MainStage 2.2.2:リリースノート
Mainstage 2.2 の最新および過去のアップデートについて説明します。MainStage 2.2 は、Mac App Store で購入可能な MainStage 1.0、MainStage 2.0 のユーザ向けの機能強化アップグレードです。MainStage 2.2 にはいくつかの新しい機能と問題点の修正が含まれています。
MainStage 2.2.2
安定性および操作性
OS X Lion v10.7.4 上で MainStage が予期せず終了することがある問題が解決しました。
特定のコンサートの読み込み中に MainStage が予期せず終了することがある問題が解決しました。
すでにマッピングがアサインされているスクリーンコントロールに 2 番目のマッピングがアサインされると MainStage が予期せず終了する問題が解決しました。
MainStage 2.2.1 のレイアウトモードでスクリーンコントロールを削除すると、アサインメントとマッピングが誤って削除されることがある問題が解決しました。
基本コンテンツと追加コンテンツのダウンロードおよびインストールに関する問題が解決しました。
メニュー項目の「リリースノート」で正しい URL が開かれるようになりました。
互換性
VAX-77 キーボードとの互換性が向上しました。
MainStage の起動後に VAX キーボードおよび Axiom キーボードとコンピュータの接続がいったん切れ、回復した場合に、パッチリストがキーボードにアップデートされない問題が解決しました。
一般
MainStage 2.2 および 2.2.1 で、EXS インストゥルメントファイルがエイリアスフォルダにある場合に利用できない問題が解決しました。
MainStage 2.2 および 2.2.1 で、I/O プラグインからオーディオを出力できない問題が解決しました。
すでに別のスクリーンコントロールにマップされているパラメータに、プラグイン GUI を使ってスクリーンコントロールをマップすると、各スクリーンコントロールで独立したマッピングが正しく維持されるようになりました。
「パラメータをマップ」を有効にした状態で、編集モードで「command」キーを上向き矢印キーおよび下向き矢印キーと組み合わせて使うと、次のパッチまたは前のパッチにマッピングがアサインされる問題が解決しました。
MainStage 2.2 および 2.2.1 で、パッチまたはセットにジャンプするようスクリーンコントロールをマップできなくなった問題を解決しました。
複数のパラメータにマップされたスクリーンコントロールが、すべてのレンジスケール設定で、レンジ全体でスムーズに動作するようになりました。
MainStage 2.2.1
インストール
基本コンテンツと追加コンテンツのダウンロードおよびインストールに関するいくつかの問題を解決しました。
パフォーマンス
1 個または 2 個のコアを搭載するコンピュータで MainStage 2.2 の Playback プラグインのパフォーマンスが低下することがある問題が解決しました。
MainStage 2.2 で 8 チャンネルのミキサーおよびバッキングトラックのテンプレートを使っているときにパフォーマンスが低下することがある問題が解決しました。
MainStage 2.2 でソフトウェア音源を再生しているときにレイテンシが大きくなることがある問題が解決しました。
複数のコアを搭載するコンピュータで 32 ビットモードで EXS24 の複数のインスタンスを実行しているときのパフォーマンスが向上しました。
ハイパースレッディングテクノロジーが使われていない 2 個のコアを搭載するコンピュータで、MainStage 2.2 のパフォーマンスが MainStage 2.1.3 と比較して低下する問題が解決しました。
オーディオ
MainStage 2.2 でチャンネルストリップにモノラルからステレオへの変換が含まれる場合、ステレオ信号の左側しか Aux に送られない問題が解決しました。
「output 1-2」以外の出力でパンが正しく行われるようになりました。
モノラルのチャンネルストリップで、「ポストパン」に設定された「Sends」のパンが正しく行われるようになりました。
プラグインのサイドチェイン入力が動作しない問題が解決しました。
MainStage 2.2 で、外部ステレオオーディオ信号の左側がステレオチャンネルストリップの両側で重複して処理される問題が解決しました。
プラグインとパッチ
キーボードの矢印キーを使ってパッチブラウザをスクロールする際の問題が解決しました。
波形オブジェクトで「ルーラを隠す」オプションが再び正しく動作するようになりました。
EVB3 のドローバーのスライド方向が Mac OS X 10.7 Lion の「スクロールの方向」設定の影響を受けなくなりました。
11 インチの MacBook Air でプラグインをコントロール表示で開いているときに一部のプラグイン画面の下にアクセスできない問題が解決しました。
一般
英語以外の言語の MainStage 2.2 のさまざまな問題が解決しました。
MainStage 2.2
パフォーマンスの向上
MainStage 2.2 は、4 個以上のプロセッサコアを搭載する Mac を最大限活用します。
簡単なセットアップ
新しい「テンプレートの選択」画面には、新しい「Quick Start」カテゴリが含まれます。
新しい「アサインメントとマッピング」表示によって、すべてのハードウェアコントローラアサインメントおよびスクリーンコントロールマッピングの統合リストを編集、表示できるようになりました。
MainStage のインターフェイスは、より大きなインターフェイス要素で再構築されました。
マッピングされたパラメータの最後に保存した値を表示、編集できるようになりました。
MIDI コントロールの機能強化
ハードウェアコントローラとプラグインパラメータとの接続がスクリーンコントロールを使わずにできるようになりました。
パッチ変更時に、標準 MIDI ファイルを使って SysEx やその他のデータを外部 MIDI デバイスに送信できるようになりました。
不要な受信コントローラメッセージをブロックできるようになりました。
環境設定
すべてのパッチにまたがってフィードバック保護を無効にする環境設定が追加されました。
オートアサインメントサポート
自動設定に対応する以下の MIDI デバイスが追加されています。
Akai MPK25
Akai MPK49
Alesis Q25
Korg nanoKey2
Korg nanoKontrol2
Korg nanoPad2
M-Audio Axiom 25 (更新バージョン)
M-Audio Axiom 49 (更新バージョン)
M-Audio Axiom 61 (更新バージョン)
M-Audio Oxygen 49 (更新バージョン)
Novation Nocturn 25
問題点の修正
「I/O セーフティバッファ」を有効にした場合に、特定の I/O バッファサイズで、オーディオ環境設定に表示されるレイテンシが低すぎる問題を解決しました。
EXS がモノラルモードのときに、サンプルのワンショットのトリガが正常に動作しない問題を解決しました。
メトロノームでダウンビートクリックができるようになりました。
ReWire および外部インストゥルメントチャンネルの MIDI ビートクロックを改善しました。
サスティンペダルの使用時に EVB3 がスタックノートを生成する問題を解決しました。
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