QuickTime 7.4.1 のセキュリティコンテンツについて

この記事では QuickTime 7.4.1 のセキュリティコンテンツについて説明します。このセキュリティコンテンツは、システム環境設定の「ソフトウェアアップデート」パネル、または Apple の「ダウンロード」ページからダウンロードしてインストールできます。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、こちらを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

QuickTime 7.4.1

QuickTime

CVE-ID:CVE-2008-0234

対象となるバージョン:Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9 以降、Mac OS X v10.5 以降、Windows Vista、XP SP2

影響:悪意のある Web サイトを訪問すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

説明:RTSP トンネリングが有効な場合、QuickTime による HTTP レスポンスの処理でヒープバッファがオーバーフローします。攻撃者は、悪意を持って作成された Web ページにアクセスするようユーザを誘導することで、アプリケーションを予期せず終了させたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。このアップデートでは、配列境界チェック機能を改善することで問題が解消されています。

重要:他社の Web サイトや製品に関する情報は、情報提供のみの目的で提供されているものであり、これを支持または推奨するものではありません。Apple は、他社の Web サイトに掲載されている情報や製品の選択、性能、使用については一切責任を負いません。Apple は、お客様の便宜目的でのみこれらの情報を提供しており、他社の Web サイトに掲載されている情報を審査しておらず、その正確性や信頼性を一切保証しておりません。インターネット上のあらゆる情報や製品の使用には本来リスクが伴うものであり、この点に関して Apple はいかなる責任も負いません。他社のサイトはそれぞれ独自に運営されており、Apple が他社の Web サイトの内容を管理しているわけではないことをご理解ください。詳しくは、各社にお問い合わせください。

公開日: