Mac OS X Server 10.5.7 のアップデート

  • 最終更新日: 12 5月, 2009
  • 記事: HT3398

概要

このソフトウェアは、Mac OS X Server のバージョン 10.5、10.5.1、10.5.2、10.5.3、10.5.4、10.5.5、または 10.5.6 を 10.5.7 にアップデートします。

対象製品

Mac OS X Server 10.5

重要:インストール前にお読みください。

  • インストールの処理を中断しないように注意してください。停電などの理由でインストールが中断された場合は、「アップルサポートダウンロード」ページから単体インストーラ (下記参照) をダウンロードし、アップデートをインストールしてください。
  • このアップデートをインストールするには、スペースや「Option」キーを使う文字が含まれていない管理者アカウントのパスワードが必要です。 パスワードは空白にできません。パスワードを変更する必要がある場合は、この記事 を参照してください。
  • システムソフトウェアに変更を加えるような他社製のソフトウェアがインストールされている場合や、何らかの方法でオペレーティングシステムを変更した場合は、予期しない結果になることがあります。(一般的なアプリケーションソフトウェアがインストールされている場合、この注意事項は適用されません。)
  • このアップデートは、起動ボリューム以外のボリュームにもインストールできますが、現在の起動ボリュームがすでに Mac OS X Server バージョン 10.5.7 にアップデートされている場合にのみ行ってください。不適切なインストールによる問題を回避するには、アップデートするボリュームから起動するのが最も簡単な方法です。


インストール

Mac OS X Server バージョン 10.5.7 へのアップデート方法には、以下の 3 通りがあります。

  • 「ソフトウェア・アップデート」を使う
  • 単体インストーラからインストールする
  • 「サーバ管理」、またはsoftwareupdate コマンドラインユーティリティを使って、リモートサーバにインストールする

「ソフトウェアアップデート」でのインストール

ソフトウェア・アップデート」に、この記事へのリンクが含まれている場合があります。他のアップデートの前提条件になっているアップデートもあるため、提供されているすべてのアップデートを入手するために「ソフトウェア・アップデート」を複数回使用しなければならないことがあります。
 

単体インストーラ

アップデートを手動でダウンロードおよびインストールする場合は、アップルサポートダウンロード からインストーラを入手できます。これは複数のコンピュータをアップデートする必要があるが、必要なアップデートのダウンロードを 1 度で済ませたい場合に便利なオプションです。

注意:単体インストーラには、2 種類の別個のインストーラがあります。 Mac OS X Server 10.5.7 アップデートは Mac OS X Server バージョン 10.5.6 にのみインストールするためのものです。Mac OS X Server 10.5.7 Combo アップデートは Mac OS X Server バージョン 10.5、10.5.1、10.5.2、10.5.3、10.5.4、10.5.5、または 10.5.6 にインストールできます。


リモートインストール

リモートサーバにアップデートをインストールする必要がある場合は、「サーバ管理」アプリケーション、または softwareupdate コマンドラインツールを使って、リモートサーバにアップデートをインストールできます。


アップデートの内容

このアップデートには Mac OS X Server バージョン 10.5.110.5.210.5.310.5.410.5.5、および 10.5.6 のアップデートに含まれている改善事項に加え、次のような機能が向上します。

注意:AFP クライアント、ディレクトリサービス (クライアント)、およびクライアント管理に関する機能向上は、Mac OS X バージョン 10.5.7 のアップデート(クライアントアップデート)で提供されますが、参照しやすいようにこの記事で説明します。別の AFP サーバやディレクトリサーバのクライアントとしてサーバが使用される場合、AFP クライアントとディレクトリサービス (クライアント) の機能向上は Mac OS X Server バージョン 10.5.7 にも適用されます。

AFP サーバ

  • AFP ボリュームに置かれたファイルに別のユーザが行った Finder ラベルの変更がすぐに表示されないという問題が解決されています。そのような変更は他のユーザにもすぐに表示されるようになりました。
  • ネストされた共有ポイントの表示が改善されました。別のシェアポイントを含む AFP ボリュームをマウントするときに、ネストされた共有ポイントが表示されるようになりました。

AFP クライアント

  • Mac OS X Server バージョン 10.4、Time Capsule、他社製品 AFP サーバなどで Spotlight 検索をサポートしていないネットワークボリュームの Finder 検索結果が向上しています。
  • 複数のボリュームを一度にマウント解除する場合に、サーバから正しく切断されるようになりました。
  • サーバから送信されたメッセージの表示の信頼性が向上しています。

クライアント管理

  • ペアレンタルコントロールを有効にして「プリンタの管理を許可」を選択すると、管理者ユーザでないアカウントからもプリンタの追加/削除ができます。詳細については、この記事を参照してください。
  • グループのユーザは別のグループに割り当てられているプリンタにアクセスできてしまうという問題が解決されています。詳細については、この記事 を参照してください。
  • ユーザがログアウトした後、ユーザリストに管理対象ユーザが一部表示されないことがあるという問題が解決されています。
  • 「ローカル管理者が管理を更新または無効にすることを許可」オプションの強制実行で Active Directory ユーザに対して無効化できない問題が改善されました。
  • 管理されたログイン項目で隠す設定にしている共有ポイントは、認証のプロンプトを表示せずにマウントするようになりました。
  • カスタムのポータブル・ホームディレクトリの同期設定の処理が改善されています。
  • ポータブル・ホームディレクトリを持つユーザに対して、このユーザがオフラインの (つまり、ユーザのコンピュータが管理サーバに接続されていない) 間は、FileVault を有効にできるようになりました。

ディレクトリサービス (クライアント)

  • ディレクトリサービスの設定ファイルが読み込めなくなって、ディレクトリバインディングが機能しなくなるという問題が解決されています。詳細については、この記事 を参照してください。
  • 存在しない検索ベースにマッピングされているレコードの処理が改善され、Mac OS X Server バージョン 10.4 Open Directory サーバや他社製ディレクトリサーバとの互換性が向上しています。
  • NIS クライアントでのディレクトリサービスの安定性が向上しています。
  • オープンディレクトリのユーザは、オープンディレクトリのマスタ以外の Kerberos ドメインコントローラを認証できるようになりました。

ディレクトリサービス (サーバ)

  • オープンディレクトリの複製をオープンディレクトリのマスターに昇格させるときの信頼性が向上しています。

メールサービス

  • メールサービスの処理によるログ出力とログローテーションが向上しました。
  • メールサービスが予期せず終了した場合、/var/amavis/amavisd.pid ファイルが再起動時に消去されるようになりました。

RADIUS サービス

  • AirPort Extreme (Early 2009) および Time Capsule (Early 2009) との互換性を提供します。

Wiki サービス

  • Wiki 編集機能が向上しています。

サーバ管理

  • 「サーバ管理」で Netboot サービスが利用できない (グレイ表示) として表示されることがあった問題が解決されています。
  • 2009 年初めに発表された Mac 用の NetBoot/NetInstall モデルフィルタが追加されました。

サーバ環境設定

  • 管理者は「サーバ環境設定」から共有ポイントを削除できるようになりました。

ワークグループマネージャ

  • 環境設定を読み込む場合、名前に MAC アドレス ではなく UUID を含む ByHost 環境設定ファイルを選択して、「ByHost 環境設定として読み込む」を使用できるようになりました。
  • 「ワークグループマネージャ」で「ログイン」の環境設定を設定する場合に、「ログインスクリプト」と「ログアウトスクリプト」を選択できるようになりました。

システムイメージユーティリティ

  • ワークフローにメタパッケージを追加するときの安定性が向上しています。
  • 「インストール後にクライアントを一致させるように ByHost 環境設定を変更」オプションを有効にしたワークフローを設定する場合、名前に MAC アドレス ではなく UUID を含む ByHost 環境設定ファイルを持つコンピュータに環境設定が正しく適用されるようになりました。
  • 2009 年初めに発表された Mac 用の NetBoot/NetInstall モデルフィルタが追加されました。

 そのほかの改善事項

  • カーネルの安定性が向上しています。
  • Mac OS X Server のセキュリティが向上しています。Mac OS X Server 10.5.7 のセキュリティコンテンツの詳細については、この記事 を参照してください。
  • Mac OS X Server 10.5.7 には Mac OS X 10.5.7 Update (Mac OS X 10.5.5 アップデート) (クライアントアップデート) で提供されるそのほかの改善事項を含みます。
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