iPhoneやiPadでモバイルデータ通信を利用する

モバイルデータ通信の使用量を調べる方法や、すべてのアプリに対して、あるいは個々のアプリに対して個別に、モバイルデータ通信のオン/オフを切り替える方法をご案内します。

モバイルデータ通信のオン/オフを切り替える

モバイルデータ通信のオン/オフを切り替えるには、「設定」を開いて「モバイル通信」をタップします。iPhoneに複数のSIMがある場合は、「設定」>「モバイル通信」>「モバイルデータ通信」の順に選択します。iPadでも同様に「設定」>「モバイルデータ通信」の順に選択します。

モバイル通信オプションを表示しているiOS 18の設定メニュー

ご利用の通信事業者やデバイスによって、「通信のオプション」や「モバイルデータ通信のオプション」に表示されるオプションは異なる場合があります。iPhoneに複数のSIMがある場合は、回線を選択して(「SIM」の下にあります)、「モバイルデータ通信のオプション」にアクセスします。

  • LTE回線を使用/4Gをオンにする/3Gをオンにする:音声通信とデータ通信に利用するネットワーク接続の種類を選択できます。オプションの詳細については、こちらの記事を参照してください。5Gのデータ通信オプションの詳細については、こちらの記事(iPhone)または こちらの記事(iPad)を参照してください。

  • 「音声通話ローミング」のオン/オフ:CDMAネットワークでは、ほかの通信事業者のネットワークを利用して料金が発生することのないように、「音声通話ローミング」をオフにしておけます。

  • 「データローミング」のオン/オフ:海外旅行中は、データローミングをオフにしておけば、ローミング料金がかかりません。海外でも使えるデータプランにご加入であれば、「データローミング」をオンにしておいた方がいい場合もあります。海外旅行中にiPhoneまたはiPadを使う方法の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

通信事業者によっては、国内旅行でもデータローミングが使われることがあります。データローミングポリシーやその他のモバイルデータ通信設定について詳しくは、通信事業者にお問い合わせください。モバイルデータ通信のオンとオフを適宜切り替えることにより、アプリやサービスでインターネット接続時に携帯電話ネットワークを使うか使わないかを決めることができます。モバイルデータ通信をオンにすると、Wi-Fi接続を利用できない場合にアプリやサービスが携帯電話ネットワークを使用します。その結果、モバイルデータ通信を利用する機能やサービスによっては通信料金がかかる場合があります。通信料金についは通信事業者にお問い合わせください。

データ通信の使用量を確認する

これまでのモバイルデータ通信の使用量を確認するには、「設定」>「モバイル通信」の順に選択します。iPadでも同様に「設定」>「モバイルデータ通信」の順に選択します。デバイスがモバイルデバイス管理に登録されている場合、関連するデータは「システムサービス」>「企業アカウント」で報告されます。

モバイルデータ通信オプションを表示しているiOS 18の設定メニュー
  • 下にスクロールして、モバイルデータ通信量の多いアプリを探します。アプリにモバイルデータ通信を使用してほしくない場合は、そのアプリのモバイルデータ通信をオフにできます。オフにしたアプリは、データ通信にWi-Fiしか使いません。

  • 個々のシステムサービスによるモバイルデータ通信量を調べるには、「設定」>「モバイル通信」または「設定」>「モバイルデータ通信」の順に選択します。「モバイルデータ通信」の下のリストで「システムサービス」をタップします。システムサービスについては、個別にモバイルデータ通信のオン/オフを切り替えることはできません。

  • 今回の支払い請求期間のアプリごとのデータ通信量の統計を見ることができます。また、ローミング時にデータ通信を利用したアプリのデータ統計をまとめて確認できます。これらの統計をリセットするには、「設定」>「モバイル通信」または「設定」>「モバイルデータ通信」の順に選択し、「統計情報のリセット」をタップしてください。

  • iPhoneをデュアルSIMで使っている場合は、選択したモバイルデータ通信用の番号で使ったデータ通信量を確認できます。

今回の支払い請求期間のモバイルデータ通信量をさらに詳しく調べるには、通信事業者にお問い合わせくだだい。

問題がある場合

  • モバイル通信ネットワークに接続できない場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。

  • Exchange ActiveSyncアカウントをお使いの場合、メールとカレンダーのモバイルデータ通信をオフにしても、引き続きモバイルデータ通信が使われることがあります。Exchange ActiveSyncアカウントのモバイルデータ通信量を調べるには、「設定」>「モバイル通信」>「システムサービス」の順に選択してください。

  • Wi-Fiアシストが有効になっている場合、Wi-Fiの接続状況が悪いときは自動的にモバイルデータ通信が使われます。Wi-Fiアシストはデフォルトで有効になっています。その結果、モバイルデータ通信量が増え、データプランによっては追加料金が課される場合もあります。「設定」でWi-Fiアシストを無効にすることができます。Wi-Fiアシストの詳細については、こちらの記事を参照してください。

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