Xsan 2 or later: MultiSAN の設定方法
概要
ここでは、Xsan 2 以降での MultiSAN の設定方法について説明します。
MultiSAN とは? MultiSAN とは、他の MDC から必ずしもホストする必要のない Xsan ボリュームを、任意の MDC からホストできる構成を指します。MultiSAN の利点は、ボリュームのホスティングを所定のメタデータコントローラに分配するため、ボリュームの性能が向上することです。
対象製品
Xsan 2
ハードウェアの構成
- Fibre Channel スイッチ: MDC、Xsan クライアント、ストレージデバイスのすべてが、同一のハードゾーン内、または独立したゾーン内で通信するよう構成されるか、ゾーンに属していない必要があります。
- Ethernet スイッチ: Xsan メタデータ情報の通信で使用される Ethernet スイッチと、ネットワークサービスの通信で使用されるスイッチの両方は、すべてのメタデータコントローラと Xsan クライアントがゾーンに分けられていない同一のサブネットに配置されるように構成する必要があります。
ソフトウェアの設定
MultiSAN は、複数の「Xsan Admin」のウインドウから複数の SAN を管理するのに対し、1 つの「Xsan Admin」の「SAN の設定」ウインドウから設定します。
ここでは、Xsan 2 以降での MultiSAN の設定方法について説明します。
Xsan ボリュームを作成する際、
MultiSAN は、作成するボリュームのメタデータコントローラを選択して設定します。「SAN の設定」でボリューム作成中に、「ボリュームフェイルオーバー優先順位」を定義するパネルが表示されます。MultiSAN を構成するには、それぞれのボリュームが特定のメタデータコントローラでホストされるような形で「ボリュームフェイルオーバー優先順位」を設定します。
例 1:
最初の Xsan ボリュームの作成では、1 つのメタデータコントローラのセットを使用するように設定します。
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2 番目の Xsan ボリュームの作成では、次に示すように別のメタデータコントローラのセットを使用するよう設定します。

例 2:
この例にあるように、1 つのメタデータコントローラで 2 つの Xsan ボリュームを制御できます。1 番目のボリュームは以下のメタデータコントローラのセットにホストされています。

一方、2 番目のボリュームは以下のメタデータコントローラのセットを使用しています。

Xsan ボリュームがすでに作成されている場合
「Xsan Admin」の「ボリューム」パネルから各「ボリュームフェイルオーバー優先順位」の設定を開き、MultiSAN を構成します。シートから、歯車ボタンをクリックして、「フェイルオーバー優先順位を編集」を選択します。