Compressorリリースノート

Compressorの最新および過去のアップデートについて説明します。

Compressorのアップデートをインストールする前に、現状のシステムが Compressorのシステム条件を満たしているか確認してください。確認の上、現在インストールされているバージョンのCompressorと、カスタムの設定を作成してある場合はそれらも含めて、必ずバックアップしておいてください。

Compressor 4.9の新機能

2024年11月13日リリース

Compressor 4.9では、次の点が変更されています。

  • Final Cut Proで編集したり、Apple Vision Proで再生したりする際に、ステレオスコピックビデオファイルを空間ビデオにトランスコードします。

  • 空間ビデオでエンコードされたファイルを写真にエクスポートして、Apple Vision Proに自動的に共有します。

  • 新しい書き出しプリセットでは、90、100、120 fpsのエンコードを簡単に作成できます。

  • 他社製のメディア拡張機能をインストールして、より多くのビデオフォーマットのデコードと再生に対応できるようになりました(macOS Sequoia以降が必要です)。

  • 高フレームレートのビデオクリップをエクスポートすると、生成したファイルがスローモーションで再生される問題を修正しました。

  • 画像をトリミングすると、プレビュー領域の画面上のコントロールのエッジとコーナーハンドルに生じる問題を修正しました。

Compressorのあらゆる機能の詳しい情報や具体的な手順については、こちらを参照してください。Compressorの最近の機能強化点については、「Compressorの新機能」を参照してください。

以前のバージョン

Compressor 4.8

2024年6月20日リリース

Compressor 4.8では、以下の機能が強化され、バグが修正されています。

  • Apple Vision Pro、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxで撮影した空間ビデオの左目または右目のアングルをプレビューできます。

  • ほかのアプリケーションのステレオスコピックワークフロー用に、空間ビデオの左目または右目からビデオまたはイメージシーケンスを作成できます。

  • Compressorバッチを処理する共有コンピュータのグループを設定する際に、「このコンピュータ」の選択を解除できなかった問題を修正しました。

  • ポートレートモードで撮影したビデオクリップのオーディオを変更すると、画像が90度回転していた問題を修正しました。

  • Canon XF-AVC 1920x1080 59.94i/50i H.264 25 Mbpsがサポートされるようになりました。

Compressor 4.7

2023年11月30日リリース

Compressor 4.7では、以下の機能が強化および修正されています。

  • 使用可能なメディアエンジンでビデオセグメントを同時に処理することで、HEVCファイルとH.264ファイルをすばやく書き出すことができます(macOS Sonoma以降、およびApple M1 Max、M1 Ultra、M2 Max、M2 Ultra、またはM3 Maxを搭載したMacが必要です)。

  • iTunes Store用のステレオスコピックパッケージを作成、構成、構築できます。

  • Logが適用済みかどうかにかかわらず、Logエンコードされたビデオをプレビューできます。

  • HDRコンテンツが適切な色空間でビューアに表示されるようになりました。

  • 長いマルチチャンネルProResクリップでオーディオトラックを有効または無効にする際のパフォーマンスが向上しました。

  • コマンドラインの使用時に、バッチ送信でJSON出力とXML出力がサポートされるようになりました。

  • ウォッチフォルダを作成すると、「オーディオパススルーを有効にする」設定を選択できなくなる問題を修正しました。

Compressor 4.6.6

2023年9月19日リリース

  • iPhone 15 ProやiPhone 15 Pro Maxで撮影したLogエンコードビデオに対応しました。

  • ソース/出力の比較ビューアがカメラのLog選択を反映しないことがある問題が解決しました。

  • オーディオ設定が変更されたクリップで「Finderに表示」を使用できなかった問題が解決しました。

  • ジョブインスペクタの色空間と出力色空間がRec. 709に設定されている場合に、輝度レベルが誤っていた問題が修正されました。

  • 追加のCompressorインスタンスを有効にすると、バッチエンコードの経過時間が「完了」タブに表示されない問題が解決しました。

Compressor 4.6.5

2023年7月18日リリース

Compressor 4.6.5では、以下の機能が強化され、バグが修正されています。

  • インスペクタが開いているときに、「設定」と「場所」のサイドバーのサイズを変更できるようになりました。

  • Appleシリコン搭載のMacコンピュータで4:2:2ベースのH.264メディアを処理する際の信頼性が向上します。

  • 「色空間」を「自動」に設定しているときに、フォト-JPEGソースの色空間が間違っていた問題に対処しました。

  • 書き出されたIMF補足パッケージが元のパッケージよりも1フレーム短かった問題が修正されています。

Compressor 4.6.4

2023年5月23日リリース

  • ビデオを元の高さを保ったまま自動的に中央にクロップして、スクエア、縦長、カスタムサイズに変更できます。

  • 標準のキーボードショートカットを使って、ファイルをFinderからバッチウインドウにコピー&ペーストすることができます。

  • 追加のオーディオトラックで補足のIMFパッケージを作成したり、標準バッチでIMFパッケージからCPLを使用したりできます。

  • コマンドラインを使用してバッチを構成する際に、サラウンドチャンネルに自動的にラベルを付けることができます。

Compressorでは、以下の修正や機能強化も施されています。

  • 「AppleデバイスSD」組み込み設定の使用時に、トランスコードが完了しないことがありましたが、この問題が解決しました。

  • IMFフォルダからオーディオファイルやビデオファイルを追加するときの安定性が向上しました。

  • EXRへの書き出しにアルファチャンネルを含められるようになりました。

  • DPXイメージシーケンスへの書き出し時に、アスペクト比が正しくないファイルが作成される場合がありましたが、この問題が解決しました。

  • ProRes RAWをH.264 SDRで書き出した場合に、フレームが黒くなる問題を解決しました。

Compressor 4.6.3

2022年10月24日リリース

  • HEVC 8ビットの4:2:2エンコーディングに対応しました。

  • マルチパスHEVC 4:2:2エンコーディングに対応しました。*

  • デフォルトのHEVCエンコーダーのタイプが「高速」に変更されました。

  • HDRビデオの透明度のプレビューに対応しました。*

  • 特定のディレクトリに読み出し/書き込み権限がない場合にバッチを送信できない場合がありましたが、この問題が解決しました。

* macOS Venturaが必要です。

Compressor 4.6.2

2022年8月9日リリース

トランスコード中にビデオフレームの順序が入れ替わってしまう場合がありましたが、この問題が解決しました。

Compressor 4.6.1

2022年4月12日リリース

  • ビデオの透明度(macOS Monterey 12.3以降が必要)、出力のアスペクト比、変更後のソースメディアのプロパティをプレビュービューアに表示できます。

  • 設定に新たに追加されたビデオのプロパティを使って、ビデオファイルを回転/反転できます。

  • 新しいMac Studioに搭載されているM1 MaxおよびM1 Ultra用にトランスコード性能が最適化されました。

  • 韓国語に対応しました。

Compressor 4.6.1では、以下の修正や機能強化も施されています。

  • 写真アプリからメディアをドラッグ&ドロップできるようになりました。

  • macOS Monterey 12.3以降を搭載したAppleシリコン搭載モデルのMacコンピュータで、ファイルをHEVC 10 Bit 4:2:2にエンコードできるようになりました。

  • エイリアスでは、ウォッチフォルダでトランスコードが実行されない問題が解決しました。

  • HEVC HTTPSライブストリーミングの出力先が、新しい解像度とビットレートで追加されました。

  • ビデオ設定のインスペクタに、HTTPSライブストリーミングの自動ビットレートプリセットが新たに追加されました。

  • ジェネレータを含むMac用Final Cut Proプロジェクトをバッチウインドウで選択すると、正常に機能しない場合がありましたが、この問題が解決しました。

  • 選択されている出力から新しいジョブを作成できない場合がありましたが、この問題が解決しました。

  • システム設定でジョブの送信が阻止されている可能性がある場合に警告が表示されるようになりました。

Compressor 4.6

2021年10月18日リリース

  • ウォッチフォルダを使ってトランスコードを自動化し、MacBook Pro(14-inch, 2021)やMacBook Pro(16-inch, 2021)ではワークステーション並みのパフォーマンスを発揮

  • ファイルシステム内の指定のフォルダに追加されたビデオを自動的にエンコード

  • Canon RAWプラグインを使って、Canon Cinema RAW Lightを再生し、ほかのビデオコーデックやフォーマットにトランスコード

  • iPhone 13のシネマティックモードで撮影されたビデオをエンコード(macOS Montereyが必要)

Compressor 4.6では、以下の修正や機能強化も施されています。

  • キャプションファイルを読み込む必要なく、Compressor内で直接キャプションを作成する機能を追加

  • 非圧縮のTGAイメージシーケンスの作成に対応

  • 圧縮したTIFFイメージシーケンスの作成に対応

  • 手動共有を使ってクラスタでバッチを処理する際の速度と信頼性が向上

  • 7.1およびディスクリートのオーディオチャンネルレイアウトのメニューオプションを追加し、非圧縮のオーディオに対応

  • イメージシーケンスの読み込み時にフレームレートを設定する機能を追加

  • Appleシリコン搭載MacでmacOS Montereyを使う場合に、マルチパスHEVCエンコーディングに対応

  • H.264 10ビットの4:2:2ファイルのデコードと、ほかのフォーマットへのトランスコードに対応

  • 特定のカメラからのファイルについて、「タイムコード」ウインドウと「プレビュー」ウインドウで同期がずれる問題を解決

  • 「Appleデバイス」プリセットのデータレートをユーザが調整できない問題を解決

  • Blu-rayディスクの作成が、ソースでチャプタマーカーが使われていて、ソースと出力のフレームレートが異なる場合に失敗する場合がある問題を解決

  • ビデオエフェクトでガンマ補正を追加する際に、HLG HDRビデオが適切にエンコードされない場合がある問題を解決

  • イメージシーケンスのジョブ成功の通知をクリックしても、出力フォルダにフォーカスが移らない問題を解決

Compressor 4.5.4

2021年7月8日リリース

  • macOSの特定の「言語と地域」環境設定での安定性が向上

  • DVDまたはBlu-rayディスクへ書き出すときにレイヤーのタイプを設定できない問題を修正

Compressor 4.5.3

2021年6月17日リリース

  • ソースクリップやオーディオファイルの開始タイムコードの変更機能を追加

  • カラーパレットとディザリングアルゴリズムを選択し、PNGやGIFのファイルサイズを縮小する機能を追加

  • インスペクタの新しい「最大」プリセットを使って、縦長ビデオのサイズをほかの縦長のフレームサイズに変更し、正方形ビデオのサイズをほかの正方形のフレームサイズに変更する機能を追加

  • インスペクタの「クロップとパディング」の新しいプリセットを使って、ビデオのサイズを縦長や長方形のアスペクト比に変更する機能を追加

  • ユーザがソースメタデータのパススルーを無効にして、オーディオファイルやMOV、MP4、M4V、MXFビデオフォーマットを出力可能

  • 共有コンピュータのグループの中に非対応バージョンのCompressorを使ったMacが含まれている場合に警告を表示

  • MXF言語タグのサポートを追加

  • AVCHDディスクイメージをファイルシステムに書き込む機能を追加

  • iTunes StoreやIMFパッケージタイプの新規バッチを作成するキーボードショートカットを追加

  • DPXまたはCineonイメージシーケンスが不正なフレームレートで読み込まれる問題を解決

Compressor 4.5.2

2021年3月4日リリース

  • タイムコードジェネレータエフェクトの使用時のプレビューイメージが適切でない問題を修正

  • バッチ領域のキャプション用の新しいアイコンを追加

Compressor 4.5.1

2020年12月14日リリース

  • YouTubeやFacebookのサイトにアップロードするファイルを作成するための「YouTubeおよびFacebook用に準備」共有オプションを追加

  • 安定性が向上

Compressor 4.5

2020年11月12日リリース

  • Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上

  • HLGハイダイナミックレンジのプロジェクトをドルビービジョン8.4メタデータ付きで書き出して、Apple製デバイスでの再生を最適化

  • クリップのフレームレートを変更するとオーディオの同期がずれる問題を解決

  • DV-PALソースからBlu-rayディスクを作成できない問題を解決

  • Avid DNxHR® およびAvid DNxHD® のデコードと再生に標準対応

Compressor 4.4.8

2020年9月24日リリース

  • Sony PXW-FX9カメラから取り込んだXAVCメディアが認識されない問題を修正

Compressor 4.4.7

2020年8月25日リリース

カメラログの変換

  • ログエンコードされたビデオをSDRおよびHDR色空間に変換

  • Panasonic、Sony、Canon、Blackmagic、Nikon、ARRIのログに応じた組み込みのカメラLUTから選択可能

  • カスタムのカメラLUTを追加して、組み込みオプションがないカメラで正確な変換を実現したり、オンセットの外観に一致させたりすることが可能

カスタムLUTエフェクト

  • 他社製のクリエイティブなLUTを素材に適用して、圧縮中にカスタムな外観を追加

  • .cube、.mga、.m3dファイルフォーマットに対応

  • 出力色空間をSDRまたはHDRに設定

Compressor 4.4.7には、以下の機能もあります。

  • SMBでの分散処理を利用して、速度と信頼性を向上

  • 複数言語のサポートを含むProRes IMFパッケージを作成

  • PNGムービーファイルの再生に対応

  • ドロップレットが.m4vファイルを認識しない問題を解決

  • 709カラープロファイルを使ったDVコーデックでトランスコードできない問題を解決

  • イメージシーケンスが間違った色(ビット)深度で書き出される場合がある問題を解決

  • Touch Bar搭載のMacBook Proでバッチ処理中に「アクティブ」タブが開いていると、システムがメモリ不足になる場合がある問題を解決.

Compressor 4.4.6

2019年12月10日リリース

  • 「リバーステレシネ」を使用するときの安定性が向上

  • ドルビービジョンのメタデータを読み込むときの信頼性が向上

  • iTunes Store用に作成されたパッケージにドルビービジョンのメタデータを適用するとエラーが誤って報告される問題を修正

  • iTunes Store用に作成されたパッケージを検証するときにエラーが誤って報告される問題を修正

Compressor 4.4.5

2019年10月7日リリース

  • 新しいMetalベースのプロセッシングエンジンのおかげで、再生タスクが改善され、レンダリング、合成、書き出しなどのグラフィックタスクが高速化

  • Mac ProでマルチGPU(Radeon Pro Vega II、Radeon Pro Vega II Duoなど)に対応し、グラフィックスのパフォーマンスが向上

  • Mac Proで最大28コアのCPUに対応し、CPUパフォーマンスの最適化を実現

  • Mac ProでAfterburnerカード使用時のProResおよびProRes RAWのデコードのパフォーマンスが向上

  • Apple Pro Display XDRで圧倒的な美しさのHDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオを表示および配信

  • macOS CatalinaでCompressorの使用時に、互換性のあるSDR(標準ダイナミックレンジ)ディスプレイにHDRビデオをトーンマッピング

  • マルチGPU全体でのグラフィックス処理の負荷分散を改善

  • アルファチャンネルを維持したHEVC再生に対応

  • QuickTimeムービーファイルでアルファチャンネルを維持してHEVCをエンコード

  • タイムコードをドロップフレーム、非ドロップフレーム、フレーム、絶対時刻として表示

  • 複数のイメージシーケンスを同時に読み込み

  • ターミナルでのコマンドラインを使ったオーディオトラックの再割り当てとジョブアクションの指定に対応

  • ウォーターマークのサイズを自動調整してサイズを書き出すオプションを追加

  • iTunes Storeで、HDRおよびドルビービジョンのメタデータを指定して送信されたパッケージからSDR配信データを作成

Compressor 4.4.4

2019年3月21日リリース

  • Mojaveより後のバージョンのmacOSと互換性がない可能性があるメディアファイルを検出

  • YouTubeにビデオを共有するときの信頼性が向上

Compressor 4.4.3

2018年12月13日リリース

Compressor 4.4.2

  • 64ビットアーキテクチャがMac内のすべてのメモリを最大限に活用して、高解像度のイメージとプロジェクトに対応

  • 後方互換性によりレガシー32ビットフォーマットに対応

  • Facebookなどの幅広いWebサイトで使われるSRTフォーマットで、クローズドキャプションを表示、編集、配信

  • Compressorがソースメディアのプロパティを使い、MXFやQuickTimeの設定を自動的に構成

  • 設定の自動構成により、フレームレート、フィールドの順番、色空間を正確に適用

Compressor 4.4.2には、以下の機能もあります。

オーディオ

  • QuickTimeフォーマットを使ってオーディオファイルをトランスコードする際に、オーディオプロパティを自動的に設定

クローズドキャプション

  • 「クローズドキャプション」インスペクタに、現在の再生位置を示す再生ヘッドを追加

メタデータ

  • Appleデバイスにトランスコードする際にメタデータが表示されない問題を解決

  • ソースファイルから追加したメタデータを削除すると、削除後に、トランスコード後のメディアファイルに表示される問題を解決

  • メタデータ処理が向上

MXF

  • MXFファイルに対して「自動」または「ソースと同じ」色空間設定を使うときの信頼性が向上

ユーザインターフェイス

  • インスペクタパネルのレイアウトと読みやすさが向上

Compressor 4.4.1

クローズドキャプション

  • クローズドキャプションを表示、調整、配信

  • バッチまたはiTunes Storeパッケージにキャプションファイルを読み込み

  • インスペクタを使って、テキスト、カラー、画面上の位置、タイミングを調整

  • インスペクタでテキストを検索し、1つまたは複数のキャプションを選択

  • iTunes Storeパッケージで複数の言語とフォーマットをサポート

  • キャプションのオーバーラップ、不適切な文字、無効なフォーマットなど、一般的なエラーについて、検証インジケータが即座に警告

  • 書き出したビデオファイルにキャプションを埋め込むか、または個別のキャプションサイドカーファイルを作成

  • キャプション付きのビデオをYouTubeやVimeoで直接共有

  • CEA-608およびiTTのクローズドキャプションフォーマットに対応

バリアフリー音声ガイド

  • iTunes Storeパッケージにバリアフリー音声ガイドファイルを追加

Compressor 4.4.1には、以下の機能もあります。

  • MXF設定が、「カスタム」設定から、設定パネルの「内蔵」セクションに移動

  • YouTubeの「アクセス」ボタンや「友人に知らせる」ボタンで、ビデオの正しいURLを開く

  • ラインをクロップしてもiTunes Storeパッケージのビューアに表示されない問題を解決

  • 「HTTPライブストリーミング」ジョブアクションをHEVC出力に適用した場合にエラーを表示

  • XDCAMバッチが失敗する問題を解決

  • DVDジョブやBlu-rayジョブの作成時に、.PSDファイルをバックグラウンド画像として正しく読み込み

  • ムービーDVDおよびBlu-rayメニューをサポート

Compressor 4.4

360 VR配信

  • さまざまなフォーマットとフレームサイズで360°ビデオをエンコード

  • 360°ビデオをYouTube、Facebook、Vimeoで直接共有

  • 業界標準の全方位メタデータを埋め込んだ360°ビデオファイルを書き出し

  • モノスコピックおよびステレオスコピックのフォーマットに対応

ハイダイナミックレンジ

  • 色空間変換コントロールとHDRメタデータを使ってHDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオを配信

  • HDRビデオをHDR10対応のP3 D65 PQ、Rec. 2020 HLG、Rec. 2020 PQで配信

  • HDRビデオをSDR(Standard Dynamic Range)ビデオに簡単に変換

  • iTunes Storeパッケージ内で、ドルビービジョングレードのビデオファイルのドルビービジョンXMLへのリンクに対応

HEVC

  • ビデオの映像品質を同等に保ちながら、H.264よりもファイルサイズを最大40 %縮小できるHEVC(High Efficiency Video Coding、別名H.265)フォーマットでエンコード*

  • Compressorで作成したカスタムのHEVC書き出し設定をMac用Final Cut Proで使用

  • Mac用Final Cut ProやMotionのプロジェクトをCompressorに送り、HEVCフォーマットでビデオをエンコード

  • デスクトップでドラッグ&ドロップするだけでエンコーディングできる自己完結型のHEVCドロップレットを作成

MXF

  • さまざまなコーデックやパラメータに対応するMXFファイルのエンコーディング

  • さまざまなフレームレートと解像度が使えるAVC-Intra、D-10/IMX、ProRes、XDCAM HDなどの新しいMXFプリセット

  • MXFコンテナ内でProResおよび10ビット非圧縮ビデオをサポート

  • MXFコンテナ内でHDRビデオをサポート

* HEVCのサポートには、macOS High Sierraが必要です。

Compressor 4.4で解決した問題

  • Panasonic GH5 MP4ファイルをProResで書き出すと、ファイルの先頭に緑のフレームが3個生成されることがありましたが、この問題が解消しました。

  • リタイミングモードを「最高品質」にして29.97iビデオを25pに変換するときの安定性が向上しました。

  • ドライブ全体でのトランスコーディング時に、詳しいエラーメッセージが表示されます。

  • 透かしが入った240fpsソースメディアのパフォーマンスが向上しました。

  • 新しいアニメーションGIF画像設定:最大428 x 240、15 fps(メッセージングおよびWebサイト用に最適化)の場合は「小」、最大640 x 360、25 fps(高画質再生用に最適化)の場合は「大」

  • iPhoneムービーでフレームレートが正しく識別されます。

  • DVコーデックでビデオフレームサイズ、ピクセル比、フィールド順が正しく設定されない問題が解消しました。

Compressor 4.3.2

  • コマンドラインオプションでジョブの状況を監視できます。

  • ディザリングオプションを使ってイメージにノイズを追加し、カラーバンディングなどの邪魔になるパターンを最小限に抑えることができます。

  • iTunes Storeパッケージの作成時に、インドの法律で義務付けられている健康被害警告のテキストを指定するオプションを利用できます。

  • ウォーターマークイメージの画質が向上しました。

  • アニメーションPNGとアニメーションGIFのイメージシーケンスがサポートされます。

  • ドロップフレームメディアでタイムコードフィルタが正確に表示されます。

  • AC-3にトランスコードされたオーディオの同期が正確になります。

  • DVDの共有オプションが応答しなくなる問題が解決されました。

  • DVDのメニューとチャプタタイトルのフォント品質が向上しました。

  • DVD作成時の画質が向上しました。

  • DVDのユーザダイアログのメッセージに書類へのリンクが埋め込まれ、改良されました。

Compressor 4.3.1

  • 分散エンコーディングの使用時に、フェードイン/フェードアウトフィルタが正しく適用されます。

  • ダブルバイト文字の言語の使用時に、ディスク名やタイトルが正しく表示されます。

  • ターミナル経由でCompressorを使用時に、ロケーションパスが考慮されます。

  • H.264ファイルの書き出し時およびフレームレートの変更時のパフォーマンスが改善されました。

  • Compressorを使ってProRes 4444ファイルを透明度付きで書き出した場合に、正しいアルファチャンネルが作成されます。

  • Animation、PNG、Cinepak、WMVなどの32ビットコーデックを使用してファイルを処理できないという問題が解決されました。

  • Touch Bar上のマーカーボタンが正しく表示されないという問題が解決されました。

  • Apple USB SuperDriveを使ってMac用Final Cut ProプロジェクトからDVDを作成できないという問題が解決されました。

Compressor 4.3

  • デザインが刷新されたダークインターフェイスでビデオに集中、バッチや設定の表示を効率化

  • インスペクタにビデオファイルやオーディオファイルの詳細情報を表示

  • 標準のRec. 601およびRec.709の色空間またはWide Rec.2020の色空間でビデオを配信

  • iTunes Storeパッケージのプレビューで、代替オーディオ、クローズドキャプション、または字幕をオーディションして同期を確認

  • iTunes Storeパッケージのメディアパススルーにより、不要な圧縮を回避

  • iTunes Storeパッケージのプレビューで、素材の再生中にオーディオストリームをシームレスに切り替えて確認を高速化

  • バッチの警告およびエラーメッセージに、対策に役立つ詳細なメモを表示

  • 複数の色空間やより大きなビット深度のサポートなど、静止画像に関する機能が向上

  • DPX、Cineon、OpenEXRの静止画像をサポート

  • OpenEXRイメージシーケンスをサポート

  • DPXのサポートを強化し、カラー情報、ピクセルのアスペクト比、インターレース、タイミングの解釈の精度が向上

  • フレームレート変換、インターレース、拡大/縮小、オプティカルフローのリタイミング、エフェクト、色空間の変換などのイメージ処理のパフォーマンスが向上

  • 最適なビット深度の自動選択により、トランスコーディング、色処理、エフェクトの品質が向上

  • CPU処理およびGPU処理を効率化

  • 新しいDVDディスクテンプレートにより、メニューと背景のオプションが増加

  • DVDオーサリングに新しいオプションが追加され、再生のループ、モーションメニューの追加、メニューイメージのカスタマイズが可能

Compressor 4.3では次の内容も改善されています。

  • 字幕を読み込み時に検証、対策に役立つ詳細なメモを提示.

  • iTunes Storeパッケージの素材の言語を自動検知

Compressor 4.2.2

  • Appleデバイス用のビデオファイルを作成できる4Kの書き出しプリセット

  • iTunes Storeパッケージの作成時に、クローズドキャプションファイルに誤ってSDH字幕としてラベルが付けられる場合がある問題を修正

  • プレビューウインドウを拡大すると、ナビゲーションウインドウにソースクリップが表示されない問題を修正

  • OS X El Capitanで起動画面を正しく表示

  • Appleデバイスの互換性リストにiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPad Pro、およびApple TV HDを追加

Compressor 4.2.1

  • ユーザアカウントを別のシステムに移行した後でCompressorが突然終了する問題を解決

  • H.264書き出しでiframe配置用マーカーを使用する機能の復活

  • インターレースH.264ファイルの書き出し

  • クローズドキャプション/字幕とオーディオ/ビデオの同期を改善

Compressor 4.2

新機能

  • iTunes Store送信用のiTunes Storeパッケージを作成

  • 映画、予告編、クローズドキャプション、字幕をiTunes Storeパッケージに簡単に追加

  • クローズドキャプションや字幕をビューアで直接プレビュー

  • ビューアを拡大表示して実際のピクセル精度でコンテンツをプレビュー

  • デュアルGPUに対応し、「Compressorへ送信」の使用時にGPUレンダリングが可能に

  • 対応システムでのハードウェアアクセラレーションを利用したマルチパスH.264エンコーディング

  • MPEG-4およびH.264 QuickTimeムービーのビットレートを自動計算

  • 処理前にQuickTimeオーディオトラックを表示し、チャンネルを割り当て

  • QuickTime出力用のサラウンドサウンド処理時にマトリックスステレオダウンミックスを選択

  • マルチパスエンコーディングのCABACエントロピーモード

Compressor 4.2では次の内容も改善されています。

  • ドロップレットから送信したジョブを「アクティブ」および「完了」タブに表示

  • ProRes 422 HQでApple AES3 Audioフォーマットを使用する場合の安定性の向上

Compressor 4.1.3

  • Compressor 4.1.3では、Blu-rayディスクへの書き込み時またはBlu-rayディスクイメージの作成時における信頼性の問題を修正

Compressor 4.1.2

  • Apple ProRes 4444 XQのサポート

  • Mac用Final Cut ProやMotionから「Compressorへ送信」を使った際のステータス表示とレスポンスを改善

  • GoProカメラからH.264ソースファイルのエンコーディングを行う際のパフォーマンスと色の精度が向上

  • イメージシーケンスにあるアルファチャンネルのトランスコードの問題を修正

このアップデートでは、安定性も全体的に向上しています。

Compressor 4.1.1

  • これまでQmasterを有効にしていたコンピュータにCompressorをインストールする際の問題が解決されています。

  • Mac用Final Cut Proから「Compressorへ送信」を行う際の信頼性が向上しています。

  • ソースファイルが起動ボリュームにない場合に発生する、分散エンコーディングのエラーに対応しています。

  • バッチを送信するときにハングを発生させる問題が修正されています。

  • 複数のCompressorプラグインがインストールされていると発生することがある、安定性の問題が修正されています。

  • プラグインをインストールせずにプラグイン設定を表示する際の問題が解決されています。

  • 全体的に安定性が向上しました。

Compressor 4.1

  • シングルウインドウレイアウトの新しいインターフェイスで効率よく制御.

  • 一般的なエンコーディングタスクのためのプリセットの書き出し先

  • 分散エンコーディングの設定が簡単に

  • サポートされている共有操作で、ハードウェアベースのH.264エンコーディング

  • Dolby Digital Plusエンコーディングをサポート

  • 4K解像度でYouTubeに直接共有

  • 中国のビデオサイトYoukuおよびTudouに直接共有

Compressor 4.0.7

  • Vimeoにアップロードするときのファイルサイズの上限(1 GB)が取り除かれます。

  • 一部のMPEG-2ファイルを再生するときの安定性の問題が解決されます。

  • 複数のジョブを処理するときのQmasterの安定性の問題が解決されます。

Compressor 4.0.6

このアップデートでは、Vimeoに1 GB以上のクリップをアップロードする際の問題の解決を含む、機能と全体的なパフォーマンスが向上しています。

Compressor 4.0.5

  • クラスタ設定の改良により、Compressorをすべてのクラスタノードで開く必要がなくなりました。

  • エンコード用クラスタを管理者の認証なしで使うことができます。

  • Compressorが開かなくなってしまう他社製QuickTimeコンポーネント関連の問題が解決しています。

Compressor 4.0.4

Compressor 4.0.4では以下のように全体的な安定性とパフォーマンスが向上しています。

  • MacBook Pro(Retina, Mid 2012)用にShare Monitorが強化されています。

  • インスペクタから「YouTubeに公開」ジョブアクションを選択したときに発生する安定性の問題が解決されています。

Compressor 4.0.3

  • モニターなしのMacでCompressorを実行できます。

  • Open Directoryユーザとしてログインしたときの書き出しの問題が修正されています。

  • MP4とAVIファイルのエンコーディングを行うときのパフォーマンスが向上しています。

  • 対応するiOSデバイス上で1080pビデオの書き出し設定が追加されました。

Compressor 4.0.2

  • マーカーがデフォルトでチャプターマーカーとして設定されます。

  • 非圧縮8ビット4:2:2および 非圧縮10ビット4:2:2が書き出し設定リストに追加されます。

  • 非圧縮10ビット4:2:2からProResへのトランスコードの速度が向上します。

Compressor 4.0.1

  • HTTPライブストリーミングのセルラー設定のビットレートが更新されています。

  • Mac用Final Cut Pro内のQuickTime書き出しコンポーネント設定へのアクセスに関する問題が修正されています。

  • OS Xが中国語で構成されている場合に「このコンピュータ」クラスタが表示されない問題が修正されています。

  • Compressor 4のインストール後にSoundtrackを起動する際の安定性の問題が解消されています。

Compressorをバックアップする

アップデートする前に、現在インストールされているバージョンのCompressorアプリケーションとカスタム設定をバックアップしておいてください。

Compressorアプリケーションをバックアップする

現在インストールされているCompressorアプリケーションは以下の手順でバックアップしてください。

  1. 「アプリケーション」フォルダに新しいフォルダを作成し、アプリケーションにちなんだ名前を付けます(「Compressor 4.2.2」など)。Compressorのバージョンを調べるには、アプリケーションを開いて「Compressor」メニューの「Compressorについて」を選択します。

  2. 「アプリケーション」フォルダでCompressorアプリケーションを選択します。「ファイル」>「"Compressor" を圧縮」の順に選択します。圧縮が完了するまでに、数分かかります。

  3. 作成された「Compressor.zip」ファイルを手順1で作成したフォルダに移動します。

  4. zipファイルが入っているフォルダをバックアップドライブに移動します。

Compressorの設定をバックアップする

Compressorの設定をバックアップするには、「~/ライブラリ/Application Support/Compressor/Settings」にあるカスタム設定ファイルを新しいフォルダにコピーしてください。

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