Mac 101:Safari 4
概要
Safari 4 は、Mac OS X および Windows 用の高性能で最新のインターネット Web ブラウザです。HTML 5 および CSS 3 の最新規格をサポートし、Nitro JavaScript エンジンを搭載しています。
Safari 4 は、最高のオンライン体験が得られる機能を備えています。タブブラウズ機能で雑然としていたブラウザウインドウ表示をすっきりさせたり、Top Sites ではお気に入りの Web サイトを一目で参照できます。「履歴を検索」で過去にアクセスした Web サイトを見つけたり、Cover Flow で履歴やブックマークに追加したサイトを表示することもできます。また、ポップアップウインドウをブロックしたり、Web サイトから Dashboard ウィジェットを作成したり、組み込みの高性能な開発ツールも利用できます。
このガイドでは、Safari 4 の使用方法を紹介すると同時に、ブラウジング環境をパーソナライズするための設定方法も説明します。
ここに記載されているほとんどの情報は、すべてのバージョンの Safari に対応していますが、一部には Safari 4.x のみが対象となっている情報もあります。Safari のほかのバージョンの詳細については、「Mac 101:Safari 3」を参照してください。
注意:この記事は、主に Mac ユーザ向けです。Windows ユーザの場合は、「Safari 4 for Windows」を参照してください。
対象製品
Safari 4 (Mac OS X 10.5), Safari 4 (Mac OS X 10.4), Mac OS およびソフトウェア
Safari 4 の Web ブラウザウインドウ
下図に、アップルのサンプル Web ページが表示された標準的な Safari 4 のウインドウを示します。これらのウインドウ要素の一部は、以下で説明するようにカスタマイズできます。

- 「前へ戻る/次へ進む」ボタン *
- 「ブックマークに追加」ボタン *
- ブックマークバー
- スマートアドレス (URL) フィールド
- 「RSS」ボタン (Web ページを読み込んでいる間は、「読み込み中」のインジケータになります。)
- 「再読み込み/中止」ボタン (Web ページを読み込んでいる間は、「中止」ボタンになります。)
- 検索履歴ツール
- Smart Search Field *
- Search Field SnapBack
- タブブラウズバー
- スクロールバー
- Web ページコンテンツ
- サイズ変更コントロール
* Safari 4 ツールバーは、これらの要素で構成されています。Safari のツールバーは、以下で説明するように任意にカスタマイズできます。
Safari ウインドウのサイズ変更
Safari ウインドウのサイズを変更する場合は、右下コーナーのサイズ調整アイコン (上図の項目 13 を参照) をドラッグして変更します。ウインドウのサイズを小さくすると、スクロールバーが表示される場合があります。Safari ウインドウのサイズを変更した後に新規ウインドウを開くと、変更後のサイズで表示されます。
ホームページの設定
ホームページとは、多くの場合、ブラウザが起動した際に最初に表示される Web ページのことです。Safari 4 でホームページを設定するには、以下の手順を実行します。
- ホームページに設定する Web ページ (「http://www.apple.com/jp/」など) を表示します。
- 「Safari」メニューから「環境設定」を選択します。または、「command + ,」キー (「command」キーとカンマキー) を押します。
- 「一般」アイコンをクリックします。
- 「現在開いているページを指定」をクリックします。
- 「環境設定」ウインドウを閉じます。

スマートアドレス (URL) フィールド
このフィールドには、Web アドレスをすばやく簡単に入力したり、貼り付けることができます。アドレスフィールドに Web アドレスを入力し始めると、Safari のトップヒット機能により一致する可能性がもっとも高い URL が自動的に入力およびハイライトされます。「return」キーを押すだけで、ハイライトされたサイトにアクセスできます。
トップヒットで表示されたサイトが目的のサイトでない場合は、ブックマークとブラウジング履歴に基づいて Safari に表示される関連候補のリストを確認してください。アクセスするサイトをクリックして選択するか、矢印キーを使ってアクセスするサイトをハイライトし、「return」キーを押します。
または、Web アドレスを直接入力することもできます。
Smart Search Field
このフィールドを使うと、探しているものがすぐに見つかります。この検索フィールドにテキストを入力すると、Google Suggest による関連検索結果および最近の検索履歴が Safari に表示され、そのページ内で検索している語句を簡単に見つけることができます。
ツールバーのカスタマイズ
Safari 4 のツールバーに表示される項目は、以下の方法で変更できます。
- Safari の「表示」メニューから「ツールバーをカスタマイズ」を選択します。
- 下図に示すシートが表示され、目的の項目をツールバーにドラッグして追加したり、ツールバー内の項目を並べ替えることができます。
たとえば、独自の Dashboard ウィジェットを作成する際に使う「Dashboard で開く」などの項目を追加するには、「ツールバーをカスタマイズ」を選択すると表示されるシートから Safari 4 ツールバーに項目をドラッグします。
また Safari 4 のデフォルトの状態にツールバーを戻すには、デフォルトセットをツールバーにドラッグします。
- カスタマイズが完了したら、「完了」をクリックします。

Top Sites
Top Sites では、お気に入りの Web サイトを一目でプレビューできます。Safari 4 は、ブラウズしたサイトをトラッキングし、お気に入りのサイトにランクを付け、1 ページに 24 個までのサムネイルを表示できます。お気に入りのサイトをグリッドの特定の位置に画びょうで止めたように固定して、表示をカスタマイズすることもできます。これにより、Top Sites を開くたびに特定のサイトがいつも同じ位置に表示されるため、サイトを簡単に見つけることができます。
前回アクセスした後に変更されたサイトがある場合、それを知りたいと思ったことはありませんか?新しいコンテンツを含むサイトには、右上に星印が付いています。1 回のクリックでそのページが開き、サムネールが更新されます。ブックマークバーにある新機能の「Top Sites」ボタンをクリックすれば、いつでも Top Sites ページに戻ることができます。
Top Sites に Web ページを手動で追加するには、以下の手順を実行します。
- 追加するページを Safari 4 で読み込みます。
- アドレス (URL) フィールド (上の Safari ウインドウ要素の図の項目 4) の左側にある Web サイトアイコン (
など) を Top Sites ブックマークバー項目 (
) にドラッグします。この操作により、その Web サイトが Top Sites グリッドの左上の位置に追加されます。

Top Sites をカスタマイズするには、「編集」ボタンをクリックします。
Top Sites に 24 個のサイトを表示するには、「小」タブをクリックします。Top Sites に 12 個のサイトを表示するには、「中」タブをクリックします。Top Sites に 6 つのサイトを表示するには、「大」タブをクリックします。
Top Sites のサイトの配置順序を変更するには、サイトをクリックして Top Sites グリッドの目的の位置にドラッグします。
Top Sites に表示されたサイトを取り除くには、取り除くサイトの「X」アイコンをクリックします。
Top Sites に表示されたサイトを固定するには、固定するサイトの画びょうのアイコンをクリックします。
Full History Search
Full History Search および Cover Flow を使うと、アクセスしたサイトを見たままに表示できます。Safari には、サイトに再アクセスできる画期的な新しい方法が導入されました。大きなプレビューウインドウで、以前アクセスしたサイトをぱらぱらとめくって表示できます。Safari では、各ページのすべてのテキストとサムネールが自動的に履歴に保存されます。これにより、検索しているサイトをよく覚えていない場合でも、簡単にそのサイトを見つけることができます。
Top Sites の「履歴を検索」フィールドに単語またはフレーズを入力するだけで、候補サイトのリストがすぐに表示されます。写真のキャプションなど、アクセスしたページのあらゆるコンテンツを検索できます。検索されたサイトは Cover Flow で表示され、一目でサイトを見つけることができます。

Cover Flow
Cover Flow では、サイトの履歴とブックマークに追加されたサイトが見やすく表示されます。Web サイトは前回アクセスした画面がそのまま再現されているかのように、大きなプレビューウインドウに表示されます。
一目見ただけで、目的のページであることがわかります。Cover Flow を使うと、iTunes のアルバムアートと同様に、Web サイトのプレビューをぱらぱらとめくって表示できます。矢印を使うと、次に進んだり前に戻ることができます。または、スライダを使って複数のサイト間をすばやく移動できます。目的のサイトが見つかったら、クリックするだけでそのサイトが開きます。

フルページズームによる Web ページのテキストとグラフィックの拡大/縮小表示
キーボードショートカット、マルチタッチトラックパッド操作、または「拡大/縮小」ツールバーボタンを使うと、Web コンテンツをより読みやすく拡大/縮小表示できます。拡大/縮小表示では、テキストをシャープに美しく表示しながら画像や図などのサイズを調整するため、ページのレイアウトが完璧に維持されます。
キーボードショートカットを使って拡大表示するには「command」キーを押しながら「+」キーを押し、縮小表示するには「command」キーを押しながら「-」キーを押します。
マルチタッチトラックパッドで拡大表示するにはピンチアウトし、縮小表示するにはピンチインします。
ツールバーに「拡大/縮小」ボタンを追加するには、「表示」メニューから「ツールバーをカスタマイズ」を選択し、「拡大/縮小」ボタンをツールバーにドラッグします。

「command + 0」(ゼロ) キー、または「表示」メニューから「実際のサイズ」を選択すると、Web ページのコンテンツをいつでもデフォルトのサイズに戻すことができます。
プライベートブラウズ
プライバシーを保護するには、「Safari」メニューから「プライベートブラウズ」を選択します。プライベートブラウズが有効になっている場合は、Web ページは履歴に追加されず、項目は「ダウンロード」ウインドウから自動的に取り除かれます。また自動入力用の情報 (名前、パスワードなど) 、Cookie、キャッシュは保存されず、検索結果も「Google」検索ボックスのポップアップメニューに追加されません。
履歴の消去
Safari では、表示した Web ページが記録されます。閲覧の履歴を手動で消去するには、Full History Search で「履歴を消去」ボタンをクリックするか、「履歴」メニューの「履歴を消去」を選択します。
特定期間が経過した後で自動的に履歴を消去する場合、または一切消去しない場合は、「Safari」メニューから「環境設定」を選択します。「一般」アイコンをクリックします。「履歴からの削除」ポップアップメニューから、任意の期間設定 (1 日後、1 週間後、2 週間後、1 カ月後、1 年後、手動) を選択します。 デフォルト設定は「1 カ月後」です。
Safari 4 ウインドウを閉じない限り、「前へ戻る」ボタンや「次へ進む」ボタンをクリックして、それまでに開いた Web ページに戻ることができます。
ポップアップウインドウのブロック
Web サイトにアクセスすると、自動的にポップアップウインドウが開くことがあります。このようなポップアップウインドウには、表示したサイトによって広告やその他の内容が表示されます。また、サイトで選択した内容の詳細がポップアップウインドウに表示される場合や、サイト内のほかのセクションに移動するためのナビゲーションがポップアップウインドウに表示される場合などもあります。ポップアップウインドウのブロック機能は、これらのポップアップウインドウが表示されないようにします。
Safari 4 以降では、ポップアップウインドウのブロック機能がデフォルトで有効になっています。 ポップアップウインドウのブロック機能は、無効にして後で再度有効にすることもできます。その場合は、「Safari」メニューから「ポップアップウインドウを開かない」を選択して切り替えます。Web サイトが期待通り機能しない場合は、「ポップアップウインドウを開かない」を無効にしてみてください。
ブックマークの追加
Web ページをブックマークに追加することにより、URL を入力することなく簡単にそのページを表示できます。表示しているサイトまたは Web ページをブックマークに追加するには、「ブックマーク」メニューから「ブックマークに追加」を選択する (「command + D」キーを押す) か、ツールバーの「+」ボタンをクリックします。ブックマークの名前と保存先を選択する画面が表示されます。
アドレス (URL) フィールド (上の Safari ウインドウ要素の図の項目 4) の左側にある Web サイトのアイコンをブックマークバー、ブックマークフォルダ、または「Top Sites」ボタンにドラッグして、そのサイトをブックマークに追加することもできます。
ページ内の語句検索
Web ページ内の語句をすばやく検索するには、「command + F」キーを押すか、「編集」メニューから「検索」を選択し、検索する語句を入力します。「command + G」キーを押すか、検索ボックスの右側にある前方向の三角をクリックすると、ページ内の次の検索対象語句が表示されます。
Dashboard ウィジェットの作成
Web ページの一部を Dashboard ウィジェットにすることができます。
ツールバーをカスタマイズして「Dashboard で開く」ツールバー項目を追加します。
「Dashboard で開く」アイコンをクリックし、ウィジェットにする部分を選択します。「追加」をクリックすると、選択した部分が新しいウィジェットとして Dashboard に表示されます。ウィジェットはテーマを選んでカスタマイズすることもできます。新しい「Web クリップ」ウィジェットは、クリップされた Web サイトのように、常に最新の状態で表示されます。
タブブラウズを使用する
タブブラウズ機能では、開いている複数の Web ページを 1 つの Safari ウインドウ内で切り替えて表示できます。ドラッグ&ドロップでタブを並べ替えたり、新しいブラウザウインドウにタブを開いたり、現在表示されているすべてのウインドウを 1 つのタブウインドウに統合できます。タブをブックマークに追加することや、最後に閉じた時点、または Safari を終了した時点で開いていたタブに戻ることもできます。
新規ウインドウではなくタブで Web ページを開くには、「command」キーを押しながらその Web ページのリンクをクリックします。タブは、目的のタブをクリックするだけのシンプルな操作で切り替えることができます。また、「control + tab」キーまたは「shift + control + tab」キーを押すと、それぞれ右または左のタブに切り替えることもできます。
新しいタブを開くには、「command + T」キーを押すか、「ファイル」メニューから「新規タブ」を選択します。
RSS フィードを使用する
Safari 4 では、RSS (Really Simple Syndication) 記事のフィードをブラウザウインドウで表示できます。RSS フィードは、多くの Web サイトから提供されており、1 つのブラウザウインドウで複数の Web サイトからのコンテンツを表示することができます。RSS フィードを表示するには、「ブックマーク」メニューから「ブックマークバー」を選択し、「すべての RSS 記事を表示」を選択します。
RSS フィードを提供する Web サイトにアクセスすると、URL アドレスフィールドに「RSS」というラベルが表示されます。これをクリックすると記事の概要が表示され、記事のタイトルをクリックすると記事全文が表示されます。特定の種類の記事のみをフィードで表示するには、「記事を検索」フィールドに条件を入力します。検索結果の RSS フィードをブックマークに追加する場合は、「ブックマーク」メニューから「ブックマークに追加 」を選択し、表示されるダイアログボックスに、ブックマーク名 (「アップルニュース RSS」など) を入力して「追加」をクリックします。
Web ページをメールで送信
インターネットで誰かに送信したい記事を見つけたら、Safari でこれを簡単に送信できます。ページへのリンクを送信したり、画像や、移動先のページが存在する限り動作するリンクを含むページのコンテンツ全体を送信することができます。Web ページや Web ページへのリンクを送信するには、以下の手順を実行します。
「ファイル」メニューから「このページの内容をメールで送信」または「このページへのリンクをメールで送信」を選択します。
Mail が開き、新規メッセージウインドウに Web ページが表示されるか、Web ページへのリンクが添付されます。
「宛先」フィールドにメールアドレスを入力し、必要に応じてメッセージを入力して、「送信」をクリックして送信します。
Search Field SnapBack
Safari のブラウザには、直接 Google 検索できる機能が内蔵されています。Google フィールドに検索する用語を入力して「return」キーを押すと、ブラウザウインドウに Google での検索結果が表示されます。検索結果を表示すると、Google フィールドに Search Field SnapBack ボタン (オレンジ色の丸に白い矢印) が表示され、これをクリックすると、直前に行った Google 検索結果ページに戻ることができます。
自動入力を有効にする
オンラインショッピングで、自動入力を有効にすると、配送先情報などをすばやく入力できます。Safari はこれらの情報をアドレスブックカードから取得し、Web ページのフィールドに関連情報を自動的に入力します。
Safari でアドレスブック情報を使った自動入力を有効にするには、「Safari」メニューから「環境設定」を選択し、「自動入力」ボタンをクリックして、「自分のアドレスブックカードの情報を使用」チェックボックスを選択します。カードが最新であることを確認するには、「編集」ボタンをクリックしてアドレスブックを開きます。
開発ツール
Safari 4 には、高性能な開発ツールが用意されています。Safari の「環境設定」でツールを有効にすると、ページ構造の検証、JavaScript のデバッグ、パフォーマンスと互換性の最適化、オフラインデータベースの検査、または作業途中での試験コードのテストなどを実行できます。
開発ツールを利用できるようにするには、Safari 4 の「環境設定」にある「詳細」アイコンをクリックし、「メニューバーに"開発"メニューを表示」を有効にします。
各開発ツールの詳細については、「Safari Dev Center」ページを参照してください。
アップルへの問題の報告とフィードバックの送信
Web サイトに関する問題がある場合、または Safari 4 に搭載してほしい機能がある場合は、「Safari」メニューから「Apple にバグレポートを送信」を選択して、アップルの Safari チームに直接データを送信してください。
ヒント:Safari の詳細については、お使いの Mac に搭載されている Safari ヘルプを参照してください (Safari で「ヘルプ」メニューから「Safari ヘルプ」を選択します)。また、Safari 4 のすべての機能については、Safari 150の機能 を参照してください。