FireWire ターゲットディスクモードの使用方法とトラブルシューティング

  • 最終更新日: 02 11月, 2009
  • 記事: HT1661
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概要

FireWire ターゲットディスクモードにより、FireWire ポートを備えた Macintosh コンピュータ (ターゲットコンピュータ) を別のコンピュータ (ホスト) に接続された外付けハードディスクとして使用できます。ターゲットコンピュータが FireWire ハードディスクとして起動され、ホストコンピュータから利用できるようになると、そのボリュームにファイルをコピーしたり、ボリュームからファイルを取得できるようになります。

ホストコンピュータの必要条件

ホストコンピュータは、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 内蔵 FireWire ポートまたは PC カードの FireWire ポート
  • FireWire 2.3.3 以降
  • Mac OS 8.6 以降

ターゲットコンピュータ

以下のモデルは、ターゲットコンピュータとして利用できます。

  • Firmware バージョン 2.4 またはそれ以降がインストールされた iMac (Slot Loading)
  • iMac (Summer 2000) および 2000 年 7 月以降に発売されたすべての機種
  • eMac (すべての機種)
  • Mac mini (すべての機種)
  • ATA ドライブ内蔵 Power Mac G4 (AGP Graphics)
  • Power Mac G4 Cube
  • Power Mac G4 (Gigabit Ethernet) および 2000 年 7 月以降に発売されたすべての機種
  • Power Mac G5 (すべての機種)
  • Mac Pro (すべての機種)
  • iBook (FireWire) および 2000 年 9 月以降に発売されたすべての機種
  • PowerBook G3 (FireWire)
  • PowerBook G4 (すべての機種)
  • MacBook Pro (全モデル)
  • 2008 年 10 月より前にリリースされた MacBook モデル

FireWire ポートの仕様 も参照してください。

注意: FireWire のターゲットディスクモードは、内蔵の PATA ドライブまたは SATA ドライブのみに対して機能します。ターゲットディスクモードでは、 Ultra ATA バスのマスター PATA ドライブのみが接続されます。ATA、ATAPI、SCSI のスレーブドライブには接続されません。 

対象製品

Mac OS, ポータブルコンピュータ, デスクトップコンピュータ

FireWire ターゲットディスクモードを使う前に、以下をチェックしてください。

  • ソフトウェアおよびファームウェアが 最新バージョン になっていることを確認します。
  • FireWire ターゲットディスクモードを使う前に、両方のコンピュータから、ほかの FireWire デバイスをすべて取り外します。この 2 台のコンピュータの接続を解除するまで、またはターゲットディスクモードを停止するまでは、ほかの FireWire デバイスを接続しないようにしてください。
  • 「Open Firmware Password」が有効になっている場合は、コンピュータをターゲットディスクモードに切り替えることはできません。Open Firmware Password に関する詳細は、この記事の「FireWire ターゲットディスクモードに切り替わらない場合」セクションを参照してください。
  • FileVault で保護されているホームディレクトリを転送 (Mac OS X v10.3 以降のみ) する場合は、FileVault 保護されたユーザとしてログインし、FileVault を一時的に 無効 にします。ホームディレクトリのデータをターゲットコンピュータに転送した後、必要に応じて FileVault 保護を再度有効にします。

FireWire ターゲットディスクモードを使うには

  1. ターゲットコンピュータの電源がオフになっていることを確認します。
  2. アップルのポータブルコンピュータ (PowerBook や MacBook など) をターゲットとして使う場合は、AC 電源アダプタを接続します。
  3. FireWire ケーブルを使って、ターゲットコンピュータをホストコンピュータに接続します。ホストコンピュータの電源を入れます。
  4. ターゲットコンピュータを起動し、即時に「T」キーを押さえて FireWire アイコンが表示されるまでそのままにします。ターゲットコンピュータのハードディスクは、ホストコンピュータからアクセスできるようになり、ほとんどの場合デスクトップに表示されます。(ターゲットコンピュータに Mac OS X v10.4 Tiger がインストールされている場合は、システム環境設定を開き、「起動ディスク」パネルの「ターゲット・ディスク・モード」を選択することもできます。その後にコンピュータを再起動すると、ターゲットディスクモードで起動します。)
  5. ファイルのコピーが完了したら、ホストコンピュータのデスクトップに表示されるターゲットコンピュータのハードディスクアイコンを、ゴミ箱にドラッグするか、「ファイル」メニューから「取り出す」 (または「片付ける」を選択します。
  6. ターゲットコンピュータの電源ボタンを押して電源を切ります。
  7. FireWire ケーブルを取り外します。

Intel ベースの Mac コンピュータでターゲットディスクモードを利用する際のヒント

Mac OS X v10.3.9 またはそれ以前の Macintosh に、Intel ベースの Mac をターゲットディスクモードでマウントした場合は、警告メッセージが表示されます。詳細は、Intel-based Macs: Mac OS X 10.3.9 以前のコンピュータでの、ターゲットディスクモードの利用について を参照してください。

お使いの Intel ベース Mac がターゲットディスクモードでフリーズした場合は、Intel ベースの Mac がターゲットディスクモードでフリーズする (仮題) を参照してください。

FireWire ターゲットディスクモードに切り替わらない場合

起動時に「T」キーを押したままにしても、FireWire ターゲットディスクモードにならず Mac OS が起動してしまう場合は、以下の手順を実行してください。

  1. FireWire ケーブルに問題がないこと、および正しく接続されていることを確認します。 
  2. ほかの FireWire デバイスが接続されていないことを確認します。
  3. コンピュータの起動時に、しっかり「T」キーを押したままにします。
  4. キーボードが正しく接続されていることを確認します。キーボードが、ディスプレイやハブではなく、コンピュータ本体に直接接続されていることを確認します。可能な場合は、アップル製の有線接続キーボードまたはワイヤレスキーボードを利用します。 
  5. コンピュータの Open Firmware Password が無効になっていることを確認します。お使いの OS バージョンによっては、Open Firmware Password  ソフトウェアをダウンロードする必要があります。  Open Firmware Password に関する詳細は、Mac OS X の Firmware Password Protection の設定方法 を参照してください。
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