Mac ハンドブック:Automator
単純な作業を何度も繰り返し行うのは、生産性が低下する原因となります。幸いなことに Mac OS X には Automator というロボット風アシスタントが用意されているので、こうした作業を自動化することができます。
Automator では、たくさんのファイルの名前を変更したり、iPhoto スライドショーに含める何枚もの写真のサイズを変更したり、iCal イベントの作成を自動化したりと、あなたのワークフローを簡素化できるさまざまなタスクを指定できます。Automator を使うのに、プログラミングの知識は一切必要ありません。インターフェイスにコマンドをドラッグ&ドロップするだけで、独自の Automator ワークフローを作成できます。ここでは Automator の仕組みを理解できるよう、iPhoto に最近追加した一連の写真を Web 用にサイズ変更するための Automator ワークフローを作成する手順について説明します。
Mac で単純作業を実行させるには、ワークフローパネルにアクションをドラッグすればよいだけです。
Automator
- “アプリケーション”フォルダにある Automator を開きます。インターフェイスが開き、使うアプリケーションやその他の項目を選択できる「ライブラリ」列が左に、そこで選択した項目に利用できるアクショ ンやコマンドが表示される「アクション」列が中央に、ワークフローの構成要素となるアクションをドラッグするためのワークフローパネルが右にそれぞれ表示 されます。左下のボックスには役立つ情報が表示されます。
- 「ライブラリ」列から「iPhoto」を選択します。
- 「アクション」列にある「iPhoto 項目を検索」をドラッグしてワークフローパネルに追加します。
- ワークフローパネルに表示されたワークフロー項目で、「検索する項目」ポップアップメニューから「写真」を選択します。
- 「条件」セクションで左のポップアップメニューから「日付」を選択し、右のポップアップメニューから「今週」を選択します。これで、iPhoto に写真を読み込んだ週に Automator を実行すれば、iPhoto に読み込んだ新しい画像がすべて選択されるようになります。
- 「ライブラリ」列から「Finder」を選択します。
- 「Finder 項目をコピー」アクションをワークフローにドラッグします。
- 表示されたワークフロー項目で、ポップアップメニューから「その他」を選択します。開いたダイアログで“デス クトップ”を選択して「新規フォルダ」をクリックし、フォルダの名前を入力して(この例では「New Web Pics」という名前を指定しました)、「作成」をクリックします。次に「開く」をクリックすると、デスクトップにある“New Web Pics”というフォルダに写真のコピーが作成され、オリジナルが保存されます。
- 「ライブラリ」から「プレビュー」を選択します。
- 「イメージのタイプを変更」アクションをワークフローにドラッグします。
- 表示されたワークフロー項目で、「変更後のタイプ」ポップアップメニューから「JPEG」を選択します。これですべてのイメージのフォーマットが JPEG に変更されるようになります。
- 「イメージをサイズ調整」アクションをワークフローにドラッグします。
- 表示されたワークフロー項目で、ポップアップメニューから「サイズ(ピクセル)指定」を選択し、フィールドに希望のサイズを入力します。これですべてのイメージが縦横比を維持したまま、その長い方の辺が指定のサイズに変更されます。
- 設定が済んだら、「ファイル」メニューの「保存」を選択するか、コマンドキーを押しながら「S」キーを押して作業内容を保存します。
ワークフローを作成すると、作業速度がアップします。
作成したワークフローを実行するには、Automator ウインドウの右上隅にある「実行」ボタンをクリックします。必要に応じてワークフローをアプリケーションとして保存することもできます(「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択し、「フォーマット」ポップアップメニューで必ず「アプリケーション」を選択してください)。これで、保存したアプリケーションをダブルクリックするだけでワークフローを実行できます。
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