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iBooks Author:3D モデルを使うための最良の方法

iBooks Author では、3D ウィジェットを使って COLLADA (.dae) ファイルを追加できます。iBooks Author で使う COLLADA ファイルを作成するための最良の方法をご説明します。

ポリゴン数

初代 iPad は、あまり複雑でないテクスチャを貼り付けた 20,000 個未満のポリゴンで構成される 3D オブジェクトの表示に最適化されています。第 2 世代以降の iPad および OS X Mavericks は、あまり複雑でないテクスチャを貼り付けた 50,000 個未満のポリゴンで構成される 3D オブジェクトの表示に対応しています。これより複雑なオブジェクトを使うと、読み込み時間が長くなったり、動作が遅くなったり、イメージがぼやけたりすることがあります。

ライティング

アンビエントライト、オムニライト、指向性ライトを使い、シンプルなライティングを行います。最適なパフォーマンスを得るには、シーンに使うライトを 3 ~ 4 個以下にします。

テクスチャ

1024 x 1024 ピクセルを超えるテクスチャは 1024 x 1024 にサイズ変更されます。

カメラ

必ずオブジェクトにカメラを追加します。これは iBooks Author ブックのデフォルト表示に使われます。

カメラでは透視投影または正投影を使うことができます。透視投影と正投影は、3D シーンを 2D 平面に投影する方法です。

透視投影では、カメラに近いオブジェクトは大きく、カメラから遠いオブジェクトは小さく見えます。正投影では、カメラからの距離にかかわらず、オブジェクトの大きさは同じに見えます。

iBooks Author に追加する COLLADA (.dae) ファイルでは透視投影を使うことをお勧めします。透視投影は、目の自然な知覚を模倣しているためです。正投影を使うことはまれです。

詳しくは、「COLLADA Digital Asset Schema 仕様書」を参照してください。

書き出し

一部のモデリングプログラムでは、固有のエクスポータの代わりに OpenCOLLADA エクスポータを使った方がよい結果を得られることがあります。OpenCOLLADA エクスポータは OpenCOLLADA のダウンロードページ (英語) からダウンロードできます。

プレビュー

3D オブジェクトが正常に動作するかを確認するには、ブックを公開したり書き出したりする前に必ず iPad または OS X Mavericks でブックをプレビューします。

関連情報

COLLADA フォーマットについて詳しくは、こちらのページ (英語) を参照してください。

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