Mac OS X:“ファイル共有”は「Public」フォルダのみを共有します

  • 最終更新日: 16 7月, 2009
  • 記事: TS2037

現象

情報ウインドウでは、他のフォルダやボリュームについてもすべてのユーザが読み/書き可能なアクセス権があるように表示される場合がありますが、ユーザの「Public」フォルダのみが共有の対象となります。そのため、起動ディスクでないボリュームは共有されません。

対象製品

Mac OS X 10.4, Mac OS X 10.3, Mac OS X 10.2, Mac OS X 10.1, Mac OS X 10.0, Mac OS X 10.5

解決方法

Mac OS X は、ユーザの「Public」フォルダのみを共有するように設計されています。このファイル共有に対する制限は Mac OS X の機能であり、セキュリティを強化させてもいます。

グループ管理など、サーバ機能のすべてのセットが必要な場合には、Mac OS X Server 製品ページ(http://www.apple.com/jp/server/macosx/)を参照してください。


回避方法としては:

Admin(管理者)ユーザとしてクライアントコンピュータにログインすると、すべてのボリュームのどのファイルも共有することができます。管理者ユーザ は、クライアントコンピュータの「セレクタ」や「サーバへ接続」ダイアログから、他の“ファイル共有”ユーザのようにログインし ます。管理者ユーザは、Mac OS X コンピュータを最初に設定した人か、あるいは「システム環境設定」の「ユーザ」パネルで「管理者」として設定されているユーザとなります。コンピュータに は、複数の管理者ユーザを指定することができます。

警告:

    1. Admin(管理者)としてログインしたユーザは、Mac OS X が動作しているコンピュータに接続したすべてのボリューム上のすべてのファイルに対して、完全な読み/書きアクセス権を持ちます。管理者ユーザが AppleShare でログインしているときに持っているアクセスレベルは、同じユーザが Mac OS X コンピュータに直接ログインしている場合(「ターミナル (Terminal)」の使用を除いて)よりも広範囲なアクセス権を持っています。セキュリティやユーザのスキルレベルの問題で、データを許可無く取り込 んだり、あるいは消去されるような結果を引き起こす可能性が考えられる環境では、他のユーザに Admin(管理者)としてのリモートログインを許可しないようにしてください。UNIX に精通しているユーザの場合、Admin(管理者)ユーザは root(ルート)ユーザと等しいと考えると理解しやすいでしょう。
    2. ホームディレクトリと、ホームディレクトリが含まれるディスクに、同時に接続することはできません。どちらかに接続していた場合、それをゴミ箱にドラッグ してから、もう一方に接続してください。この措置を怠ると、ファイルをそれ自身と置き換えようとして、ファイルが失われてしまう結果を招くことになりま す。


注意:

同じ名前を持つボリュームは、「セレクタ」や「サーバへ接続」ダイアログに表示されない場合があります。これはたとえば、Mac OS X 10.0 と Mac OS X 10.1 の両方が、同じコンピュータの別のディスクやパーティション上にインストールされている場合に発生します。両方のディスクに「Mac OS X」という名前が付けられているので、起動ディスクのみが利用可能となります。

 

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