Mac OS X: ホーム (Home) ディレクトリを使用する
概要
マルチユーザのオペレーティングシステムとして Mac OS X を使用する場合、ユーザは個別の「ホーム (Home)」ディレクトリの中にドキュメントファイルを保存する必要があります。
対象製品
Mac OS
「ホーム (Home)」ディレクトリとは何ですか?
「ホーム」ディレクトリとは、特定のユーザがアクセス(読み/書き)するためのファイルシステムの領域のことです。
Mac OS X は、コンピュータを利用するユーザごとにドキュメントファイルや初期設定が区別され、適切に管理されるように設計されているマルチユーザ対応のオペレー ティングシステムです。コンピュータにユーザが追加されるたびに、Mac OS X はユーザの名前をつけた新規フォルダを作成します。このフォルダは「ホーム (Home)」ディレクトリと呼ばれます。Mac OS X ディスクの「ユーザ (Users)」フォルダには、コンピュータのすべてのユーザの「ホーム」ディレクトリが保存されます。
Finder ウインドウのツールバーから、“ホーム”アイコンをクリックすることで簡単にアクセスすることができます(図 1 参照)。

図 1:「ホーム」ディレクトリ
なぜ「ホーム」ディレクトリは重要なのでしょうか?
「ホーム」ディレクトリを持つことにより、コンピュータの管理者はセキュリティを保護し、コンピュータのソフトウェアに対して意図しない変更をかけられな いようにすることができます。特別な種類の管理者ユーザのみが「ホーム」ディレクトリ以外の領域にアクセスできます。各ユーザの「ホーム」ディレクトリに は、個人的な書類、ムービー、音楽、画像などを保存したフォルダが含まれています。また、「ホーム」ディレクトリには、特別な目的を持つ 4 つのフォルダが含まれています:
「デスクトップ (Desktop)」フォルダ
- ユーザがデスクトップに置いている項目が含まれます。各ユーザは、各自のデスクトップの内容のみを見ることができます。
「ライブラリ (Library)」フォルダ
各ユーザごとのいろいろなデータやシステム関連の情報が保存されます。次のようなものが含まれます:
- アドレス情報や Mail のデータ
- Favorites(お気に入り)
- Preferences(設定情報)
「パブリック (Public)」フォルダ
- ローカルまたはファイル共有のいずれかを使って、共有したい項目を保存します。
- 他のユーザが「パブリック (Public)」フォルダの内容を見ることができます。
「サイト (Sites)」フォルダ
- Web ページや Web 共有に関連するファイルが保存されます。
- 他のユーザが「サイト (Sites)」フォルダの内容を見ることができます
書類ファイルを開いたり保存する際に、どのように影響を及ぼしますか?
Mac OS X のダイアログは、ユーザの「書類 (Documents)」フォルダに対して、書類ファイルを開いたり保存する際のデフォルト情報を設定します。ファイルを「書類 (Documents)」フォルダに保存することは良い方法です。これで正しいアクセス権が実行されます。また、これにより、知らないうちに他のユーザに ファイルを読まれたり、変更をかけられたりするのを防ぐことができます。