小規模の Ethernet ネットワークを構築する方法
概要
Ethernet は、インターネットへの接続や、コンピュータ間のファイルとデータの共有のために通常使用されるソリューションです。たとえば、オフィスにある数十台のコンピュータを接続したり、家にあるケーブルモデムをコンピュータにつなぐときに使われています。
Ethernet ネットワークは、非常にバラエティに富んだ設計と複雑性を持っています。AirMac または他社製の 802.11 カードを使用したワイヤレスコンピュータも、有線 Ethernet ネットワークに簡単に統合できます。この記事では、家やオフィスで構築できる 3 種類の単純な Ethernet ネットワークについて説明します。
対象製品
AirMac, Mac OS
Ethernet ネットワークに必要な機器
次の機器は、下で述べる Ethernet ネットワークを構築するときに使用します。
- Ethernet ケーブル:それぞれの装置を Ethernet ネットワークに接続するには、標準の RJ-45 ツイストペアケーブル (パッチケーブルと呼ばれることもあります) が必要です。下の図は、RJ-45 Ethernet コネクタの 2 つの図面と、コンピュータの Ethernet ポートとその上の Ethernet アイコンを示しています。


Ethernet ケーブルをまだお持ちでない場合は、Macintosh コンピュータで使用されるケーブルについて、こちらの記事 で Macintosh コンピュータで使用されるケーブルを参照してください。
- Ethernet ハブ:Ethernet ポートをいくつか装備した装置です。それぞれの装置を Ethernet ケーブルでハブに接続してネットワークを作ります。

- クロスケーブル:ハブを使わずに 2 台の装置を直接接続するときに使う特別な種類の Ethernet ケーブルです。
- ルータ:ネットワークのトラフィックを整理する装置で、外観は上の図に示したハブと似ています。ルータは複数のコンピュータで同じインターネット接続を共有するために必要な装置であるため、ホームネットワークでは特に重要になります。
ワイヤレス機能が必要ない場合は、マルチポートハブが内蔵された有線専用のルータを使うこともできます。
3 つの単純なネットワーク
1. ハブを使ったネットワーク
ハブを使った単純なネットワークでは、それぞれの装置を Ethernet ケーブルでハブに接続するだけです。この様子は上の図に描かれています。このネットワークは、ファイルの共有やプリントなどに利用されます。図のネットワークはインターネットに接続されていません。
2. クロスケーブルを使ったネットワーク (2 台の装置専用)
この最も単純なネットワークでは、2 台の装置の Ethernet ポートを 1 本のクロスケーブルで接続します (下の図)。このタイプのネットワークは、ファイルの共有、ネットワークビデオゲーム、Ethernet ポートを装備したプリンタへのプリントなどに利用されます。

ヒント:クロスケーブルを入手したら、標準のケーブルと混同しないようにラベルを付けておくことをお勧めします。お使いのコンピュータによっては、クロスケーブルを使用すると、ネットワーク接続が妨げられる場合があります。最近の Macintosh コンピュータには、自動検出 およびピン配列再設定が行われるものがあり、クロスケーブルが不要であるか、標準ケーブルを代わりに使用できる場合があります。
3. ルータを使ったインターネット接続の共有
このネットワークでは、インターネットサービスプロバイダ (ISP) を介してインターネットに接続し、ルータに接続した複数のコンピュータで共有することができます。この図の例では、ルータは AirMac ベースステーションです。DSL モデムまたはケーブルモデムとベースステーションの WAN ポートは Ethernet ケーブルで接続します。ベースステーションの LAN ポートと有線で接続するコンピュータは別の Ethernet ケーブルで接続します。この図では有線接続のコンピュータは 1 台ですが、LAN ポートにハブを接続して複数の有線コンピュータに対応することもできます。

ヒント:ルータは、コンピュータネットワークをインターネットへ接続するための最も良い方法です。ルータを購入しない場合に、インターネット接続と同時に、ローカルネットワーク上の他の TCP/IP アプリケーション (ファイル共有など) を使用するには、お使いのコンピュータを 特別な方法でセットアップ する必要があります。
追加情報
ネットワークを構築した後も、ファイルの共有、ネットワークプリンタを使った印刷、Windows コンピュータとの接続など、目的に応じてさまざまな設定が必要になります。詳細については、次の記事を参照してください。
- Mac OS X:ファイル共有
- Mac OS 8, Mac OS 9:ファイル共有
- Windows 対応コンピュータとのネットワーキング
- Mac OS X 10.1 or late:Windows ファイル共有 (SMB) への接続方法
- Mac OS X:Apple 以外のオペレーティングシステムとの共有
- Mac OS 8, Mac OS 9:Windows ベースコンピュータとのファイル共有
- LaserWriter Printers: TCP/IP Solutions Guide (英語の情報です)
- LaserWriter 12/640 PS:ネットワーク上の LaserWriter の共有
AirMac ベースステーションを使って設計できるネットワークの詳細については、次の記事を参照してください。
AirMac 対応コンピュータをお持ちでない場合や、有線専用ルータを使用したい場合は、Apple Store や Macintosh Products Guide (Macintosh 製品ガイド) で製品を探すことができます。
重要: ワイヤレスインターネット接続には、インターネット接続 (使用料が課せられることもあります)、AirMac (または AirMac 対応) ワイヤレス Ethernet カード、およびベースステーションが必要です。インターネットサービスプロバイダ (ISP) の中には AirMac に対応していないものもあります。詳しくは、記事 AirMac を使ったワイヤレスインターネット接続のための必要条件 を参照してください。