Mac OS X:ケーブルモデムや DSL インターネット、および LAN 接続のトラブルシューティング
現象
Mac OS X には、すぐにインターネットにアクセスして使用するために必要な、すべてのアプリケーションが準備されています。ただし、インターネット接続が機能していないと思われる場合は、下記の操作を行うとインターネットに接続できます。ヒント:PPPoE を使って接続する場合は、PPPoE の接続手順 に従ってください。
対象製品
Mac OS X 10.4, Mac OS X 10.3, Mac OS X 10.2, Mac OS X 10.1, AirPort/AirMac, Mac OS X 10.5
解決方法
ローカルエリアネットワーク (LAN) を使用している場合
インターネットサービスプロバイダ (ISP) ではなく、各ネットワーク管理者に問い合わせてください。モデムを対象とする説明や手順は、LAN ユーザには適用しません。LAN ユーザは、モデムユーザや DSL ユーザが使っていない、ハブ、スイッチ、ルータ、またはコネクションポッドを使用していることがあります。
AirMac を使用している場合
トラブルシューティングの手順をシンプルにするために、下記の手順に従って、AirMac ベースステーションを一時的にネットワークから外して、1 台のコンピュータを直接 DSL またはケーブルモデムに接続します。コンピュータへのサービスを再構築したら、下記の「AirMac」セクションを参照してください。または、「AirMac トラブルシューティングガイド」を参照して、AirMac に特化したトラブルシューティングを行うこともできます。
すべてのモデムケーブルや電源ケーブルをチェックする
モデム関連のケーブルがすべて正しく接続されていることを確認します。これには、モデムの電源コード、モデムとコンピュータを接続するケーブル、およびモデムからコンセントへ接続するケーブルが含まれます。接続が適切であるかを確認するには、いったん接続を外してからもう一度接続し直します。ケーブルが切れていたり、踏まれていたり、その他の損傷を受けていないことを確認します。
ハブやルータを使っている場合は、すべてのケーブルと電源を確認します。ハブやルータ用の電源を複数お持ちの場合は、電源を交換してみてください。不適切な電源を使用すると、ネットワークトラフィックに影響を及ぼす場合があります。
モデムハードウェアをリセットする/電源を入れ直す
DSL やケーブルモデムの電源を切って、数分後にもう一度電源を入れて、パワーサイクルを行います。デバイスにバッテリーが搭載されていると、場合によってはバッテリーを外してデバイスを完全にリセットする必要があります。これは、通常、VoIP サービスを提供しているモデム/ルータの場合に起きます。ISP によっては、モデムの電源コードを抜くことを勧めるところもあります。この操作は、モデムに電源ボタンがない場合に必要となります。
モデムにリセットボタンがある場合は、電源を再投入する前後に完全にリセットすることを試みてください。ただし、完全にリセットする方法について確信が持てない場合は、ご利用の ISP に確認してから行ってください。
注意:Voice over IP サービスや VoIP などの ISP を介した電話サービスを利用している場合にモデムのパワーサイクルが、サービスを一時的に中断する場合があります。モデムがリセットされているかオフの場合、お使いの電話サービスを復旧するのに ISP への連絡が必要な場合があります。インターネットや電話サービスを復旧するために ISP への連絡を行う際は、不必要な遅延を避けるため、携帯電話などの使用を考慮に入れてください。VoIP 機能付きケーブルモデムなどの一部のブロードバンドデバイスには、停電の際、装置に電源を供給するバッテリーが内蔵されている場合があります。このようなデバイスがある場合、電源ケーブルを取り外したあとに、最低 30 秒間デバイスのバッテリーも取り外します。
モデムのインジケータランプを確認する
まず、DSL やケーブルモデムに「スタンバイ」ランプやボタンがついてないかを調べます。一部の一般的なモデムでは、スタンバイモードではインターネットに接続できないことがあります。この場合は、モデムがスタンバイモードでないことを確認してください。
他のインジケータランプは、ケーブル接続についての有用な情報を提供します。たとえば、「Cable」または「Online」という名前のついたランプは ISP ネットワークが利用可能かどうかを示したり、「PC」または「link」ランプは、コンピュータとモデム間のハードウェア接続が正しい状態であるかを示します。ポジティブリンクランプは、各デバイスの Ethernet ポートが正常に動作しているかを常時示しています。つまり、ポジティブリンクランプが点いている場合は、Ethernet ポートの不良が問題の原因となっていることはまずありません。
ヒント:お使いのモデムのランプがオン/オフのみで、色が変わらない場合は、オンのランプが「ポジティブ」ランプを表します。お使いのモデムのランプの色が変わる場合は、大体の場合、黄色や赤ではなく、緑色の場合がポジティブを表します。
リンクランプがポジティブの場合、「「ネットワーク」環境設定をチェックする」セクションに進みます。リンクがない場合は、モデムと Ethernet ハードウェアのトラブルシューティングを試してください。
ブロードバンドモデムと Ethernet ハードウェアのトラブルシューティング
ケーブルのチェックやパワーサイクルを行なってもリンクランプがオフのままである場合は、作業を進める前にリンクの再構築を行なう必要があります。コンピュータに Apple Hardware Test CD が付属している場合は、この CD を使ってハードウェアの問題がないかチェックします。問題がない場合は、インターネットサービスプロバイダにお問い合わせください。モデムが不良であるかをテストするためにリモートテストすることもできます。モデムに問題がない場合は、Ethernet ケーブルが一番取り替えやすい部分であるので、Ethernet ケーブルを取り替えてください。
Ethernet ケーブルを取り替えてもリンクを確立できない場合は、三番目の Ethernet デバイスを使って、リンクを確立できない原因がコンピュータにあるかモデムにあるかを調べる必要があります。三番目のデバイスとしては、リンクランプがついたシンプル (「ダム」) Ethernet ハブ (一般的なコンピュータ販売店にある、低価格な 10BASE-T ハブで構いません)、リンクランプのついた Ethernet スイッチ、別のコンピュータ、ルータ、またはワイヤレスベースステーションなどがあげられます。
ハブやスイッチを使ってテストする場合は、コンピュータとモデムの両方をハブやスイッチに接続して、ハブやスイッチのリンクランプをチェックして、どちらの相手方のデバイスが接続していないのかを調べます。他のコンピュータ (Mac または PC) を使う場合は、他のコンピュータに Ethernet リンクランプがついているかを調べます (多くの場合はついていません)。コンピュータに Ethernet リンクランプがついていない場合は、ファイル共有接続を設定して、接続の状況を確認します。ルータまたはベースステーションを使って接続を確認する場合は、各デバイスに付属の説明書の指示に従って接続します。ルータまたはベースステーションにリンクランプがついている場合は、簡単なリンクランプテストを使用できます。
この種のテストが行えない場合は、以下にあげる方法のうちで、テストしやすい方を行なってください。インターネットサービスプロバイダとモデムを入れ替えてみるか、コンピュータを性能が確認できる場所 (例:近所、学校、職場など) に持っていくかのいずれかです。
下記の「「ネットワーク」環境設定をチェックする」セクションで説明されている通り、ソフトウェアが正しく設定されていることを確認します。
これでも接続できない場合は、DNS に問題 がある可能性があります。ご利用のインターネットサービスプロバイダの DNS サービスが稼動していないか、または、ISP の指示通りに DNS を設定していないかのいずれかです。
これでもまだ接続できず、ケーブルモデムのリンクランプがポジティブな場合で、まだ Ethernet ケーブルを交換していない場合は、現在使用しているケーブルを新しい Ethernet ケーブル、または動作が確認されている Ethernet ケーブルに交換してください。
「ネットワーク」環境設定をチェックする
「ネットワーク」環境設定で「TCP/IP」設定を確認し、「内蔵 Ethernet」がプライマリのネットワークインターフェイスに指定されているかを確認します。
Mac OS X v10.5 をお使いの場合は、次の手順に従ってください。
- アップルメニューから「システム環境設定」を選択します。
- 「表示」メニューから「ネットワーク」を選択します。
- ネットワークポートのリストのエントリーの下にあるリストで、「内蔵 Ethernet」のステータスが「停止中」でないことを確認します。
- 「内蔵 Ethernet」が、選択済みか、(プライマリ) ネットワークインターフェイスであることを確認します。ネットワークポートのリストの下の「Action」ボタン (ギアのアイコン) をクリックし、「サービスの順序を設定」を選択します。サービスは、ドラッグして順序を変えられます。サービスは、「降順」でリストされています。
- ポートのリストのネットワークポートを選択して設定します。
- 「詳細」をクリックして、「TCP/IP」タブをクリックします。
- ご利用の ISP の指示に従って、このパネルを設定します。詳細は、「Mac OS X:ケーブルモデム、DSL、または LAN を使ってインターネットに接続する」を参照してください。
- 設定が終了したら、「OK」をクリックします。
- 変更を行った場合は、「今すぐ適用」をクリックします。
Mac OS X v10.4 をお使いの場合は、次の手順に従ってください。
- アップルメニューから「システム環境設定」を選択します。
- 「表示」メニューから「ネットワーク」を選択します。
- 「表示」ポップアップメニューから「動作中のネットワークポート」を選択します。
- 「内蔵 Ethernet」のチェックボックスにチェックマークがついていることを確認します。
- 「内蔵 Ethernet」をポート設定リストの一番上にドラッグし、使用する (プライマリ) ネットワークインターフェイスにします。
- 「表示」ポップアップメニューから「内蔵 Ethernet」を選択します。
- 「TCP/IP」をクリックします。
- ご利用の ISP の指示に従って、このパネルを設定します。詳細は、「Mac OS X:ケーブルモデム、DSL、または LAN を使ってインターネットに接続する」を参照してください。
- 変更を行った場合は、「今すぐ適用」をクリックします。
接続を共有する
インターネット接続を複数のコンピュータで共有する場合は、ネットワークが正しく設定されていることを確認してください。ご利用の ISP が 1 つの IP アドレスのみを提供しているか、複数の IP アドレスを提供しているかを、知っておく必要があります。1 つの IP アドレスのみが使用されている場合は、接続を共有 (NAT または「IP マスカレード(仮想 IP)」とも呼ばれます) 可能なルータを用意する必要があります。設定については、ルータに付属の説明書をお読みください。お使いのネットワークを設定された方、または、ルータのメーカーに問い合わせてください。
AirMac ベースステーションはワイヤレスクライアントと接続を共有できます。
AirMac 用の追加手順
- コンピュータでインターネットにうまく接続できたら、コンピュータからモデムの接続を外します。
- モデムとベースステーションの両方の電源コードを外します。
- ベースステーションをモデムに接続します。
- まず、モデムの電源コードを先に接続し、次にベースステーションの電源コードを接続します。ベースステーションが起動処理を行って、インジケータランプの点滅が終わるのを待ちます。
- コンピュータを起動し、ベースステーションを使ってインターネットに接続します。接続できない場合は、「AirMac 設定アシスタント」(/アプリケーション/ユーティリティ/) を使って、コンピュータのネットワーク設定をベースステーションにコピーすることができます。上級レベルのネットワーク設定を行なっている場合は、代りに「AirMac 管理ユーティリティ」が必要となる場合があります。
ご利用の ISP へのお問い合わせ
上記の手順で問題を解決できない場合は、ご利用のインターネットサービスプロバイダ (ISP) に問い合わせてください。
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