan を使ってメールサーバのクラスタを構成します。
「サーバ管理」の証明書マネージャを使って、メールクラスタ内の各サーバに SSL 証明書を読み込みます。
証明書ファイルを読み込んだら、読み込まれた各ファイルを自分のユーザアカウントで読み出すことができることを確認します。
SSL 証明書がメールクラスタ内のすべてのサーバ上にインストールされると、クラスタ内のいずれか 1 つのサーバから SSL を有効にすることができます。メールサービス構成がクラスタのすべてのメンバーで共有されているため、SSL は一度有効にするだけで十分です。
関連情報
詳しくは、「Mail Service Administration」ガイド (英語) を参照してください。
秘密鍵のファイルを読み込むときは、パスフレーズの入力を求められることがあります。パスフレーズがわからない場合は、証明書が最初に使われていたサーバ上でその情報を取得できます。キーチェーンアクセスユーティリティを開いて、「システム」のキーチェーンを選択し、アカウント名が証明書のファイル名の 16 進数に一致する "Mac OS X Server certificate management" パスワードをダブルクリックして、「パスワードを表示」をクリックし、管理者として認証を行います。