セキュリティアップデート 2013-003 について
セキュリティアップデート 2013-003 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては「Apple 製品のセキュリティ」Web サイトを参照してください。
Apple Product Security PGP キーについては「Apple Product Security PGP キーの使用方法」を参照してください。
CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。
他のセキュリティアップデートについてはこちらの記事 を参照してください。
セキュリティアップデート 2013-003
QuickTime
対象 OS:Mac OS X 10.6.8、Mac OS X Server 10.6.8、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.4
影響:巧妙に細工されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。
説明:Sorenson エンコードのムービーファイルの処理にバッファオーバーフローの問題があります。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2013-1019:HP の Zero Day Initiative に協力している Microsoft の Tom Gallagher 氏および Microsoft の Paul Bates 氏
QuickTime
対象 OS:Mac OS X 10.6.8、Mac OS X Server 10.6.8、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.4
影響:巧妙に細工されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。
説明:H.264 エンコードのムービーファイルの処理にバッファオーバーフローの問題があります。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2013-1018:HP の Zero Day Initiative に協力している G. Geshev 氏
QuickTime
対象 OS:Mac OS X 10.6.8、Mac OS X Server 10.6.8、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.4
影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを開くと、アプリケーションが予期せず終了したり任意のコードが実行されたりする可能性がある。
説明:「mvhd」アトムの処理にバッファアンダーフローの問題が存在します。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2013-1022:HP の Zero Day Initiative に協力している Andrea Micalizzi (rgod) 氏
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