iPhone and iPod touch:バックアップについて
概要
iTunes は、iPhone および iPod touch 上の設定およびその他の特定の情報のバックアップを作成できます。バックアップを使って、ソフトウェアを復元またはアップデートしてから iPhone または iPod touch にそれらの情報を復元したり、別のデバイスにその情報を転送できます。iTunes からバックアップを削除する場合は、下記の手順にそって行います。
iTunes ライブラリのメディアを CD または DVD にバックアップする方法については、iTunes でメディアをバックアップする を参照してください。
対象製品
iTunes 7 for Mac, iTunes 7 for Windows, iPhone, iPod touch, iPhone 3G, iTunes 8 for Windows, iTunes 8 for Mac
同期とバックアップ
iTunes を使って、コンピュータ上のコンテンツ (ミュージック、アプリケーション、Podcast、ムービー、着信音1、写真、メモ、メールアカウント設定、連絡先、カレンダー、ブックマーク) を iPhone または iPod touch2 と同期できます。同期により、iPhone または iPod touch とコンピュータ上のコンテンツが確実に同じものになります。
同期を行った時点で、iTunes により iPhone または iPod touch のバックアップが作成されます。以前の状態に戻す必要がある場合は、このバックアップを使って復元できます。以下のカッコ内に示す固有の例外事項を除いて、バックアップを使ってこの情報を別のデバイスに転送することも可能です。
iTunes は、同期プロセスの間に作成されたバックアップをデバイスごとに 1 つ保持します。iPhone または iPod touch を復元し、「iPhone の設定」または「iPod touch の設定」画面で新しいデバイスとして設定すると、iTunes は自動的に同期を行い、新しい空のバックアップを作成します。この新しいバックアップによって以前のバックアップが置き換えられます。方針を変更して以前の状態に復元する場合は、(お使いの Mac 上の) Time Machine、または定期的に使用している別のバックアップソリューションから以前のデバイスバックアップを取得する必要があります。Mac OS X 10.5.5 以降と Time Machine をお使いの場合は、Time Machine を使って以前のバックアップを見つけられます。
iTunes のバックアップ対象
iPhone OS 1.1 以降
- Safari ブックマーク、Cookie、履歴、および現在開いているページ
- Map ブックマーク、最近の検索、および Map に表示されている現在位置
- アプリケーション設定、環境設定、およびデータ
- アドレスブックとよく使う項目
- カレンダーのアカウント
- 壁紙
- メモ
- 通話履歴
- メールアカウント
- YouTube のブックマーク
- SMS メッセージ
- 保存されている変換候補 (これらは、変換候補を採用しなかった場合に自動的に保存されます)
- カメラロール (iPhone で撮った写真とスクリーンショット)
- ボイスメールトークン (これは、ボイスメールのパスワードではありません。接続時の確認のために使用されます。SIM カードで同じ電話番号が利用できる電話にのみ復元されます)
- Web クリップ
- ネットワーク設定 (保存済みの wifi スポット、VPN 設定、ネットワーク環境設定)
- 登録されている Bluetooth デバイス (これは、バックアップを行った同じ電話に復元する場合にのみ使用できます)
- キーチェーン (メールアカウントのパスワード、Wi-Fi パスワード、および Web サイトやその他のアプリケーションに入力するパスワードなどです。キーチェーンは、バックアップから同じ iPhone または iPod touch にのみ復元できます。新しいデバイスを復元する場合は、これらのパスワードをもう一度入力する必要があります)
iPhone 2.0 以降の場合
- 構成プロファイル
- 外部の同期元のリスト (Mobile Me、Exchange ActiveSync)
- Microsoft Exchange のアカウント設定
- Nike+iPod の保存済みのワークアウトと設定
- App Store で購入したアプリケーションのデータ (アプリケーション自体と、その tmp や Caches フォルダ以外)
iPhone 3.0 での新しいバックアップ対象
- カメラロールのビデオ
- ロケーションサービスの使用を可能にするアプリケーションごとの環境設定
- オフラインの Web アプリケーションのキャッシュ/データベース
- ボイスメモ
- Web ページの自動入力
- 証明できない証明書を持つ信頼されたホスト
- デバイスの場所の取得を承認された Web サイト
- アプリケーション内で購入したもの
iPhone 3.1 での新しいバックアップ対象
- 2 GB 以上のカメラロール内のビデオはバックアップされません。
iTunes によってバックアップが作成されるときに、お使いのコンピュータに保存する情報を暗号化したい場合は、iTunes の「概要」画面で「iPhone のバックアップを暗号化」を選択します。暗号化されたバックアップは、鍵アイコンで示されます (下記の「バックアップの削除」セクション参照)。iPhone にその情報を復元するには、パスワードが必要になります。そのバックアップ用のパスワードを書き留めて、安全な場所に保管したい場合、Mac をお使いの場合は、パスワードを設定するときにそのパスワードをキーチェーンに保存できます。
警告:iTunes で iPhone のバックアップを暗号化した後、このパスワードを忘れると、バックアップから復元できなくなり、データを回復できません。パスワードを忘れた場合、バックアップやデバイスの使用を継続することはできますが、暗号化されたバックアップをパスワードを入力しないでデバイスに復元することはできません。バックアップまたは同期をするたびにバックアップのパスワードを入力する必要はありません。
パスワードを思い出せず、もう一度やり直したい場合は、すべてのソフトウェアを復元する必要があります。復元のプロセスで iTunes にダイアログが表示されたら、「新しいデバイスとして設定」を選択します。
バックアップの保存場所
バックアップデータの保存先フォルダは、コンピュータのオペレーティングシステムによって異なります。iTunes は、デバイスごとにバックアップを 1 つだけ保存するので、定期的なデータバックアップルーチンに確実にそのバックアップフォルダが含まれるようにしてください。
iTunes により、バックアップファイルが次の場所に保存されます。
| Mac:~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/ Windows XP: \Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\ Windows Vista: \Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\ |
バックアップの作成
バックアップを作成するには、下記の手順を実行します。
- iPhone または iPod touch が特定のコンピュータ上の iTunes と自動的に同期するように設定されている場合は、そのコンピュータに接続して iTunes と同期すると、 iPhone または iPod touch がバックアップされます。コンピュータと同期するように設定されていない場合は、iTunes による iPhone または iPod touch の自動的なバックアップは行われません。接続解除までに何度も同期を行っても、iTunes は 1 回の接続につき 1 つしかバックアップを作成しません。
- iPod または iPod touch をパスコードで保護している場合、iTunes に接続すると、パスコードを入力するようダイアログが表示されます。正しいパスコードを入力すると、 iPod または iPod touch は iTunes で、認証されているものとして認識され、バックアップや同期の際にパスコードを入力する必要がなくなります。
- iPhone または iPod touch を接続したときに自動的に同期されるように設定していない場合、iTunes はユーザが同期を選択した時点でバックアップを作成します。
- iTunes の「デバイス」の下に表示されている iPhone または iPod touch を右クリック (または「control」キーを押しながらクリック) して、「バックアップ」を選択します。
- ソフトウェアのアップデートを選択すると、iTunes は iPhone または iPod touch を自動的にバックアップします。
- 出荷時の初期設定にソフトウェアを復元する場合、iTunes は iPhone または iPod touch をバックアップするかどうかをたずねます。
- iPhone または iPod touch のソフトウェアが出荷時の初期設定に復元されると、「iPhone の設定」または「iPod touch の設定」画面が表示されます。「バックアップから復元」を選択すると、 iTunes は選択した復元用のバックアップのコピーを作成します。iTunes の「デバイス」環境設定で、そのコピーにバックアップが作成された日付と時刻が付けられたことを確認できます。
バックアップから復元
バックアップからデータを復元するには、iPhone または iPod touch を通常同期するコンピュータに接続して、次のいずれかの方法を実行します。
- iTunes で、デバイスを選択してから「概要」タブを選択し、「復元」をクリックします (これにより、iPhone 上のすべてのデータが削除され、工場出荷時の設定に戻ります)。 ダイアログが表示されたら、設定を復元するオプションを選択します。
または
- デバイスを右クリック (または「control」キーを押しながらクリック) して、「バックアップから復元」を選択します。
注意点:
- 新しい iPhone または iPod として設定するように選択する場合は、上記のバックアップフォルダから、まず残しておきたいデバイスの重要なバックアップをバックアップします。iTunes は、同期中作成されたバックアップをデバイスごとに 1 つだけ保持します。新規として設定した後の最初の同期により、以前のバックアップが置き換えられます。方針を変更して以前の状態に復元する場合は、定期的なバックアップルーチンによって得られたバックアップから復元する必要があります。Mac OS 10.5.5 以降と Time Machine をお使いの場合は、Time Machine によってバックアップされている可能性があります。「バックアップから復元」を選択することによって作成された日付と時刻のタイムスタンプが付いたバックアップコピーは、iTunes によって保持され、上書きされることはありません。デバイス名に付と時刻のタイムスタンプが付いたバックアップの例は、下記の「バックアップの削除」セクションの図を参照してください。
バックアップの削除
iTunes によって作成されたバックアップを削除する場合、iTunes 7.5 以降では下記の手順に従います。
- iTunes の「環境設定」を開きます。
Windows:「編集」>「設定」を選択します。
Mac:「iTunes」>「環境設定」を選択します。 - 「デバイス」をクリックします (iPhone または iPod touch を接続する必要はありません)。
- iTunes 8.1 以降の場合、マウスポインタをバックアップ上に移動すると、バックアップした iPhone の電話番号、IMEI、シリアル番号が表示されます (iPod touch の場合はシリアル番号のみ)。 これは iPhone の削除対象のバックアップを探す場合に使います。削除対象のバックアップを選択し、「バックアップを削除」をクリックします。

- 「バックアップを削除」をクリックして、選択したバックアップを削除してもかまわないか確認します。
- 「OK」をクリックして iTunes の「環境設定」ウインドウを閉じます。
注意:
- iPhone のみ
- iPod touch の一部の機能には、iPhone 2.0 ソフトウェア以降 (または January Software Update を使ってインストールした 1.1.4) が必要です。
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