Mac 用 Logic Pro で起動修飾キーを使う

Logic Pro を開いたときに反応しなくなったり、予期せず終了したりする場合は、起動修飾キーを使って問題のトラブルシューティングを行ってください。

この記事で説明しているトラブルシューティングモードのいずれかに入るには、「アプリケーション」フォルダを開いて、Logic Pro App をダブルクリックしてから、該当する修飾キーを押し続け、ダイアログが表示されるか、Logic Pro が開いたら指を放します。

オーディオやプラグインなしで Logic Pro を開く

App が開いている間に「control」キーを押し続け、次のいずれかのオプションを選択します。

  • 「起動」をクリックすると、Logic Pro が通常通りに開きます。

  • 「起動しない」をクリックすると、Core Audio が無効になった状態で Logic Pro が開くため、オーディオの入出力はありません。このモードは、特定の Core Audio ドライバに関する問題を除外するのに役立ちます。外付けのオーディオインターフェイスを使っている場合は特に便利です。場合によっては、Core Audio の初期化中に Logic Pro が反応しなくなったり、予期せず終了したりすることがあります。「起動しない」を選択した場合に Logic Pro が開くときは、外付けのオーディオインターフェイスのアップデートや修理が必要だと考えられます。

  • 「Audio Units なしで起動」をクリックすると、Core Audio が有効な状態で Logic Pro が開きますが、Audio Units プラグインはすべて無効になります。プラグイン (特に他社製のプラグイン) に関する問題のトラブルシューティングを行う際は、このモードが役立ちます。

Audio Units セーフモードで Logic Pro を開く

「shift + control」キーを押して Logic Pro を開くと、検証済みの Audio Units プラグインだけが有効になります。

Audio Units の検証スキャンに不合格になった Audio Units プラグインがインストールされている場合は、Logic Pro をこのモードで開いてください。検証スキャンは、Logic Pro を最初に開いたとき、新しいプラグインをインストールするとき、または既存のプラグインをアップデートするときに自動的に実行されます。

起動時の自動アクションを実行せずに Logic Pro を開く

Logic Pro を開くときに「option」キーを押すと、最新のプロジェクト、「開く」ダイアログ、テンプレートダイアログ、「Logic Pro」>「一般」>「設定」ウインドウの「プロジェクト処理」パネルで設定されているその他のオプションを自動的に読み込まずに Logic Pro が開きます。

現在読み込まれているプロジェクトが原因として疑われる問題を除外するのに役立ちます。さらにトラブルシューティングを進めるには、「option」キーを押しながら「ファイル」>「新規」の順に選択し、空のデフォルトプロジェクトを読み込んでください。

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