Mac の起動時のキーコンビネーション

起動時に 1 つまたは複数のキーを組み合わせて押せば使える Mac の機能やツールについて、ご説明します。

Apple シリコン搭載の Mac

Mac に Apple シリコンが搭載されているか調べる

  1. Mac の電源を入れ、Mac が起動している間、そのまま電源ボタンを押し続けます。

  2. 起動オプションの画面が表示されたら、電源ボタンから指を放します。起動オプションの画面には、起動ディスクと、「オプション」というラベルの付いたギアマークのアイコンが表示されます。

  3. この画面から、別のディスクから起動する、セーフモードで起動する、macOS 復旧を使うなどの操作ができます。これらのオプションについて詳しくは、こちらを参照してください。

Intel 搭載の Mac

お使いの Mac に Apple シリコンが搭載されていない場合、その Mac は Intel 搭載モデルです。

キーコンビネーション使用時のガイドライン

  • 組み合わせるすべてのキーを同時に (一度に 1 つずつではなく) 長押ししてください。

  • Mac の再起動時にキーコンビネーションを使い損ねた場合は、まず Mac をシステム終了してください。システム終了できない場合は、Mac の電源ボタンを 10 秒ほど、Mac の電源が切れるまで押し続けます。次に、電源ボタンを押して Mac の電源を入れた後、キーコンビネーションを長押ししてください。

  • 場合によっては、起動時に Mac でキーボードが認識されるまで数秒待ってから、キーを押す必要があります。一部のキーボードには起動時に点滅するライトがあり、キーボードが認識され、使える状態になったことを知らせてくれます。

  • ワイヤレスキーボードをお使いの場合は、できれば、Mac に接続してください。または、内蔵キーボードや有線キーボードをお使いください。Windows パソコン用のキーボード (Windows ロゴの付いたキーボードなど) をお使いの場合は、Mac 用のキーボードを使ってみてください。

  • Mac にファームウェアパスワードがかかっている場合、一部のキーコンビネーションは機能しなくなります。先にファームウェアパスワードを無効にしておいてください。

  • Boot Camp を使って Microsoft Windows から起動している場合は、システム環境設定の「起動ディスク」パネルで、代わりに macOS から起動するように設定してください。その後、システム終了するか再起動して、もう一度試してください。

Intel 搭載 Mac 向けのキーコンビネーション

command (⌘) + R:内蔵の macOS 復旧システムから起動します。または、「option + command + R」キーまたは「shift + option + command + R」キーを使って、インターネット経由で macOS 復旧から起動します。macOS 復旧でインストールされる macOS のバージョンは、押したキーの組み合わせによって異なります。

option (⌥) または alt:起動時に Startup Manager を使います。ほかの起動ディスクまたはボリュームがある場合は、その中から選択できます。

option + command + P + RNVRAM または PRAM をリセットします。

shift (⇧)セーフモードで起動します。

DApple Diagnostics ユーティリティから起動します。または、「option + D」を使って、インターネット経由でこのユーティリティから起動します。

N:NetBoot サーバから起動します (Mac がネットワーク起動ボリュームに対応している場合)。サーバ上のデフォルトの起動イメージを使うには、代わりに「option + N」キーを押し続けます。

command + S:シングルユーザモードで起動します。macOS Mojave 以降では無効です。

Tターゲットディスクモードで起動します。

command + V:verbose モードで起動します。

取り出し (⏏) または F12 またはマウスボタンまたはトラックパッドボタン:リムーバブルメディア (光学式ディスクなど) を取り出します。

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