Mac ハンドブック:Finder
Mac を最初に起動すると、Finder が表示されます。Finder では、アプリケーション、ハードディスク、ファイル、フォルダ、CD など、Mac 上にあるほぼすべての要素に視覚的にアクセスできます。Finder を使って、すべてのファイルやフォルダを思い通りに整理したり、Mac 上を検索したり、不要な項目を削除したりと、さまざまな機能を実行できます。
Mac OS
Finder ウインドウ
Mac 上の内容をすべて表示するには、ハードディスクアイコンをダブルクリックします。注意:アイコンとは、ファイル、フォルダ、アプリケーション、CD、ドラ イブなどの項目を小さなグラフィックで表したものです。これにより、Finder ウインドウが開き、コンピュータの内容の階層構造が視覚的に表示されます。
Finder ウインドウでは通常、左側にサイドバーが表示されます。サイドバーの項目は、iTunes のソースリストと同じで、場所、デバイス、共用コンピュータ、検索などに分類されます。サイドバーの上の部分には、マウントされたボリュームやアクセス可 能なボリューム(ハードディスク、iDisk、ネットワーク、CD、DVD、iPod など)が表示されます。下の部分には、ホームフォルダと呼ばれるユーザアカウントフォルダと“アプリケーション”フォルダが表示されます。ホームフォルダ のフォルダ名にはユーザアカウント名が使われ、そのフォルダ内には“デスクトップ”“書類”“ムービー”“ミュージック”“ピクチャ”などのフォルダがあ ります。Finder ウインドウは次のように表示されます。
これらの標準の Finder ウインドウの要素がどのように機能するのかを確認するには、
実際に項目を選択し、ダブルクリックし、ボタンを押し、ドラッグしてください。
選択したフォルダまたはボリュームの内容が右側のパネルに表示されます。このパネルの表示は Finder ウインドウの表示設定に応じて少し異なります。上のウインドウではアイコン表示になっています。アイコン表示では、フォルダをダブルクリックするとその内 容が表示され、ハードディスクの内容を見ることができます。
1 つ前のフォルダに戻るには、ツールバーの戻るボタンをクリックします。ウインドウを閉じるには、左上隅にある丸い赤のボタンをクリックします。ウインドウを閉じないで、別の画面を表示したい場合は、丸い黄色のボタンをクリックするとウインドウがアイコン化されて Dock に入ります。ウインドウに多数の項目が表示されている場合は、ウインドウの右下隅をドラッグすることでサイズを大きくするか、丸い緑のボタンをクリックしてウインドウサイズを最大化することができます。
ヒント: 必要に応じて Finder ウインドウをカスタマイズする方法については、「ウインドウを変更する」を参照してください。
右側のパネルでのフォルダやボリューム内容の表示形式を変更するには、ツールバーの表示ボタンをクリックします。たとえば、リスト表示ボタンをクリックすると、Finder ウインドウは次のように表示されます。
リスト表示は、フォルダまたはボリュームの内容をリスト形式で表示します。
リストは名前、日付、種類などを基準にして並べ替えることができます。
リスト表示では、アイコン表示よりも多くの項目をウインドウに表示できるだけでなく、最終変更日、ファイルサイズ、項目の種類など、ファイルやフォルダに 関する詳細も表示されます。アイコン表示の場合と同様に、フォルダをダブルクリックすることで目的の項目にたどりつくことができます。
リストを階層別に表示するには、カラム表示ボタンをクリックします。カラム表示では、右側のパネルが複数のカラムに分割され、コンピュータ上のファイルや フォルダの編成が表示されます。フォルダの内容を表示するには、ダブルクリックではなくシングルクリックでフォルダを選択すると、そのフォルダの内容が右 側のカラムに表示されます。フォルダ階層が深い場合は、Finder ウインドウの右下隅をドラッグしてウインドウを拡大すると、より多くの階層を表示できます。
カラム表示では、ハードディスクのフォルダ階層をさらにわかりやすく表示できます。
ナビゲーション
ハードディスクアイコンはコンピュータのハードドライブを表しています。前述のように、このアイコンをダブルクリックで開き、その中のフォルダを開いてい くことで、Mac 上のあらゆる要素にアクセスできます。最上位レベルには、“アプリケーション”“ライブラリ”“システム”“ユーザ”などのフォルダがあります。“ライブ ラリ”フォルダおよび“システム”フォルダにはシステムレベルのファイルが入っているため、Mac の操作を完全に理解するまでは、これらのフォルダの内容を変更しないようにしてください。
“アプリケーション”フォルダには、Mac にインストールされているすべてのアプリケーションが入っています。Mac の各種機能をサポートするユーティリティプログラムが入っている“ユーティリティ”フォルダもここにあります。
“ユーザ”フォルダには、Mac に設定されている各ユーザ用のすべてのコンテンツが入っています。各ユーザに専用のホームフォルダがあり、そのフォルダの名前はそのユーザのアカウント名 になっています。ホームフォルダの名前を変更すると、Mac が該当のリソースにアクセスできなくなるため、どのような場合であってもホームフォルダの名前は変更しないでください。アクティブなアカウント(現在ログ インしているユーザ)のホームフォルダは、フォルダアイコンの代わりにハウスアイコンで表示されます。それぞれのホームフォルダには、“デスクトップ” “書類”“ライブラリ”“ムービー”“ミュージック”“ピクチャ”“パブリック”“サイト”という一連のサブフォルダがあります。
ファイルやフォルダなどをデスクトップに 置いている場合、そのファイルやフォルダは、表示上はデスクトップにあっても、システム上は“デスクトップ”フォルダに入っています。iTunes に曲を読み込んだ場合、その曲ファイルはユーザの“ミュージック”フォルダ内の iTunes フォルダに保存されます。同様に、iPhoto で保存した写真は“ピクチャ”フォルダに、iMovie のムービーは“ムービー”フォルダに入ります。ユーザアカウントのフォルダには、Finder ウインドウのサイドバーから簡単にアクセスできるようになっています。
すばやい検索
場合によっては、数多くのフォルダ間を移動して必要なものを探し出すのは大変なことがあります。そのようなときには、Finder ウインドウの「検索」フィールドを使って目的の項目をすばやく検索することができます。このフィールドは、Leopard Spotlight テクノロジーを採用しており、ユーザが任意に選択したボリュームをすばやく検索します。Spotlight の使用方法の詳細については、「Spotlight」レッスンを参照してください。Cover Flow 機能を Spotlight と併用すれば、驚くほど強力な検索ツールとなります。マウスポインタをファイルの上にもっていくと、ファイルが視覚的に展開されていきます。
強力な Spotlight 検索テクノロジーを採用した Finder ウインドウの「検索」フィールドでは、あらゆるデータをどこからでも検索できます。
検索フィールドに入力しはじめるのと同時に、Spotlight は入力した基準と一致する検索結果を動的に Finder ウインドウに表示します。Finder ウインドウの「検索」フィールドのすぐ下に表示されるヘッダの項目(「サーバ」「コンピュータ」「ホーム」など)をクリックすると、Spotlight の検索範囲を絞り込むことができます。Spotlight は選択された場所をすばやく検索し、検索結果を種類別に表示します。
たとえば、Mac 上に存在するすべての JPEG (.jpg) 画像を検索する場合は、検索フィールドに .jpg と入力すると瞬時に結果がウインドウに表示されます。ヘッダの「コンピュータ」をクリックすると、ハードディスク内のすべての JPEG ファイルが検出されます。Spotlight では JPEG 画像のサムネイル(縮小版の画像)だけでなく、たとえば、「.jpg」という語を含んでいる書類など、検索基準に一致するほかの項目も表示されます。検索 されたファイルには、この Finder ウインドウからアクセスできます。
ファイルとフォルダのアクション
Finder ウインドウは通常、ファイルやフォルダを検索するのに使いますが、Finder ウインドウには、選択したファイルまたはフォルダについて、複製したり、ゴミ箱に移動したり、送信用にアーカイブを作成したりするコマンドを簡単に実行で きる「アクション」メニューも用意されています。
「アクション」メニューにアクセスするには、ウインドウ上部にあるギアボタンをクリックします。クリックするとボタンが青になり、アクティブになっている ことを表し、コマンドが表示されたポップアップメニューが開きます。実際に使うには、ファイルまたはフォルダを選択して「アクション」メニューをクリック します。メニューから適切なアクションをクリックして選択してください。アクション項目を選択しない場合は、メニュー以外の場所をクリックするとメニュー が閉じます。
確かに Finder でファイルを 1 つずつ調べていくこともできます。しかし、目的のファイルを探し出すのに、たくさんのファイルを開いて確認していく時間はありません。その場合は Quick Look を使いましょう。複数のページで構成されている文書からビデオまで、ファイル全体を開かずにプレビュー表示できます。
Quick Look は、選択した写真をスライドショーで簡単に表示する手段として導入されました。
Finder をアクティブにするその他の方法
ハードディスクをダブルクリックする、起動時に Finder をアクティブにするなどのほかに、以下の方法でも Finder をアクティブにすることができます。
- デスクトップをクリックする。
- 任意のフォルダアイコンをダブルクリックして Finder ウインドウを開く。
- Dock の Finder アイコン(二色の青い四角に、スマイルフェイスが描かれたアイコン)をクリックする。
- Finder ウインドウまたはデスクトップ上のアプリケーション、ファイル、またはフォルダをワンクリックで選択する。
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