QuickTime 7.7.6 のセキュリティコンテンツについて

この記事では、QuickTime 7.7.6 のセキュリティコンテンツについて説明します。

このアップデートはソフトウェアアップデートまたは Apple サポートの Web サイトからダウンロードしてインストールできます。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、こちらを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについてはこちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

QuickTime 7.7.6

  • QuickTime

    対象となるバージョン:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

    説明:RLE でエンコードされたムービーファイルの処理に、メモリ破損の脆弱性が存在します。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1391:iDefense VCP に協力する Fernando Munoz 氏、HP の Zero Day Initiative に協力する Tom Gallagher 氏および Paul Bates 氏

  • QuickTime

    対象となるバージョン:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

    説明:「mvhd」アトムの処理に、メモリ破損の脆弱性が存在します。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-4979:HP の Zero Day Initiative に協力する Andrea Micalizzi (rgod) 氏

  • QuickTime

    対象となるバージョン:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成された MIDI ファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

    説明:MIDI ファイルの処理に、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-4350:HP の Zero Day Initiative に協力する s3tm3m 氏

  • QuickTime

    対象となるバージョン:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成された m4a ファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

    説明:オーディオサンプルの処理に、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-4351:NCC Group の Karl Smith 氏

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