ゴミ箱を空にできない、またはファイルをゴミ箱に移動できない
概要
Mac OS X では、ユーザが各自のホームディレクトリに区別された、見えないゴミ箱フォルダを持っています。ゴミ箱の中身を見ると、各自が入れた内容だけが表示され、 他のユーザのゴミ箱フォルダの内容は表示されません。ほかの書き出し可能なボリュームがある場合は、それらのボリュームにも個人用の「ゴミ箱」フォルダを持っています。
対象製品
Mac OS X 10.4, Mac OS X 10.3, Mac OS X 10.2, Mac OS X 10.1, Mac OS X 10.0, Mac OS X 10.5
ファイルを削除する方法
- 項目のアイコンをゴミ箱 (Dock 内にあります) にドラッグするか、項目を選択して「command + delete」キーを押します。
- 「Finder」メニューから「ゴミ箱を空にする」を選択します。
注意:ダウンロードやコピーが不完全なファイルを削除する場合は、この記事 を参照してください。
ヒント:Mac OS X 10.3 またはそれ以降では、「Finder」メニューから「確実にゴミ箱を空にする」を選択することで、項目を完全に削除することができます。
「ゴミ箱を空にする...」を選択する前に、削除する項目を変更したい場合は、以下の手順を実行します。
- Dock のゴミ箱アイコンをクリックします。
- 項目をゴミ箱の外にドラッグします。
ゴミ箱を空にできない、またはファイルをゴミ箱に移動できない場合
たとえば、ゴミ箱を空にしようとすると、「項目“(項目名)”がロックされているので、操作は完了できません。」というメッセージが表示される場合があります。
まず、「option」キーを押しながら 「Finder」メニューから「ゴミ箱を空にする」を選択してみます。
または、次の状況を確認します。
- ファイルがロックされていますか?
ファイルがロックされている場合は、以下の「ロックされているファイルを削除する方法」に従ってロックを解除してから削除します。また、この記事 を参照してください。
- ファイルを変更するために適切なアクセス権を持っていますか?
Mac OS X のすべてのファイルおよびフォルダにはアクセス権が設定されており、そのファイルまたはフォルダに対して本人またはほかのユーザが行える操作を定義する基準になります。たとえば、ファイルやフォルダを変更できるかどうかなどです。適切なアクセス権が無いという警告メッセージが表示された場合は、この記事 の「ゴミ箱を空にする方法」セクションを参照してください。
- ファイルやボリュームの名前に特殊な文字が使用されていますか?
通常、Mac OS X は名前に特殊な文字が使用されているファイルを削除することができますが、以下の手順に従う必要がある場合があります。
- 削除しようとするファイルが入っているボリュームの名前をメモしておきます。項目のある場所がはっきりしない場合は、項目を選択して「ファイル」メニューから「情報を見る」を選択して確認することができます。ボリューム名に黒丸や商標マークなどの特殊な ASCII 文字が含まれている場合は、一時的にボリュームの名前を変更して特殊文字が含まれないようにします。
例:「·Dox」というボリュームからファイルを削除できない場合は、ボリュームを「Dox」という名前に変更します。ゴミ箱を空にした後で、ボリュームは元の名前に戻しても構いません。
- 削除できないファイルやフォルダの名前を調べてください。スラッシュ (/) 、または商標マーク、簡単符などの特殊な ASCII 文字が含まれていてはいけません。ファイルに特殊な ASCII 文字やスラッシュが含まれている場合は、名前からそれらの文字を削除してください。
例:「Things/Stuff·」という名前のファイルを削除できない場合は、単に「t」という名前に変更して削除します。
- 削除しようとするファイルが入っているボリュームの名前をメモしておきます。項目のある場所がはっきりしない場合は、項目を選択して「ファイル」メニューから「情報を見る」を選択して確認することができます。ボリューム名に黒丸や商標マークなどの特殊な ASCII 文字が含まれている場合は、一時的にボリュームの名前を変更して特殊文字が含まれないようにします。
ロックされたファイルを削除する方法
「shift」キーと「option」キーを同時に押しながらゴミ箱を空にすると、ロックされているファイルを簡単に削除することができます (Mac OS X 10.1 およびそれ以降)。Mac OS X バージョン 10.0 から 10.0.4 では、「情報を見る」を使って「ロック」チェックボックスの選択を外します。
これでも項目を削除できない場合は、Mac OS X インストールディスクからコンピュータを起動し、最初の画面の「Installer」メニューから「ディスクユーティリティ」を選択します。ディスクユーティリティを使ってディスクを検証し、必要であれば ディスクを修復 します。
ファイルのロックを解除できない場合、そのファイルをロック解除するアクセス権がないかもしれません。書き込みアクセス権を入手する方法については、この記事 を参照してください。
問題が解決しない場合は、ディスクユーティリティのアクセス権修復機能を使用して、Mac OS X ボリュームを確認してください。Mac OS X 10.1.5 のみは、Repair Privileges Utility 1.1 をダウンロードしてインストールしてください。
上級テクニック:ロックされたファイルを削除する
ゴミ箱に複数のロックされたファイルがある場合は、コマンドラインで一度にすべてのファイルのロックを外すことができます。以下の手順に従ってください。
- ターミナルを開きます。「/アプリケーション/ユーティリティ」にあります。
次のように入力します:chflags -R nouchg
注意:上記の行で nouchg の後ろにスペースをひとつ (表示されません) 入力してください。行の最後は "nouchg " のようになります。ここではまだリターンキーを入力しないでください。
- Dock のゴミ箱アイコンをダブルクリックして、ゴミ箱の中を表示します。必要に応じて Finder ウインドウの位置をずらして、「ターミナル」ウインドウが見えるようにします。
- 「command」+「A」キーの組み合わせを使って、ゴミ箱内のすべてのファイルを選択します。
- ファイルをゴミ箱から「ターミナル」ウインドウへ移動します。
注意:この操作により、各ファイルのパスネームが自動的に入力されます。これにより、特に複数のディスクやボリュームが存在する場合に、複数のゴミ箱ディレクトリを個別に空にする作業が必要なくなります。 - 「return」キーを押します。 コマンドが成功しことを示す、特別なメッセージは表示されません。
- ゴミ箱を空にします。
ゴミ箱が空にならなかったり、「ターミナル」ウインドウに "usage: chflags [-R [-H | -L | -P]] flags file..." というメッセージが表示された場合は、手順 2 で指示通りに入力していなかったり、スペースを入力していなかった可能性があります。この問題が起きた場合は、上記の手順を繰り返してください。
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