Mac OS X:Safe Boot、Safe Mode とは?
概要
セーフブートとは、トラブルシューティングを行うときに Mac OS X 10.2 以降で利用できる特別な起動方法です。セーフモードは、セーフブートした後の Mac OS X の状態を指します。セーフブートを実行するには、Mac を起動するときに「shift」キーを押さえたままにします。
対象製品
Mac OS X 10.4, Mac OS X 10.3, Mac OS X 10.2, Mac OS X 10.5, Mac OS X 10.6, Time Capsule
セーフモードで起動されるまでには、いくつかのことが行われます。
- 起動ボリュームのディレクトリチェックが強制的に実行されます。
- 必要なカーネル機能拡張のみが読み込まれます (一部の項目は、「/システム/ライブラリ/Extensions」にあります)。
- Mac OS X 10.3.9 以前:アップルによってインストールされている起動項目 (/ライブラリ/StartupItems または /システム/ライブラリ/StartupItems 内の項目など。ユーザが選択したアカウントのログイン項目とは異なります) のみが実行されます。
- 「/システム/ライブラリ/Fonts」フォルダ以外のフォントはすべて無効になります (Mac OS X 10.4 またはそれ以降)。
- 通常は「/ライブラリ/Caches/com.apple.ATS/(uid)/」に格納されているフォントキャッシュがすべてゴミ箱に移動されます。(uid) は、501 など、ユーザ ID 番号です (Mac OS X 10.4 またはそれ以降)。
- すべての起動項目とログイン項目が無効になります (Mac OS X 10.4 またはそれ以降)。
- Mac OS X 10.5.6 以降:(/var/db/dyld/) に格納されているダイナミックローダの共有キャッシュが削除されます。キャッシュに問題がある場合は、起動時 (特にソフトウェアアップデート後)、青い画面が表示されます。コンピュータを再起動すると、通常はキャッシュが再び作成されます。
これらの変更が総合されて、起動ボリュームに存在する可能性があるソフトウェアまたはディレクトリの問題を解決する上で有効に作用する可能性があります。
セーフモードで利用できない機能
セーフモードは、トラブルシューティングを実行するのに便利な場合があります。ただし、セーフモードでは動作しない Mac OS X 機能もあります。たとえば、DVD プレーヤー、iMovie のビデオキャプチャ機能、オーディオの入出力デバイスの一部、USB モデム (内蔵または外付け) は利用できません。AirMac カードなど、ほかのデバイスの動作は、お使いのコンピュータと Mac OS X バージョンによって異なります。
また、Mac OS X 10.5 またはそれ以降では、セーフモードで Quartz Extreme (ハードウェアアクセラレーショングラフィック) が無効になります。Quartz Extreme に依存するアプリケーションは起動されません。また、デスクトップとスクリーンセーバ環境設定で「半透明メニューバー」を有効にしても、Mac OS X メニューバーは不透明に表示されます。
Mac OS X 10.6 以降のセーフモードでは、ファイル共有アクセスも無効になります。したがって、Mac OS X 搭載の別のコンピュータの Time Capsule ディスクやボリュームをマウントすることはできません。
追加情報
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