Apple TV 5.2 のセキュリティコンテンツについて

この記事では、Apple TV 5.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについてはこちらを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについてはこちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

Apple TV 5.2

  • Apple TV

    対象となるデバイス:Apple TV (第 2 世代) 以降

    影響:ユーザモードのプロセスがカーネルメモリの最初のページにアクセスできる可能性がある。

    説明:カーネルには、copyin/copyout 関数に渡されたユーザモードのポインタとサイズ (length) を検証し、ユーザモードのプロセスからカーネルメモリに直接アクセスする結果にならないかチェックする仕組みがあります。length が 1 ページ未満の場合は、このチェックが行われていませんでした。copyin および copyout に渡される引数の検証を強化することで、この問題は解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2013-0964:Azimuth Security の Mark Dowd 氏

  • Apple TV

    対象となるデバイス:Apple TV (第 2 世代)

    影響:同じ Wi-Fi ネットワーク上のリモートの攻撃者が、システムを突然終了させることができる可能性がある。

    説明:Broadcom の BCM4325 および BCM4329 のファームウェアによる 802.11i の情報要素の処理に、領域外読み込みの脆弱性があります。この問題は、802.11i の情報要素の検証を強化することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2012-2619:Core Security の Andres Blanco 氏および Matias Eissler 氏

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