Apple 製品と静電気

特定の条件下で、Apple の製品やアクセサリで微弱な静電気が瞬間的に感じられる場合があります。

実際に起きている現象は?

空気が乾燥した場所で MacBook、Apple Vision Pro、接続したイヤフォンなどのポータブル電子機器を使うと、デバイスや人体に静電気が溜まりやすくなり、微弱な静電気を感じる場合があります。静電気を感じても、デバイスに問題があるというわけではありません。

この状態は、カーペットの上で足を引きずり、ドアノブに触れたときに静電気が生じるのとよく似ています。ドアノブに触れたときに体内に溜まった静電気が指から放電されるのと同じように、電子機器に触れたときに放電されます。

これは、Apple のハードウェアに限った状況ではありません。どのハードウェアでも静電気が溜まり、デバイスから、またはハードウェアに触れたときに放電する可能性があります。

静電気が溜まるのはなぜ?

特定の環境下で特定の扱い方をすると、電子機器に静電気が溜まりやすくなります。

  • 湿度が低く、乾燥した環境
  • 風が強い環境
  • ポケットからデバイスを出し入れする
  • デバイスを携帯してジョギングやエクササイズをする
  • 合成繊維 (ナイロンなど) 製の衣服

静電気を溜めないための対策は?

静電気対策として、できることがいくつかあります。

屋内

  • 加湿する。ポータブル加湿器を使ったり、エアコンの湿度を調整したりしてください。
  • 静電気防止スプレーを空気中に噴霧する。
  • 乾燥肌の場合は、静電気防止ローションを使う。
  • 天然繊維 (綿など) の衣類を着用する。合成繊維は静電気が溜まりやすくなります。

屋外

  • ケースを使ったり、バッグやポケットに入れたままにして、デバイスを風から守る。
  • ポケットからデバイスを頻繁に出し入れしない。特定の素材とデバイスが擦れると静電気が蓄積しやすくなります。
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