OS X Server:SMTP リレーが必要なときに参加依頼メール、通知、および警告を送信する

OS X Server では、多くの OS X Server サービスに代わって、参加依頼メール、通知、または警告を送信することができます。これらには、キャッシュ、証明書、ディスク、ファイアウォール、メール、ネットワーク設定、プロファイルマネージャ、ソフトウェアアップデート、および Time Machine が含まれます。

ISP が送信メール用に SMTP リレーを必要としている場合、OS X Server で ISP から提供された SMTP リレーサーバを使うように設定することができます。

OS X Server には、OS X メールサービスと Sendmail の 2 つの SMTP サーバが内蔵されています。OS X Server メールサービスが設定されていて有効な場合、参加依頼メール、通知、または警告を送信するのに使われます。OS X Server メールサービスが有効ではない場合、代わりに Sendmail が使われます。

SMTP リレーをお使いの場合は、SMTP サーバアドレスと認証資格情報 (必要な場合) を OS X メールサービスの構成に追加する必要があります。次の手順で、OS X Server メールサービスと Sendmail の両方で、同じ構成ファイルと設定を使用するようにします。

  1. Server.app を開きます。

  2. 「メール」パネルで「ISP を経由して送信メールをリレー」を選択します。

    • このオプションがすでに選択されている場合は、「編集」ボタンをクリックします。リレーサーバ接続の詳細を入力する場所を示すプロンプトが表示されます。

  3. 「ISP を経由して送信メールをリレー」の横のボックスをクリックします。

  4. 「編集」ボタンをクリックします。

  5. リレーサーバの DNS 名、または IP アドレスを入力します。

    • カスタムポートが必要な場合は、ポート番号を指定することができます。IP アドレスまたはホスト名の後にコロンを追加して、ポート番号を入力します。たとえば、17.172.224.47:587 または example.com:587 のように入力します。IP アドレスまたはホスト名を角かっこで囲んで入力すると、Mail Exchange (MX) 検索を無効にすることができます。たとえば、[17.172.224.47] または [example.com] のように入力します。

  6. メールの送信前にリレーの認証が必要な場合は、「SMTP リレー認証を有効にする」を選択して、関連するユーザ名とパスワードを入力します。このオプションを有効にした場合、資格情報が利用可能な最も強い認証方法 (CRAM-MD5、Digest-MD5、または Kerberos) を使って送信されます。

OS X メールサービスを起動したり再起動する必要はありません。入力した設定は、自動的に OS X Server メールサービスと Sendmail の両方に適用されます。

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