デジタル HDTV
LCD、プラズマ、DLP リアプロジェクション、LCD リアプロジェクション、またはフロントプロジェクションディスプレイ技術が使われている最新型のデジタル高解像度テレビ (HDTV) の多くは、次のうち 1 つ以上の高質入力オプションを備えています。
- DVI:DVI は、コンピュータのディスプレイとテレビの双方に使われるデジタルインターフェイスです。標準 DVI ケーブルで Mac mini (Early 2006) と HDTV を接続すると、最高 1920 x 1080 の解像度に対応します。
- HDMI:HDMI は電気的には DVI に近い接続方式ですが、異なるコネクタが使用されており、オーディオ信号を含めることができます。HDMI 入力を備えた HDTV は、DVI - HDMI アダプタを使って Mac mini (Early 2006) に接続できます。DVI - HDMI アダプタは、コンピュータからのビデオ信号は中継できますがオーディオ信号は中継されません。オーディオ接続については、以下のセクションを参照してくだ さい。Belkin PureAV HDMI - DVI ケーブルは、Apple Store で注文できます。
- PC - 入力 (VGA/RGB):Mac mini (Early 2006) に付属する DVI - VGA アダプタ を VGA ケーブルと組み合わせると、アナログ PC 入力 (VGA/RGB) を備えた HDTV と Mac mini (Early 2006) を接続できます。この場合は、最高 1920 x 1080 の解像度に対応します。
アナログテレビ
アナログ NTSC (National Television Systems Committee) または PAL (Phase Alternation Line) 標準解像度テレビは、次に説明するアナログコネクタと Apple DVI - ビデオアダプタを使って Mac mini (Early 2006) に接続できます。
- コンポジット:コンポジット入力は、従来のアナログテレビでもっとも広く利用できるビデオ入力です。ほとんどのテレビで最高 800 x 600 の解像度で視聴可能な画像が得られます。
- S ビデオ:S ビデオ (S-Video) はアナログビデオ信号を複数のチャンネルに分けることにより、コンポジットよりも高い品質を提供します。S ビデオは、800 x 600 の解像度を利用すると最善の結果が得られます。
オーディオ
Mac mini (Early 2006) はコンボミニプラグコネクタを使って、デジタルオーディオとアナログオーディオ信号の両方を出力できます。リビングルームに Mac mini (Early 2006) を設置する場合は、いくつかの方法でオーディオを接続できます。
- デジタルオーディオ:光学式ミニプラグケーブルを使って、Mac mini (Early 2006) のオーディオ出力と AV アンプや 5.1 サラウンドホームシアターオーディオシステムの光学式オーディオ入力を接続します。AV アンプやシステムによっては、接続にミニプラグ - TOSlink アダプタが必要な場合があります。Belkin PureAV デジタル光学式ケーブル(Mini - TOSlink アダプタ付き)は、Apple Store で購入できます。
- アナログオーディオ:Mac mini (Early 2006) は、アナログライン出力を使ってほとんどのテレビ、AV アンプ、スピーカーに接続できます。ミニプラグ - ステレオ RCA アダプタが必要な場合もあります。Monster iCable ミニ - RCA L/R オーディオケーブルは、Apple Store で購入できます。
テレビ接続に関するヒント
多くのテレビでは、オンスクリーンディスプレイ (OSD) インターフェイスを使ってさまざまなテレビの設定を調整できます。Mac mini (Early 2006) をテレビで使う場合に、最高の画質を得るためのヒントを以下に挙げます。
- 解像度を確認:テレビを Mac mini (Early 2006) に接続すると、多くのテレビではシステム環境設定の「ディスプレイ」環境設定パネルにさまざまな解像度が表示されます。テレビ本来の解像度にもっとも近い 解像度を選択してください。通常、標準的な解像度のテレビでは 640 x 480、EDTV (Enhanced Definition Television) では 720 x 480 または 848 x 480、720P HDTV (720 プログレッシブ) では 1280 x 720 または 1366 x 768、1080i HDTV (1080 インターレース) では 1920 x 1080 となっています。
- インターレースモード:ブラウン管テレビは通常インターレース表示を採用しており、2 段階の走査で画像を表示します。プラズマ、LCD、DLP/LCD プロジェクションテレビは通常、プログレッシブスキャン方式です。これは、走査線が順番に使われるということです。最適な画質を得るため、プログレッシブ スキャンを利用できるテレビではインターレースモードを使わないでください。
- 画像ズーム:画像ズーム機能を利用すると、テレビに表示する画像のサイズを調整できます。画像ズーム機能を Mac mini (Early 2006) システム環境設定の「ディスプレイ」環境設定パネルにある「Overscan」オプションと併用すると、最適なサイズの画像が得られます。
- 明度、コントラスト、色:明度やコントラスト、色温度などのオプションも、最適な画質を得るうえで有用です。