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iTunes U で管理対象 Apple ID を使う

iTunes U で個人用の Apple ID を使った場合と管理対象 Apple ID を使った場合との違いについてご説明します。

個人用の Apple ID と同様に、管理対象 Apple ID を使って以下の操作を実行できます。

  • 個人のデバイスにサインインする

  • 共有デバイスにサインインする

  • iCloud、iTunes U、Apple School Manager などの Apple のサービスにアクセスする

個人用の Apple ID と違うのは、管理対象 Apple ID は学校や学区が所有し、管理しているという点です。組織がパスワードをリセットし、購入や通信を制限し、役割に基づいた管理体制を確立できます。

管理対象 Apple ID と iTunes U の管理対象コース

  • 管理対象 Apple ID を使って iTunes U コースを作成した場合、そのコースは管理対象になります。iTunes U は、コースの作成者を、Apple School Manager で指定されている組織の所属員として自動認識します。

  • Apple School Manager で指定されている所属組織に関連付けられたコース開講機関は編集できません。

  • 管理対象 Apple ID は、Apple School Manager の組織に自動的に関連付けられます。iTunes U では、コースの教材を保管するストレージを無制限で利用でき、登録生徒数も 50 人以上受け入れることができます。

iTunes U コースの登録と生徒の名簿

管理対象のコースを作成する講師は、管理対象 Apple ID を使う必要があります。登録する生徒の方も、管理対象 Apple ID を使う必要があります。講師と生徒が、Apple School Manager において同じ組織の所属員であることが必要です。

管理対象 Apple ID を使ってコースを作成する場合、登録済みの生徒全員を管理対象のクラスに自動的に追加できます。クラスの情報が Apple School Manager に読み込まれていれば、「Apple School を使う」を選択し、クラスのリストを選択するだけで作業終了です。生徒が追加されたなど、クラス情報が変更されている場合は、同期の際に iTunes U でコースの登録状況が更新されます。

「新しいコースを作成」を選択した場合は、コースに関する情報を手入力できます。生徒を追加するか、Apple School Manager からクラスを読み込むか、または、生徒各自に登録コードを使って登録してもらうことができます。

コースを管理対象 Apple ID に移動する

個人用の Apple ID を使って iTunes U コースを作成した後で、所属機関が Apple School Manager や管理対象 Apple ID に切り替える場合が考えられます。その場合は、コースのコピーを管理対象 Apple ID に送信し、そのコースを管理対象コースに変更してください。

iTunes U で、コピー元のコースの情報ページ、投稿、教材などを含むスナップショットが作成されます。元のコースは一切変更されません。元のコースに登録している生徒がいる場合、コースのスナップショットからは登録生徒は削除されます。

コースの協力講師

個人用の Apple ID を主要 Apple ID として使っている場合は、自分自身を管理対象コースの協力講師として追加できます。管理対象コースに登録している生徒は、コースの協力講師にはなれません。

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