StorNext MDC のクライアントで一部の Xsan 機能がサポートされない
該当するクライアントで、どのような構成でどの Xsan の機能がサポートされないのか、詳しく説明します。
Quantum StorNext MDC (メタデータコントローラ) で動作している SAN (ストレージエリアネットワーク) ボリュームにアクセスする場合は、以下の Xsan 機能がサポートされません。
バージョン
ファイルシステムのクオータ (StorNext MDC が Windows ベースの場合)
大文字と小文字を区別しないボリューム (MDC で StorNext 5.3 以前が実行されている場合)
ネイティブの拡張属性 (MDC で StorNext 4.2 以前が実行されている場合)
プロジェクト指向のディレクトリクオータ (MDC で StorNext 4.2 以前が実行され、クライアントで Xsan 2.2.2 以前が実行されている場合)
ファイルシステムの ACL は、以下の構成に限りサポートされます。
StorNext MDC が Linux 上で実行されていて、Xsan クライアントしかない。
StorNext MDC が Linux 上で実行されていて、StorNext Windows クライアントと Xsan クライアントがある。
StorNext MDC が Windows 上で実行されていて、StorNext Windows クライアントと Xsan クライアントがある。
StorNext MDC が Linux 上で実行されていて、Xsan クライアント、StorNext Windows クライアント、Linux StorNext クライアントがあり、Linux クライアントは StorNext 5.4 以降を実行している。
Quantum StorNext Product Bulletin 71 で、Apple Xsan クライアントで ACL を有効にする場合にサポートされる構成について確認してください。また、SAN クライアントと Xsan コントローラ/StorNext コントローラとの互換性について詳しくは、こちらの記事を参照してください。
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