Windows Vista または Windows 7 用 iTunes のビデオ再生パフォーマンスの問題のトラブルシューティング
現象
Windows Vista または Windows 7 におけるビデオ再生パフォーマンスの問題について説明します。Windows XP および 2000 におけるビデオ再生パフォーマンスの問題については、別の 記事 を参照してください。
Windows Vista または Windows 7 における iTunes でのビデオ再生時に、映像が歪む、断続的に一時停止する、またはオーディオが画面の映像と同期されていないなどの問題が発生する場合は、以下の点を確認してください。
対象製品
iTunes 7 for Windows, iTunes 9 for Windows, iTunes 8 for Windows, Microsoft Windows Vista、Microsoft Windows 7
解決方法
システム条件を確認する
- お使いのコンピュータが iTunes でビデオを正常に再生するための条件を満たしていることを確認してください。これらの条件について詳しくは、 iTunes ダウンロードページ をご覧ください。
- お使いのコンピュータおよびインストールされているコンポーネントに対応した最新のビデオドライバアップデートが適用されているかを確認してください。たとえば、ビデオドライバのソフトウェアアップデートを適用することにより、お使いのシステムのグラフィックパフォーマンスが向上する場合が多くあります。Windows Vista PC のドライバアップデートについて詳しくは、 こちらの記事 を参照してください。
Windows Vista または Windows 7 の画面の色の質を高める
- 「スタート」メニューの「コントロール パネル」をクリックします。
- コントロールパネルで「ハードウェアとサウンド」をクリックします。Windows Vista の場合は「個人設定」、Windows 7 の場合は「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。Windows 7 で「ハードウェアとサウンド」のオプションがコントロールパネルに表示されない場合は、「カテゴリ」を選択します。
- または、「コントロールパネル」がクラシック表示になっている場合は、「個人設定」をクリックします。
- Windows Vista の場合は「画面の設定」、Windows 7 の場合は「画面の解像度の調整」をクリックします。
- 次に示すように、解像度を一番高い設定にします。

- 「OK」をクリックします。
- 画面がわずかに点滅し、設定を確認するメッセージが表示される場合があります。画面の画像が正常であれば「はい」をクリックします。注意:画面が暗かったり歪んでいる場合は、15 秒そのままにしておくと画面は以前の状態に戻ります。
Windows Vista または Windows 7 で QuickTime の Direct3D ビデオアクセラレーションを無効にする
- 「スタート」メニューの「コントロール パネル」をクリックします。
- Windows Vista の場合、「追加オプション」をクリックし、「QuickTime」コントロールパネルを開きます。Windows 7 の場合、「追加オプション」をクリックし、コントロールパネルに「QuickTime」アイコンが表示されない場合は、「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の表示を選択してください。
Windows Vista のコントロールパネルをクラシック表示にしている場合は、「QuickTime」コントロールパネルを開きます。
- 「詳細」タブをクリックします。
- 次に示すように、「ビデオ」セクションの「Direct3D ビデオアクセラレーションを使用」のチェックを外します。

- 「OK」をクリックします。
Windows Vista または Windows 7 で QuickTime の DirectX を無効にする
- 「スタート」メニューの「コントロール パネル」をクリックします。
- Windows Vista の場合、「追加オプション」をクリックし、「QuickTime」コントロールパネルを開きます。Windows 7 の場合、「QuickTime」コントロールパネルを開きます。コントロールパネルに「QuickTime」アイコンが表示されない場合は、「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の表示を選択してください。
Windows Vista の「コントロールパネル」をクラシック表示にしている場合は、「QuickTime」コントロールパネルを開きます。
- 「詳細」タブをクリックします。
- 次に示すように、「ビデオ」セクションの「セーフモード (GDI のみ)」を選択します。

- 「OK」をクリックします。
システムのドライブ設定を変更する
お使いのコンピュータの光学式ドライブおよびハードドライブのデータ転送方式が、パフォーマンスを最適化する設定になっていない場合があります。お使いのコンピュータのドライブが Direct Memory Access (DMA) に対応している場合は、この機能が有効になっていることを確認してください。この機能を有効にする手順を次に説明します。
DMA を有効にするには、下記の手順を実行してください。
- 「スタート」メニューから「コンピュータ」を右クリックし、「管理」を選択します。
- 続行するためにユーザの許可が必要な場合は、「続行」をクリックします。
- 「デバイスマネージャ」を選択します。
- IDE ATA/ATAPI コントローラの横のプラス記号をクリックします。
- ハードドライブが含まれる IDE バスを右クリックし、ショートカットメニューから「プロパティ」をクリックします。「詳細設定」タブをクリックします。
そのバス上のデバイスの転送モードが、「PIO のみ」ではなく「DMA (利用可能な場合)」に設定されていることを確認します。
[注意:IDE ドライブはアップル製コンピュータにはありません。]
- IDE ATA/ATAPI コントローラ の下にリストされている IDE チャネルデバイスに対して手順 4 ~ 5 を繰り返します。
- コンピュータを再起動し、再び iTunes でムービーを再生します。IDE チャネルデバイスの転送モードを変更した場合、再生パフォーマンスが向上したことがわかるはずです。
フラッシュドライブの ReadyBoost を無効にする
Windows Vista および Windows 7 には、一部のフラッシュベースの USB ドライブに利用できる「ReadyBoost」と呼ばれる機能があります。Windows において iTunes のビデオ再生に問題がある場合は、ReadyBoost が有効になっているフラッシュドライブの接続を解除することで、ビデオ再生パフォーマンスが改善されることがあります。または、ReadyBoost を無効にすれば、フラッシュドライブを接続解除しなくても、ビデオ再生パフォーマンスを改善することができます。ReadyBoost を無効にするには、以下の手順を実行します。
- 「スタート」ボタン
をクリックして「コンピュータ 」を選択します。 - 任意のフラッシュベース USB ドライブのアイコンを右クリックし、ショートカットメニューから「プロパティ」を選択します。
- 「ReadyBoost」タブを選択します。
- 次に示すように、「このデバイスを使わない」を選択し、「OK」をクリックします。

追加情報
NVIDIA nForce Serial ATA (SATA) コントローラを搭載したコンピュータをお使いの場合、Windows において SATA ハードドライブから iTunes でビデオを再生するとき、予期しない動作が見られることがあります。たとえば、iTunes が予期せず終了したり、反応しなくなったり、またはコンピュータが予期せず再起動したり、青い画面が表示されるなどです。標準の IDE ハードディスクにはこの問題はありません。お使いのコンピュータが標準の IDE ハードディスクを搭載している場合は、ビデオファイルをそのディスクにコピーして、そのファイルを iTunes または QuickTime Player で再生することができます。
また、コンピュータの時刻の設定を改ざんしたり誤って変更すると、Windows で iTunes ムービーレンタルの再生が終了する原因になります。詳しくは次の記事を参照してください。
TS1707 iTunes:Windows Vista でムービーレンタルの再生が終了する
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