Mac OS X: Mac OS X 10.2.2 Update について
対象製品
Mac OS X 10.2
重要:インストールする前にお読みください
-
1. このアップデートをインストールするには、管理者ユーザのパスワードを持っている必要があります。パスワードには、スペースや「Option」キーを使って入力するような文字を使わないようにしてください。また、パスワードには空白を使わないようにしてください。パスワードを変更する必要がある場合には、次の手順に従ってください:アップルメニューから「システム環境設定」を選びます。「表示」メニューから「マイアカウント」を選びます。管理者ユーザを選択し、“ユーザを編集”をクリックします。「パスワード」タブをクリックします。パスワードを変更し、“OK”をクリックします。
2. システムソフトウェアに変更を加えるような、他社製のソフトウェアをインストールしている場合や、他の方法でオペレーティングシステムに修正を加えている場合は、予期しない結果が起こることがあります。この注意事項は、通常のアプリケーションソフトウェアのインストールには適用されません。
3. インストールプロセスを中断しないでください。三角マークをクリックすると、インストールの詳しい進捗状況を確認することができます。インストール時に停電やその他の理由でインストールが中断した場合は、「ソフトウェアアップデート」のページから単体のインストーラ(以下を参照)をダウンロードし、アップデートのインストールを行ってください。
インストール
Mac OS X 10.2.2 にアップデートするには 2 通りの方法があります。
I. 自動ソフトウェアアップデートによるインストール
自動ソフトウェアアップデートで、すでにこの記事をご覧になっているでしょう。この機能について詳しくは、次の記事 (106704) を参照してください:Mac OS X: ソフトウェアをアップデートする方法
アップデートによっては、他のアップデートがあらかじめインストールされている必要があるため、目的のアップデートをすべて入手するまで、繰り返し「ソフトウェア・アップデート」を使う必要がある場合があります。
II. 単体インストーラ
単体インストーラは、「ソフトウェアアップデート」 (http://www.apple.co.jp/ftp-info/index.html) から入手できます。
2 種類のバージョンのインストーラが入手可能です。バージョン 10.2.1 を 10.2.2 にアップデートするものと、10.2 を 10.2.2 にアップデート(「Combo」アップデート)するものです。この記事では、前者について説明します。「Combo」アップデートを使用する必要がある場合は、次の記事 (107141) を参照してください:Mac OS X: Mac OS X 10.2.2 Update (Combo) について
このアップデートで向上した機能
このアップデートでは、以下の多くの機能が改善されました:
デジタルハブと周辺機器装置の機能向上
- 大容量のメディアファイルの再生、周辺機器装置のファイルコピー機能が改善されました。
- まれに発生する、誤って取り出してしまった CD を再マウントできなかったり、アプリケーションのそのディスクへのアクセスが終了しなかったりする問題を解決しました。
- iTunes を使用して複数のディスクを挿入した時に、拡張 CD のデータやオーディオセッションが期待通りにデスクトップに表示されない問題を解決しました。
- TIFF ドキュメントを印刷したりプレビューする時に発生する可能性があった、フォーマットの問題を解決しました。
- 再起動後やログアウト後に、他社製ディスプレイに対する ColorSync 設定が保存されていない場合がある問題を解決しました。
- 複数のファイルを Adobe PhotoShop 7.0 から postscript プリンタに印刷する場合の問題を解決しました。
- Ethernet ネットワーク経由で印刷するときの HP 4MV プリンタとの互換性を改善しました。
- 次の他社製ディスク作成装置に対するサポートを追加しました:LaCie d2 48x24x48x、Sony CRX-820E、Toshiba SD-R2212 と SD-R1202、Pioneer DVR-105、Yamaha CDW-F1 44x24x44x モデル。
ネットワーキングとモデムの機能向上
- SMB 共有されているボリュームを、ユーザが設定した名前でブラウズすることができるようになりました。
- Mac OS X 10.2 Server クライアントのパスワードを AFP 接続で変更したときに、「Change Password Failed(パスワードの変更に失敗しました)」という、誤ったメッセージが表示される問題を解決しました。
- いくつかの内蔵 Apple モデムが応答しなくなり、「Could not open the communication device(通信デバイスをオープンできませんでした)」という、メッセージが表示される問題を解決しました。
- いくつかの内蔵 Apple モデムが、接続して数秒経たないと音がならない問題を解決しました。
- いくつかの内蔵 Apple モデムが、インターネットに接続するときに応答しなくなる問題を解決しました。
- 認証ダイアログボックスから iDisk のマウントをキャンセルした場合に、エラーや警告ダイアログが表示されなくなりました。
- Directory Access で指定されている、LDAP サーバが利用できない場合に起きる可能性があった起動時の問題を解決しました。
- ファイル名の最後に「#02」や他の 16 進数字がついているファイルを、AFP 接続でコピーするときに発生する可能性があったデータ損失の問題を解決しました。
- iDisk の利用可能ディスク領域は、ファイル削除後によりすばやく更新されるようになりました。
- iDisk が 1GB 容量で 1023 MB 利用可能と誤って表示していた問題を解決しました。
- ファイルを iDisk にコピーするときに、「error -36(エラー -36)」警告メッセージが表示される可能性があったいくつかの問題を解決しました。
「アドレスブック」と Mail 機能の向上
- 「大きな字で表示」メニューを使ってアプリケーションを切り替えると、「アドレスブック」が応答しなくなることがある問題を解決しました。
- 「アドレスブック」は、以前のバージョンの「アドレスブック」からのグループの読み込が改善されました。
- Bluetooth 接続で「アドレスブック」から携帯電話に vCard を転送するときの問題を解決しました。
- Mac OS X 10.1 のいずれかのバージョンの「アドレスブック」を使って作成された「アドレスブック」に、vCards をドラッグするとアドレス情報がインポートされるようになりました。
- 「アドレスブック」のオーストラリア向け住所形式が修正されました。
- 「アドレスブック」の「編集」モード「入/切」切り替え時の応答性を改善しました。
- 名前が入力されていない「アドレスブック」カードは、名前のところに「名前なし」の代わりにメールアドレスが表示されて、「すべて」グループリストに表示されるようになりました。
- メッセージに返信しているときに Mail が予期せず終了することがあった、まれに発生する問題を解決しました。
- Mail アプリケーションの「受信日時」欄とメッセージの強調表示機能の応答性を改善しました。
- Mac OS X 10.1.5 Address Book.addressbook を Mac OS X 10.2 形式の「アドレスブック」に変換する際の信頼性を改善しました。
アプリケーションの機能向上
- アニメーションを使用する Microsoft PowerPoint プレゼンテーションとの互換性を改善しました。
- Disk Copy がボリュームのイメージ作成時に起きる、非管理者ユーザに影響するアクセス権の問題を解決しました。
- Mac OS X でインストールされるアプリケーションのアップデートが改善されました。各アプリケーションが移動されたり削除されることがない場合にのみ、アップデートを行います。
- 他社製アプリケーション(BBEdit や Mailsmith を含む)で、「Command」キーを押しながら URL をクリックすると起きる可能性があるディスプレイの問題を解決しました。
- 他社製ゲームアプリケーションを終了すると、デスクトップをクリックしなければメニューバーや Dock が表示されない状況を解決しました。
- Mac OS X で作成された PDF ファイルが Adobe Acrobat Reader 5 で期待通りに開かない場合がある問題を解決しました。
- Web ページをブラウズするときに、「テキストが表示されない」という状況が起こる場合を減らしました。
- コンピュータが再起動、システム終了、またはスリープ状況にある場合にファックスを送る際の FAXstf との互換性を改善しました。
その他の機能向上
- 「このボリューム上の所有権を無視する」が選択されていない場合に、「読み/書き」ディスクイメージボリュームを使用するときの安全性を改善しました。
- Mac OS X 10.1 から Mac OS X 10.2 にアップグレードするときに、自動ソフトウェアアップデートからの通知がオフになってしまう問題を解決しました。
- Mac OS X 10.2 にアップグレードすると、ユーザの com.apple.LaunchServices.plist ファイル内の予期せぬ値が正しい起動を妨げることがある問題を解決しました。
- 3 つのビデオカードと 512 MB を越える RAM を使用すると、カーネルパニックが発生する可能性がある問題を解決しました。
- 認証されないユーザが、削除されているユーザとしてログインできる問題を解決しました。
- Finder の「検索」機能を改善し、不可視フォルダ内の項目は検索されないようになりました。
- 低帯域接続を使って Sherlock チャンネルを切り替える場合にかかる時間を減少させました。
- Sherlock チャンネルはファイルとして保存できるようになりました。
- 自動ログインが期待通りに動作するようになり、続けてアーカイブやインストールができるようになりました。
- いくつかのポータブルコンピュータがスリープ解除にかかる時間を改善しました。
- いくつかの PowerBooks が「DVD プレーヤ」使用後にスリープ解除するときに、映像がなくなる問題を解決しました。
- いくつかのポータブルコンピュータ上で「DVD プレーヤ」を終了すると、コンピュータが応答しなくなる問題を解決しました。
- Apache バージョン 1.3.27 が付属されています。
- RFC ベースのサービスが利用可能な場合に、system daemon へのアクセスがブロックされる安全性上の問題を解決しました。