Mac OS:「省エネルギー設定」コントロールパネルの問題とその解決方法
概要
(この情報は、こちらの記事を翻訳したものです。日本での状況とは異なる場合があります。)
この記事では、以下のような「省エネルギー設定」コントロールパネルの問題が生じた際の解決方法について説明します:
- 1. コンピュータをスリープさせたあと、キーを押しても復帰しません。
2. 「省エネルギー設定」コントロールパネルで設定した時間に、コンピュータがスリープしません。
「省エネルギー設定」コントロールパネルでは、ハードディスク上のファイルに保存された設定を利用します。省エネルギー設定はロジックボード上の PRAM (Parameter RAM) に保存されませんが、 AppleTalk を含む特定の PRAM の値がその動作に影響を与える可能性があります。PRAM の値や関連した初期設定ファイルが無効になると、いろいろな省エネルギー設定の
対象製品
Mac OS 9.0, Mac OS 8
1. コンピュータをスリープさせたあと、キーを押しても復帰しません。
この問題が生じた場合は、以下の手順で操作してみてください:
ステップ 1
まず、この問題が「省エネルギー設定」コントロールパネルに関連する問題であるかどうかを調べます。次の手順にしたがってください。
- 特別メニューからスリープを選択し、コンピュータをスリープさせてください。
- 少なくとも 10 秒間はコンピュータをスリープさせるか、またはハードディスクの回転が止まるのを待ってから、キーを押して復帰させてください。
- このテストを数回繰り返してください。
- コンピュータが正常に復帰する場合は、他のソフトウェアに問題がないかを調べてください。「省エネルギー設定」の機能は正常に動作しています。
ステップ 2
? Disk First Aid を使ってハードディスクをテストし、問題が見つかった場合はすべて修復してください。Disk First Aid は 2、3 回動作させてみてください。動作を繰り返すと問題が解決することがあります。
? 別のディスク修復プログラムや復旧プログラムを使ってください。別のプログラムで壊れたハードディスクが直る場合があります。
ステップ3
ATA ドライバ、または SCSI ドライバに関する問題がないかを調べてください。考えられる問題点は次のとおりです:
?ハードディスクの SCSI ドライバ、または ATA ドライバが system 7.x や Mac OS と互換性がない。
? ハードディスクの SCSI ドライバ、または ATA ドライバが壊れている。TIL article 24585 で説明されている「ドライブ設定」の最新バージョンでドライバをアップデートしてください:" ハードディスクドライバ:ドライバの識別方法と互換性について" 他社製ハードディスクをご使用になっている場合は、各社の最新のフォーマットソフトウェアを使う必要があります。
注:別のシステムフォルダでテストをする前に、ハードディスクドライバのアップデートを行ってください。ハードディスクドライバがアップ デートされているにもかかわらず、コンピュータを CD から起動したときにスリープから復帰しない場合は、ハードウェア関連の問題である可能性があります。
ステップ 4
アプリケーション、機能拡張、コントロールパネルなどの古い他社製ソフトウェアは、アップデートの必要があります。アップデートについては、ソフトウェアの各ベンダーにお問い合わせください。
ステップ 5
- 省エネルギー設定初期設定と Finder 初期設定ファイルを削除してください(ゴミ箱に入れてください)。
- コンピュータを再起動してください。
ステップ 6
PRAM をリセットします:
- コンピュータをシステム終了してください。
- コンピュータを起動して、すぐに Option-Command-P-R を押してください(キーボードの 4 つのキー全部を同時に押してください)。コンピュータの最初の起動音を聞いてから、少なくとも二回目が聞こえるまで押したままにします。
ステップ 7
お使いのコンピュータと Mac OS のバージョンに合わせてアップル推奨ソフトウェアアップデートをインストールしてください。ソフトウェアアップデートサイトで、コンピュータの機種や Mac OS バージョンに対応するアップデートファイルをご確認ください:http://www.apple.co.jp/ftp-info/
ステップ 8
対象となるコンピュータをご利用の場合は、SCSI ハードディスクの上に 2/3/4/6 GB Firmware Utility をインストールしてください。詳しくは、次の記事 (30239) を参考にしてください :"2/3/4/6 GB Firmware Utility: Read Me"(英語の情報です)
ステップ 9
上記ステップ 8 までの手順で操作を行ってもうまくいかない場合は、システムソフトウェアが壊れている可能性があります。お使いのコンピュータに適切な Mac OS の新規インストールを行ってください。新規インストールについての記事は、お使いの Mac OS システムソフトウェアのバージョンごとに分かれています。「新規インストール」をキーワードとして Tech Info Library で検索を行い、使用環境に該当する記事をご覧ください。
ステップ 10
上記ステップ 9 までの手順で操作を行ってもうまくいかない場合は、ハードウェアに問題がある可能性があリます。RAM も含めて最近インストールした追加ハードウェアすべてを取り外して、再テストを行ってください。それでも問題が解決しない場合は、コンピュータをアップル 正規サービスプロバイダにお持ちいただくか、アップルサポートにお問い合わせください。
2. 「省エネルギー設定」コントロールパネルで設定した時間に、コンピュータがスリープしません。
以下の項目を確認してください:
- 「省エネルギー設定」コントロールパネルの“スリープするまでの非動作時間”オプションが「しない」に設定されている。
- シリアルドライバが使用可能であり、動作中である。シリアルモデムソフトウェアはモデムの動作をモニタします。
- AppleTalk が動作している間は、コンピュータがスリープしない場合があります。セレクタを確認してください。
- AppleTalk が動作中で、かつ、ファイル共有が使用可能、または Web 共有が使用可能に設定されている 。
- 内蔵モデムの自動応答が使用状態になっている。使用停止にしてください。
- 他社製アプリケーションによっては、CPU を常に busy 状態のままにしてしまい、スリープのためのアイドルプロセッサタイムを割り当てないものもあります。問題が起きたとき、どのアプリケーションが動作していたのか確認してください。
- Apple ヘルプファイルウインドウを開いたままでいると、コンピュータはスリープしない。
追加情報
記事 (22051):"省エネルギー設定コントロールパネル:動作説明"
記事 (17310):"Energy Saver Won't Work w/All Power Macintosh Models"(英語の情報です)
記事 (18633):" 省エネルギー設定コントロールパネル: スリープと省電力"
記事 (20181):"Energy Saver Modes: Different Sleep Modes Explained"(英語の情報です)
記事 (20179):"Energy Saver Control Panel: Preferences Not in PRAM"(英語の情報です)
記事 (58645):"USB Enabled Macintosh:“スリープ”に関する問題への対処"
記事 (34505):"Mac OS 8.1: 省エネルギー設定とシステム終了時刻が一致しない"
記事 (25048):"Mac OS:「Multiprocessing」フォルダは削除しないでください"