iPod ハンドブック:概要
対象製品
iPod
iPod をフルに活用するには、まずその外観上の特徴をよく把握しておく必要があります。ここでは、iPod の各部分の名称とその機能を理解できるよう、カラーディスプレイ付きの iPod (iPod nano を含む) と iPod shuffle の 2 種類の iPod モデルについてご紹介します。これより古いモデルの iPod をお使いの場合、外観上の特徴はカラーディスプレイ付きの iPod とほぼ同じです。
次のリストからお使いの iPod を選択してください。
iPod with color display (iPod nano を含む)

以下にカラーディスプレイ付きの iPod のメインコントロールと機能を紹介します。上の図はビデオ対応の最新モデルですが、iPod nano でもコントロールはほぼ同じです。
LCD 画面
第 5 世代の iPod には対角 2.5 インチの LCD 画面が付いています。この画面を使って iPod のすべてを制御することができます。iPod nano には、対角 1.5 インチの LCD 画面が付いています。それ以前のカラーディスプレイ付き iPod には、対角 2 インチの LCD 画面が付いています。また、クラシックモデルの iPod には、対角 2 インチのモノクロ画面が付いています。ディスプレイ付きのすべての iPod には、暗い場所でもメニュー操作に困らないようバックライトが装備されています。
カラーディスプレイ付きのすべての iPod では、ナビゲーションメニュー、オーディオファイルの属性 (ファイル名、アーティスト、ジャンルなど)、写真、アルバムのアートワーク、プレイリスト、音量、オーディオファイルの再生状況、ゲーム、時刻、アドレスデータ、カレンダー、メモなどを表示できます。iPod nano の場合は、これに加えてストップウォッチ、画面ロックコントロール、歌詞、世界各都市の時計を表示することができ、さらにビデオ対応の iPod with video(“ Fifth Generation iPod(第五世代 iPod)”とも呼ばれます)では iPod nano の全機能に加えて、ビデオの再生機能と強化されたゲーム機能をお楽しみいただくことができます。
クリックホイール
ドーナツ型をしたこのダイアル (現在発売中のすべてのディスプレイ付き iPod に付いています) は、実際に回転させることはできません。このホイールはポータブルコンピュータのトラックパッドのようにタッチセンス方式のパッドで、表面に指を置いてなぞるとその動きが読み取られます。このホイール上で円を描くように指を動かすことによって、画面の表示内容に応じてメニューのスクロール、音量の変更、オーディオトラック内の移動、フォトコレクションのブラウズなどを行うことができます。
クリックホイールは実際に回転しませんが、メニュー項目をスクロールすると iPod の内蔵スピーカーからクリック音が聞こえ、ホイールが機能しているのがわかります。クリック音を切りたい場合はサウンドをオフにすることもできます。この操作方法については「メニューのカスタマイズ」セクションを参照してください。
クリックホイールは 4 方向のコントローラとして使うこともできます。ホイール上のラベルが付いている部分を押すと、そのラベルに対応する機能が実行されます。これらのボタンはホイール自体とは異なり、タッチに反応するわけではありません。クリックホイールのラベル部分を押すと、ホイールの下に配置されている実際のボタンが押されます。クリックホイールのボタンを使って、再生、一時停止、早送り、次の曲への移動、ほかのメニューへのアクセスなどを行うことができます。
オン/オフスイッチの場所
iPod には電源をオン/オフにするための専用のスイッチはありません。iPod mini は、いずれかのボタンを押すと電源がオンになります (どのボタンでもかまいません)。ただし、ホールドスイッチが「ホールド」に設定されていないことを確認してください。電源をオフにするには、iPod の電源がオフになるまで再生/一時停止ボタンを押し続けます。
ヒント:iPod を持ち歩いている間に電源がオンになってしまうのを防ぐには、ホールドスイッチを「ホールド」の位置にスライドして、コンロトールをロックします。
センターボタン
クリックホイールの中央の穴の部分に配置されたセンターボタン (従来は「選択ボタン」と呼ばれていたものです) を押すと、画面でハイライトされているメニュー項目を選択できます。たとえば、「ミュージック」メニューが表示されているときに、クリックホイール上で指を円状に動かして「曲」をハイライトしてからセンターボタンを押すと、「曲」メニューに切り替わり、お使いの iPod に保存されているすべての曲が表示されます (iPod のメニュー操作としては、「ミュージック」 > 「曲」を選択したことになります)。次に曲をどれかハイライトして、再生/一時停止ボタンを押すと、その曲が再生されます。

クリックホイール、メニューボタン、センターボタンの 3 つを使って iPod に保存されているすべての項目に簡単にアクセスできます。
メニューボタン
このボタンを押すと、その前に表示されていたメニューに戻ります。たとえば、上の例の操作を行った後で曲を再生している最中にメニューボタンを押すと、「曲」メニューに戻ります。もう一度メニューボタンを押すと、「ミュージック」メニューに戻り、さらにもう一度メニューボタンを押すと、メインメニュー (「iPod」メニュー) に戻ります。
前へ/巻き戻しボタン
曲やオーディオブック、または Podcast の再生中 (LCD には「再生中」の画面が表示されます) にこのボタンを押すと、トラックの先頭に戻ることができます。ボタンを 2 回押すと前の曲に戻り、ボタンを押し続けると再生中のトラックを巻き戻すことができます。
写真をブラウズしているときにこのボタンを押すと、その前の写真画面が表示されます。スライドショーの再生中にこのボタンを押すと、スライドショーの 1 つ前の写真が表示されます。
次へ/早送りボタン
曲、オーディオブック、または Podcast の再生中 (LCD には「再生中」の画面が表示されます) にこのボタンを押すと、次の曲に移動することができます。ボタンを押し続けると、再生中のトラックが早送りされます。
写真をブラウズしているときにこのボタンを押すと、次の写真画面が表示されます。スライドショーの再生中にこのボタンを押すと、スライドショーの次の写真が表示されます。
再生/一時停止ボタン
曲、ビデオ、オーディオブック、または Podcast を選択してからこのボタンを押すと、選択した項目が再生されます。項目がすでに再生中の場合は、一時停止します。写真を表示しているときに、写真やアルバムを選択してからこのボタンを押すと、スライドショーが再生されます。再生中にもう一度このボタンを押すと、スライドショーが一時停止します。再生/一時停止ボタンを押し続けると、iPod がオフになります。
Apple ヘッドフォン
音楽を聴くには、iPod にヘッドフォンを接続する必要があります。付属の Apple インナーイヤー型ヘッドフォンを使えば、可聴範囲全域 (20 〜 20,000 Hz) にわたる最高のサウンドをお楽しみいただくことができます。このヘッドフォンは 3.5 mm のステレオミニプラグで iPod に接続します。このタイプのヘッドフォンが耳にフィットしない場合は、ほかのタイプのヘッドフォンを接続してもかまいません。

上の図は、カラーディスプレイ付き iPod の上面 (左) と底面 (右) です。iPod nano では、ヘッドフォンポートが底面 (Dock コネクタの隣) に配置されています。
ヘッドフォンおよび AV ポート
ヘッドフォンはこのポートに接続します。付属の Apple ヘッドフォンか、3.5 mm のステレオミニプラグ付きのほかのヘッドフォンを接続できます。iPod ではこのポートが本体上面に配置されていますが、iPod nano の場合は底面に配置されています (iPod nano に AV 機能はありません)。
音楽を独り占めするのも楽しいものですが、3.5 mm ステレオミニプラグ - RCA ケーブルアダプタ (別売) を使えば、iPod や iPod nano をホームステレオに接続して音楽を皆と共有することができます。また、このポートに電力が供給されたスピーカーを接続することもできます。
iPod に写真やビデオを保存してある場合は、このポートを使って iPod をテレビに接続し、家族や友人を集めてスライドショーやミュージックビデオ、ムービーを楽しむこともできます (この機能は iPod nano では使用できません)。テレビ番組や自作のホームビデオを大画面で楽しむこともできます。ホームビデオの作成方法については、「Creating video for iPod」を参照してください。iPod をテレビに接続するには、オプションの Apple iPod AV ケーブル が必要です。
ホールドスイッチ
このスイッチをスライドさせて「ホールド」に設定すると、ボタンとクリックホイールの機能をすべてロックできます。これは、ボタンを誤って押してしまうのを防止するのに便利な機能です。iPod を手に持ったまま歩き回ったり、オフの状態にしてポケットやバッグに入れて持ち運ぶときには、誤ってボタンをどれか押すと iPod の電源がオンになってしまうので、ホールドスイッチをご利用ください。スイッチを元の位置に戻すと、すべてのコントロールが使えるようになります。
iPod リモコンポート
このポートを使って iPod にオプションのリモコンを接続し、再生をコントロールすることができます。iPod nano およびビデオ対応の iPod には、このポートがありません。
Dock コネクタ
iPod の底面には Dock コネクタがあります。このポートに付属の USB 2.0 接続用 iPod Dock コネクタケーブルを接続し、もう一方のプラグ (USB 側) をコンセントに差し込んだ AC アダプタに接続すると、iPod のバッテリーを充電できます。または、コンピュータ本体にある高電力型の USB ポートに接続して、音楽の同期などを行いながら充電することもできます。
iPod shuffle

ここでは iPod shuffle の各部分の名称とその機能について説明します。
ステータスランプ
iPod shuffle には LCD 画面がありませんが、ステータスランプで動作状態を確認できます。ステータスランプは下部の「オフ」スイッチの隣と上部のヘッドフォンジャックの反対側に 1 つずつ付いていて、次のように緑、オレンジ、または赤のいずれかの色で点灯・点滅します。
iPod shuffle がコンピュータに接続されている場合
- オレンジ色に点灯する— iPod shuffle は充電中ですが、使われてはいません。コンピュータとの接続を切断してかまいません。
- オレンジ色に点滅する— iPod shuffle が使われています。コンピュータとの接続を切断しないでください。
- 緑色に点灯する— iPod shuffle が完全に充電済みで、使われていません。コンピュータとの接続を切断してかまいません。
- ランプが消えている— iPod shuffle が充電中ではなく、使用されてもいません。コンピュータとの接続を切断してかまいません。
iPod shuffle がコンピュータに接続されていない場合
- iPod shuffle をオンにすると、緑のステータスランプが最大 3 秒まで点灯してから消えます。
- 緑色に点灯する— iPod shuffle が完全に充電済みです。
- オレンジ色に点灯する— iPod shuffle のバッテリーの残量が低下していて、すぐに充電する必要があります。
- ランプが消えている— iPod shuffle のバッテリー残量がありません。
- いずれかのボタンを押したときにステータスランプがオレンジと緑に点滅する場合は、問題が発生しているか、iPod shuffle に曲がまったく保存されていないことを示します。この問題の解決方法については、「iPod shuffle リセットユーティリティについて」を参照してください。
iPod shuffle のバッテリー残量をチェックするには、iPod shuffle をオフにしてからすぐにオンに戻します (この操作は曲の再生中でも行えます)。するとステータスランプが短時間だけ上記のいずれかの状態に点灯します。
「ホールド」モードをオンにする
iPod shuffle は「ホールド」モードにすることができます。ホールド機能を使うと、音楽の再生中に誤ってボタンを押してしまうことがないように、前面にあるボタンを一時的に無効にすることができます。ホールド状態にするには、再生/一時停止ボタンを 3 秒間押し続けます。オレンジのステータスランプが 3 回点滅し、iPod shuffle が「ホールド」の状態になります。ホールド状態では、ボタンを押すとオレンジのステータスランプが点灯しますが、ボタンは機能しません。
ホールドを解除するには、再生/一時停止ボタンを 3 秒間押し続けます。緑のステータスランプが 3 回点滅し、iPod shuffle のボタンが再び使用できるようになります。iPod shuffle の背面にあるスイッチを「オフ」にすることでも、ホールドを解除することができます。
再生/一時停止ボタン
中央にあるこのボタンを使って、曲、オーディオブック、または Podcast の再生や一時停止を行います。このボタンを押すと、再生が開始されるか、すでに再生中だった項目の場合は一時停止します。
音量を上げるボタン
このボタンを押すと、曲、オーディオブック、または Podcast の再生音量が大きくなります。ボタンを何度か押すと、1 レベルずつ音量が上がります。また、ボタンを押し続けると、連続的に音量が上がります。
「音量を下げる音量を上げるボタン
このボタンを押すと、曲、オーディオブック、または Podcast の再生音量が小さくなります。ボタンを何度か押すと、1 レベルずつ音量が下がります。また、ボタンを押し続けると、連続的に音量が下がります。
前へ/巻き戻しボタン
曲やオーディオブック、または Podcast の再生中にこのボタンを押すと、トラックの先頭に戻ることができます。ボタンを 2 回押すと前の曲に戻り、ボタンを押し続けると再生中のトラックを巻き戻すことができます。
前へ/巻き戻しボタン
曲やオーディオブック、または Podcast の再生中にこのボタンを押すと、トラックの先頭に戻ることができます。ボタンを 2 回押すと前の曲に戻り、ボタンを押し続けると再生中のトラックを巻き戻すことができます。
次へ/早送りボタン
曲、オーディオブック、または Podcast の再生中にこのボタンを押すと、次の曲に移動することができます。ボタンを押し続けると、再生中のトラックが早送りされます。
Apple ヘッドフォン
音楽を聴くには、iPod shuffle にヘッドフォンを接続する必要があります。付属の Apple インナーイヤー型ヘッドフォンを使えば、可聴範囲全域 (20 Hz から 20,000 Hz) にわたる最高のサウンドをお楽しみいただくことができます。このヘッドフォンは 3.5 mm のステレオミニプラグで iPod shuffle に接続します。このタイプのヘッドフォンが耳にフィットしない場合は、ほかのタイプのヘッドフォンを接続してもかまいません。
ヘッドフォンポート
ヘッドフォンはこのポートに接続します。付属の Apple ヘッドフォンか、3.5 mm のステレオミニプラグ付きのほかのヘッドフォンを接続できます。音楽を独り占めするのも楽しいものですが、3.5 mm ステレオミニプラグ - RCA ケーブルアダプタ (別売) を使えば、iPod shuffle をホームステレオに接続して音楽を皆と共有することができます。また、このポートに電力が供給されたスピーカーを接続することもできます。
電源スイッチ
iPod shuffle の下部にあるこのスイッチを使って、プレーヤーのオンとオフを切り替えます。
iPod shuffle をオンにするには、スイッチを「Off」と反対の位置にスライドさせてスイッチの下に緑のバーが見えるようにします。iPod shuffle をオフにするには、このスイッチをオフの位置にスライドします (オフになると、緑のバーが見えなくなります)。
シャッフルスイッチ
iPod shuffle の下部にあるこのスイッチを使って、曲、オーディオブック、および Podcast を、曲順再生とシャッフル再生 (まったくランダムな順序で再生されます) のどちらで再生するかを指定できます。交差する矢印の位置にスイッチをあわせるとシャッフル再生され、楕円形の矢印の位置にあわせると iTunes に表示されている順序でリピート再生されます。