セキュリティアップデート 2009-004 について

セキュリティアップデート 2009-004 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、こちらを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

セキュリティアップデート 2009-004

  • BIND

    CVE-ID:CVE-2009-0696

    対象:Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8

    影響:リモートの攻撃者により、DNS サーバが予期せず終了される可能性がある

    説明:ダイナミック DNS のアップデートメッセージの処理にロジックの脆弱性があり、アサーションがトリガされることがあります。悪意を持って作成されたアップデートメッセージを BIND DNS サーバに送信することにより、リモートの攻撃者は BIND サービスを中断できる可能性があります。この問題は 1 つまたは複数のゾーンのマスターであるサーバに生じ、それらのサーバがアップデートを受け入れるかどうかは関係ありません。BIND は Mac OS X と Mac OS X Server に付属していますが、デフォルトでは有効になっていません。このアップデートでは、アサーションをトリガしていたレコードタイプが「ANY」のメッセージを正しく拒否することで問題が解消されています。

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