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AirMac Express:WEP を使用している他社のネットワークに接続できない

一部の他社製 Wi-Fi ルーターのネットワークでは、そのネットワークが古いワイヤレスセキュリティプロトコルである WEP (Wired Equivalent Privacy) で保護されている場合、アクセスするには追加の手順が必要となります。

  1. まず、他社製 Wi-Fi ルーターが MAC アドレスを基準にクライアントを制限 (「アクセス制限リスト」とも呼ばれる) していないこと、およびそのルーターにメーカーの Web サイトで提供されている最新のファームウェアがインストールされていることを確認してください。

  2. 次に、WEP パスワードではプレーンテキスト (40/128 ビット WEP、ASCII) または 16 進数 (40/128 ビット WEP、hex) のいずれかの形式が使用される点に注意してください。WEP で保護されたネットワークのパスワードをより新しく安全なプロトコル (WPA2 など) に変更することによって、パスワードに関する問題を回避できる場合があります。パスワードの形式について詳しくは、こちらの記事を参照してください。

  3. Mac での対象の Wi-Fi ネットワークへの接続時に 16 進数の数値を入力する必要がある場合は、AirMac Express でも 16 進数の数値を入力します。

  4. AirMac Express を Wi-Fi ネットワークに接続するように設定するには、以下の手順を実行します。

    1. AirMac ユーティリティを開き、AirMac Express の設定手順を実行します。

    2. 既存の Wi-Fi ネットワークを選択すると、パスワードを入力するためのフィールドが 2 つ表示されます。お使いのコンピュータをその Wi-Fi ネットワークに接続する際に 16 進数のパスワードを入力する必要がある場合は、ここでも同じ 16 進数を入力します。ただし、先頭に「$」を追加してください。たとえば、16 進数の数値が「6170706c65」の場合は、「$6170706c65」と入力します。

  5. AirMac ユーティリティでの設定を完了し、AirMac Express を再起動させます。

  6. AirMac Express の再起動が完了すると、対象のネットワークに接続します。接続するまで 1 分間待機してください。AirMac Express が正しく設定された場合は、ステータスランプが緑色に点灯します。オレンジ色で点滅を続ける場合は、AirMac ユーティリティを使って原因を確認してください。

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